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スズキ 軽ワゴン「エブリイ」をほんの5つのアイテム・約6万円、瞬で簡単に車中泊仕様「軽キャンピングカー」風にする方法

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田舎には夫婦1台づつ車が必要だ。うちにはキャンピングカー/車中泊仕様のハイエース“動く拠点”の他に、スズキの軽ワゴン「エブリイ」がある。多くの荷物が詰める積載能力と、フルフラットにすると車中泊仕様にして就寝できることからエブリイを選んだ。

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2019年の中古エブリイのハイルーフモデル「HBD-DA17V」で、後部座席をたおしフルフラットにしたときの荷台の長さは約170センチ、助手席をたおすと約230センチのスペースを確保することができ、就寝には十分なスペースだ。

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ただ、荷物の運搬用のバン車両なので、内装床面はごつごつで堅く、クッション性もなにもないので、そのまま寝ると快適ではない。

ここでは、5つの最小限のアイテム、計約6万円で、エブリイをとにかく簡単にキャンピングカー風、車中泊仕様にする方法について紹介する。

万が一、能登半島地震のようないつ起きるかわからない地震・災害が発生したときにも役立つかと思う。

もちろんのこと、工夫して、流行りのオシャレな板張りやクッションフロアーなどにして、バンライフ/キャンピングカー風にする手もあるが、時間と手間、そして費用がかかってしまう。

走行距離などにもよるが、ちょっとした車中泊装備を搭載した中古の軽ワゴンのエブリイなどをベース車両にしたキャンピングカー風の車は、ざっと150万円以上はする。

エブリ 車中泊,軽ワゴン 車中泊,エブリイ キャンピングカー,エブリイ 簡単 車中泊【スズキが紹介するエブリイの用途】

ハイエースやキャラバンなどの大型車両であれば、自分のように動く“家”風に作りこみたい気持ちはわかるのだが、軽ワゴンなどの軽自動車をキャンピングカー風にして車中泊旅をする、週末やほんの数日間の“軽キャン”車中泊のために、そこまでの時間・手間、労力、そして費用をかけたい?と疑問視する人も多いのではないだろうか。

今回、とにかくシンプルに、1人で車中泊旅を満喫したい人向けの参考例として、いかに簡単に、手間暇、お金をかけず、スズキの軽自動車/軽ワゴンをキャンピングカー風、車中泊仕様にできるか、ほんの秒と言っても過言ではないほど、簡単かつ快適にくつろげる方法を紹介したい。

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<< これだけは欲しい!という5つの車中泊アイテム >>

シェード(約3万円): いわゆる車向けのカーテンの役割を担う。これは高額だが、おすすめはアイズの断熱式のシェード。つくりもしっかりしている。節約のためと思い、以前アマゾンやヤフーショップなどが販売している安価なシェードを購入して、使っていたことがあったが、薄いシェードで断熱はなく、吸盤もひどい作りで、すぐに取れてしまった。アイスのシェードを強くおすすめしたい。
アイズのサイトはこちら

ベッドコット(約1万円): 車中泊でベッドは必要不可欠アイテム。様々なベッドコットが存在するが、ぼくが使っているものは、以下KingCamp(キングキャンプ)製の長さ約190センチの快適に寝られるベッドコット。助手席を倒すと、ちょうどエブリイにフィットする。サイドにポケットがあり、スマホやタブレットなどの小物を収納できる。リクライニング系の椅子にもなり快適だ。1欲を言えば、ひじ掛けがほしい。座ってパソコンやスマホをいじるとき、ひじ掛けがないと、両肩がこる。だが、現在、そんなベッドコットは存在しないようだ(こちら

エブリイ 車中泊,エブリイ キャンピングカー 改造,エブリイ 車中泊 改造,軽ワゴン 簡単 車中泊,エブリイ 改造 安く【助手席をたおし、ベッドコットをフラットに展開】

エブリイ 車中泊,エブリイ キャンピングカー 改造,エブリイ 車中泊 改造,軽ワゴン 簡単 車中泊,エブリイ 改造 安く【このようにリクライニング椅子にすることも可能】

エブリイ 車中泊,エブリイ キャンピングカー 改造,エブリイ 車中泊 改造,軽ワゴン 簡単 車中泊,エブリイ 改造 安く【ベッドコットにはサイドポケットもついている】

寝袋または掛布団(約4,000円~): 季節に応じた寝袋を準備したい。春・夏・秋の季節は軽い掛布団で十分かもしれない。あくまでも参考程度の寝袋はこちら

ランタン(3,000~5,000円前後): おすすめは車体にくっつけられるマグネット式で、最近のスマホと同じUSB-Cケーブルで充電ができるランタン型ライト。ケーブルの統一が楽になる。以下ランタンではスマホの充電も可能(こちら

ぼくが使っているランタンはこちら

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エブリイ専用のマット(約8,000円): 凸凹感がなくなり、そこそこ厚さがあるマット。じゅうたん的な存在になるので、これもおすすめしたい標準装備のアイテム(こちら

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ここまでで、約6万円以下で準備することができる。

<< 装備すれば、より快適になるエブリイ向けの車中泊アイテム >>

大き目のバスタオル: ベットコットが汚れないように、シーツ用途として利用。これは自宅の大き目のバスタオルを利用すると良いだろう。

ポータブルバッテリー: 電機製品の消費電力によるが、1~3日程度の旅行や出張、災害時でも利用でき、高出力のポータブルバッテリーをおすすめしたい。以下はぼくが利活用しているポータブルバッテリー。

・Jackery(ジャクリ) ポータブル電源 240 New 256Wh(約33,000円): ポータブルバッテリーの中では小容量だが、低予算で準備可能(こちら

・EcoFlow(エコフロー) ポータブル電源 RIVER 2 Pro 大容量 768Wh(約90,000円): こちらも大容量ではないが、コンパクトで出力がそこそこある(こちら

・Anker(アンカー) Solix C1000 ポータブル電源 1056Wh(約140,000円): 万が一の停電や災害のことを考えると、出力も高い大容量をおすすめしたいところだが高額で重量もそこそこ。バッテリーに照明も搭載している(こちら

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モバイルバッテリー(約5,000円~): 旅行の日数やガジェット/電機製品のバッテリー容量や、バッテリーの持ちの良さ、台数にもよるが、スマホ、タブレット、ランタンなど、小型のガジェット数台程度であれば以下Anker(アンカー)、UGREEN(ユーグリーン)などのバッグにも入る携帯性あるモバイルバッテリーで十分だろう。

・Anker PowerCore Essential 20000(20,000mAh)(約5,000円): 従来のスマホやタブレットの充電程度であればこれで十分(こちら

・UGREEN PD3.1 モバイルバッテリー(25,000mAh)(約13,600円): 上のAnkerとは異なり、計145Wの高出力バッテリー。USB-C充電可能なノートPCで、1日程度のPC使用であればこれで十分。走行距離にもよるが、日中、以下、シガーソケット機器で走行中に充電すれば、翌日、再度利用することもできる(こちら

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シガーソケット充電器(約6,000円): 走行中の充電用。90Wの出力でシガーソケットからPD充電できる優れもの。上のモバイルバッテリー、Surface GOなどのUSB-Cで充電できるタブレットPC、ノートPCなども充電可能。
・LinkOn 112W USB-C車用充電器(こちら

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防虫ネット(8,500円): 暑い季節にほしい車の網戸的なアイテム。だが、自宅と同じで、真夏はさすがに網戸では厳しいので、春や秋、涼しい朝晩用としたほうがいいかもしれない。
・エブリイ用の防虫ネット(こちら

リアゲートストッパー(約2,300円~): 防虫ネットをつけて、トランク/リアゲートを開けておきたい場合。防虫ネットをつけず、これを使用してリアゲートを開けて車中泊することはおすすめしない。
・長いストッパー(こちら
・短いストッパー(こちら

リリースガン(約8,000円): 運転で疲れたとき、腰、肩、足などの体の筋肉をほぐしてくれる超おすすめアイテム
・arboleaf 筋膜リリースガン(こちら

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テーブル: 高さ調節可能で、4折りに細く折りたたみ可能な小型テーブル
・KingCamp折り畳み式テーブル、幅60センチ×奥40センチぐらいのサイズを選びたい(こちら

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1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

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