能登・珠洲市(石川県) – 『“ざっくばらんな”田舎ライフスタイル体験』2日目、ぼくらは現在、奥能登一周中。せっかくの能登旅、奥能登がどんなところなのかも、ざっくりみてみたい。
輪島の「朝市」、「塩の駅 輪島塩」、「垂水の滝」を後にしたぼくらが向かったのは、能登半島の先端「椿展望台」と「つばき茶屋」だ。
こんな感じの能登半島先端のダイナミックなエリアに位置する「つばき茶屋」。茶屋といっても、喫茶のように、コーヒーやジュースが飲めるだけではない。
「つばき茶屋」のメインは、漁師夫婦の番匠さん料理の魚介類。
ダイナミックな景観を見ながら食事することができる海女さん食堂。
「ザ・能登!」ってスポットがここだ。ここにくると「あ~能登へ来たなぁ~」という感じになることだろう。
いつの時期来ても良い眺めだ。この展望台から道路を渡ると「つばき茶屋」がある。今回の田舎体験のタイミングとマッチし、今季・今月(3月)、数日前からオープンしたばかりだった。
ちなみに、今回のメンバーは前日の記事で紹介したとおり(こちら)。みんな、ホントユニーク…独特の個性をもったメンバーだった。
さて、「つばき茶屋」の中へ入ってみよう。
「つばき茶屋」の中はこんな感じで、能登半島の絶景を見ながらランチを楽しむことができる。壁には広い“窓”があり能登半島の絶景を横目に、ランチを楽しむことができる。
ちなみに、ぶら下がっているランプの笠には、椿の絵が描かれている。番匠さんのお手製だ。
「つばき茶屋」のメニューは自然資源を活かした“石”。実にユニーク。石の表にはメニュー名、裏には値段が書いてある。ここの食堂の名刺も石なのだ。
昨晩のバーベキューから始まり、「つばき茶屋」前に行った「垂水の滝」から、“石”に関するネタは尽きない。どうやら、今回の体験は、“石”に縁があるようだ。
永作博美さんと佐々木希さんが登場した映画「さいはてにて」の舞台となったここ奥能登の珠洲。
その映画のモデルとなった二三味(にざみ)コーヒーをここで味わうことができる。
ちなみに、映画「さいはてにて」のコーヒー屋「ヨダカ珈琲」は、リアル店舗の「ヨダか珈琲」として、渋谷区神宮前にオープンした。カタカナ「カ」とひらがな「か」の一文字ちがい。映画「さいはてにて」の「ヨダカ珈琲」は、永作博美さんが演じた吉田岬が営み、神宮前の「ヨダか珈琲」は、永作博美さんがプロデュースしたもの。
映画撮影で永作さんや佐々木さんとお友だちになった番匠さんファミリーは神宮前の「ヨダか珈琲」オープン後、飛行機で東京へと飛び、オープンを祝ったそうだ。
番匠さん夫婦の漁船「栄光丸」の模型も飾られている。
能登半島と言えば、やはり魚介類だろう。珠洲の海女・番匠さつきさんと、漁師の旦那さんが、その日に採ってきた魚介類を出してくれる「でまかせ定食」に舌鼓。
「“渡辺謙”さん、味はどうだった?」
「いいね」と落ち着いたクールな感じの返答。
週末の昼はお客さんが多く忙しい時間帯。昼の時間帯を外せば、いつも元気な看板“海女おばちゃん”番匠さつきさんと、看板“娘”のさとみちゃんとの楽しい会話を楽しむことができるかもしれない。
能登で、2人の看板娘がいる食堂は珍しく…ここだけではないだろうか。
「つばき茶屋」の概要
● 営業時間: 10:00~16:00
● 定休日: 不定休(冬季休業)
● 住所: 珠洲市折戸町1-3-1
● 電話: 0768-86-2059
● オープン期間: 毎年3月下旬頃から12月中旬
※事前に電話での予約をお薦めする。
ここは能登半島の“さいはて”先端にある海女さんが店主 の「つばき茶屋」。なんでも美味しいのだが、お薦めは盛り沢山の「でまかせ定食」(1000円)。岩海苔うどんも美味しい。
そして、今回は特別に…久しぶりに来店する予定だった娘・結生のために、さとみちゃんが昨晩作ってくれたケーキ。残念ながら…結生を連れて行くことができなかったので、体験のみんなでいただきました。ありがとう、さとみちゃん。
次は…能登にある「日本列島の中心」へと向かう。(続きはこちら)
【表紙の写真: 今回参加してくれた東京在住の田舎ライフスタイル体験者のみんな】
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