能登ワインで試飲、醸造現場見学、ワイン購入後は、能登ワイン近くにあるジョージア(グルジア)“風”料理の「Ryu Cru (リゥ・クリゥ)」でランチ。(前回の能登ワイン“飲み放題”体験ストーリーはこちら)
※「Ryu Cru (リゥ・クリゥ)」は閉業しました。
ワインの発祥の地と言えば、フランスなどをイメージする人が多いかと思うが、実は発祥地はジョージアと言われている。
「グルジア風ランチ」に関して、「なぜ“風”としているのですか?」と聞いてみた。料理長はジョージアへ行ったことがないそうだが、ジョージアへ行ったことがあるオーナーが味などを料理長に伝え、日本人の味覚に合わせて開発・カスタマイズした料理メニュー。そのような背景から、“風”となっているそうだ。
「え!?それでここまで作れてしまうの!」とみんな驚き。料理はもちろん美味しい!シェフについてそこまで知っているわけではないが… それを聞いただけで、この味を表現できるのはスゴイなぁと思ってしまうし、すごい腕である。
さて、どんな料理だったのか…
これは、チーズパン「ハチャプリ」。現在のピザの原型が「これ!」と言われているそうだ。
熱々のチーズの上に生卵を落とし、かき混ぜながら食べるそうだが、日本向けにローカライズしているとのことだった。
写真のとおり、わかるかと思うが、「リゥ・クリゥ」では、半熟卵やスクランブルエッグを使用している。
こちらは、現在の餃子の元になったと言われている「ヒンカリのスープ」。
ジョージアでは肉まんほどの大きさで、手でつまんで食べるそうだ。「リゥ・クリゥ」では、旬の魚介を、野菜は地元で採れたものを使用している。
こちらは牛スジの赤みそと能登ワイン煮込み。
金沢の板前さんと開発したもの。ジョージアでは豚肉の料理が多いそうだが、「リゥ・クリゥ」では日本の要素を取り入れ、牛スジや味噌を使い、和風にアレンジしている。
これらジョージアで代表的な郷土料理を中心に、「リゥ・クリゥ」でしか味わえないワイン用品種「ヤマソーヴィニヨン」の果汁で作ったノンアルコールのサングリアや、自社製造のピクルスも付いてくる。
このオプション ときには、ノンアルコールのホットワインになるそうだ。
グルジア風ランチでは、このサングリアか、能登ワインどちらか1杯を選ぶことができる。
サラダには、ぶどうの果汁で作ったドレッシングとパリパリの野菜チップスを添えている。
この美味しさとボリュームで950円はお手頃価格だ!
ジョージア“風”料理「リゥ・クリゥ」 営業概要
● 営業時間: 10:00~17:00
● 定休日: 不定休 (イベント参加などのため休業の場合あり。事前に電話連絡をお薦めしたい)
● 住所: 〒927-0006 石川県鳳珠郡旭ヶ丘ち52-1
● 電話: 0768-56-1522 ※電話がつながらないときがある。フェイスブックページからの問い合わせもお薦めしたい。
● 駐車場: 10台以上あり
● アクセス:
・のと里山空港から車で約25分(こちら)
・穴水駅からバスと徒歩で約35分(こちら)
・金沢駅から電車とバスで約3時間30分(こちら)
● そのほか:
・グルジア“風”料理は要予約
・Wi-Fiもあり
ちなみに、3月中に、ジョージア産のぶどうの苗木30本が届く予定で、これから新たな品種のぶどうを育てるそうだ。
その後、ぼくらは、「国民宿舎 能登小牧台」の温泉で、ゆった〜りとした時間を過ごし…
温泉では、常に針を持ち歩く“遊牧”スタイルの鍼灸師(しんきゅうし)・按摩(あんま)マッサージ指圧師 小林哲也さんの能登移住計画について会話を楽しんだ。
そして、スーパー「どんたく」でお土産と、フィニッシュのお惣菜を…
なぜここでお惣菜?!
昨晩のバーベキューでは「え?こんなに沢山食べられるの?!」という量の食料を調達、「絶対余るなぁ~」と思ったが、ほぼ全て食べてしまったみんな。
ジョージアランチの12:00から のと里山空港17:00出発前でお腹が空いたのと、「夕飯を済ませたかった」という思いから、「どんたく」で購入した惣菜寿司を空港で食べ始めた(笑)
前回と変わらず、みんなのマイペースは変わっていない。
17:00発のANA飛行機で東京へと発ち、1日半の「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」が終了したのだった。
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