この日 早朝5:00頃から、恵理子の旦那・章吾さんは、岩車漁港で釣り。(前日の田舎体験ストーリーはこちら)
昨日も書いたとおり、田舎バックパッカー宅から漁港または海への距離はわずか140メートル弱、徒歩1~2分程度。
穴水町岩車は、いつでも、魚釣りや海で泳ぐことができる自然環境にある村。
恵理子ファミリーが穴水へ来る数日前から、能登の朝晩はかなり冷え込んだのだが、昨日の雷雨の影響か、暑さが一気に戻ってきた。
恵理子には、「朝晩冷え込むから、長袖かトレーナーをもってきたほうがいいよぉ~」と伝えていたが、その必要は全くなく、夜は掛け布団すら不要となった3日間の田舎体験となった。
【輪島 朝一では、霧水が放水するパラソルが子どもたちに大人気】
そんな暑さに構わず、とにかく“はしゃぐ”のは結生。あまりエアコンを使っていないせいか、暑さに強くなっていると感じた。
しかしながら、この日は最高34度近い気温となり、実に暑かった。その暑さの中、巡ったのは奥能登エリア。
奥能登とは、能登半島先端にある穴水町、輪島市、珠洲市、能登町、4つの市町村を指す。。
【さぁ、奥能登一周しに行こう!と、2歳の真奈(まな)ちゃんの手をつないで車へ】
せっかくの能登旅であり、そう頻繁に来られない奥能登、やっぱり観光地も見てみたい。
そんな背景から、毎回、お決まりで組み込んでいるのが、この奥能登一周の“旅”だ。
【輪島朝一で食べに行こうと思っていた軽食屋が混んでいたので、お腹を意外と満たしてくれる「いしる焼 鯛ちくわ」をいただく】
【輪島朝一では、とにかく、いろんなところで立ち止まるみんな】
「ただの観光スポット巡りかぁ~」と思いがちなので、追加しておくと、ただの観光だけではない。
一部はただ単に写真を撮るだけのような場所もあるが、基本、観光先々の人たちを、ほぼみんな知っているので、人との触れ合い/交流もベースとなっている奥能登一周の“旅”となっている。
例えば、珠洲の先端にある海女さん食堂の「つばき茶屋」。そこのオーナーである番匠さつきさんとは、2010年10月、奥能登を徒歩でバックパッカー旅をしたときに出会った。能登移住後も仲良い“仲間”。
白米千枚田の一売店のおばあちゃんや、おばちゃんたちとは、能登移住でお世話になっている岩車の新田信明さん家族とつながっているので、ぼくも仲良くさせてもらっている。毎回、行くとなにかとお話する仲。
輪島の塩の駅 輪島製塩も同じく。お店の“美人”スタッフさんたちも知っているので、「彼氏募集中」のスタッフがいることすら知っている(笑)
また、ただ単の観光スポットの“面白さ”、観光先での“楽しみ”も把握しているので、楽しみながら“観光”することができる。
「どこのソフトクリームが美味しい・ユニーク」「滝スポット、実はここが面白い」「生馬作ストーリーの見附島に住む伝説」などなど…
【「垂水の滝」周辺海岸で“ちょい”海遊び。結生は足を滑らせ海の中へじゃぼん!ここから先、結生はパンツ一丁の旅となった】
ルートはざっくりこんな感じではあるが、輪島朝一での寄り道、“遊び”時間が長かったり、この日の暑さから、禄剛崎灯台や九十九湾はスキップ。
【この“ざっくらん”感、遠慮なしの感じが良いね】
夜は章吾さんが、“ちょい”熱っぽくダウンしていたので、バーベキューは控えて、家で昨晩の残りをメインに鉄板焼き!
盆時期 穴水・輪島・珠洲などの奥能登の混雑状況はどんな感じなのか?
せっかくなので、そんなトピックについて、載せておこう。
まず、移住先の穴水町にあるスーパー「どんたく」の混雑具合には驚いた。
盆で家族が集まるからか、いつもの総菜コーナーには、コロッケだけなど、“細かい”単品商品がなく、全てが「オードブル」に、寿司コーナーも「オードブル」に代わっていた。
盆の時期の需要をしっかり把握していることを感じられる。
駐車場は満車に近く、店内も通常の3~4倍のお客さんがいた雰囲気だった。
輪島の朝一は通常の連休通りで、多くの観光客で賑わっていた。
だが、そうは言っても、東京・原宿の竹下通りや、鎌倉の小町通のように、人混みで歩けなくなるほどにはならないので、心配ない。
そこまでの混み具合は、輪島の花火大会のときぐらいだろう。行ったことはないが、車で輪島を出るのに、1時間以上待つそうだ。
意外にも、白米千枚田の駐車場では、待つことなく、スムーズに車を入れることができた。ゴールデンウィークは5〜10台のクルマが駐車場待ちで並んでいた。
輪島の塩の駅は前日のほうが賑わっていたと話していたが、それでも、そこそこ人がいたような気がする。
珠洲の「これぞ能登!」の絶景を前にランチやお茶ができる海女さん食堂「つばき茶屋」は人気だ。
いつもだったら予約をしてから行くのだが、今回は、子どもが多く、時間が読めないと判断し、直前の連絡となってしまった。
13:00過ぎに到着したが、満席で30分ほど待った。だが、ここは待つほど価値がある絶景食堂だ。
あと、追加… 珠洲で最近見つけたもう1つのお薦め食堂は「いかなてて」。レコード屋「LIBRARY RECORDS」と併設している食堂。
地元の米や、珠洲のレアな塩を使ったカレーがとにかく美味いのだ!
こちらはカレー好きな娘・結生とのクルマ旅で見つけたので、また別途レポートしたいと思っている
「ランプの宿」エリア、見附島は、“いつもの”混雑具合という感じで、10〜20名ぐらいかなぁってところ。
遠くからしか見ていないが、見附島のキャンプサイトが賑わっていた。
【珠洲にある「Cafe Cove」や「木ノ浦海域公園」はほぼ満車】
ちなみに、奥能登が車で渋滞することは滅多にない。道路の車はほぼ法定速度以上で流れている。
さて、田舎体験の話しに戻ろう。
翌日は田舎体験最終日、恵理子ファミリーは、小松空港から東京へ戻る。
通常、東京から奥能登へのアクセスは能登空港がベストだが、福井の恐竜博物館、和倉温泉、のと鉄道での電車旅も今回の“旅”ルートに入れたかったので、小松空港発着にしたそうだ。
また、盆の時期は、能登空港と羽田空港間の航空券は高額になってしまう背景もあった。
翌日は、18:30ごろの小松空港発の飛行機なので、15:00前には穴水町を出たほうが良いわけだが… 出発ぎりぎりまで、とにかく遊んだ最終日となった。(続きはこちら)
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