能登・輪島市(石川県) – 引き続き、奥能登一周のクルマ旅は続いている。
現在、能登での「“ざっくばらんな”田舎ライフスタイル体験」中で、東京から7人の仲間が参加してくれた。
移住してから、ほぼ毎月だろうか…ぼくの大学時代の友だち、元同僚、それら“つながり”からの友だちが、ぼくらの移住先 能登に来ている。嬉しいことに、これまでの“つながり”は絶えない。今回も元・同僚からのつながりで、みんなが来てくれたのだ。“つながり”に感謝である。
さてさて…
輪島の白米千枚田を後にしたぼくらの旅先は、能登空港や、能登半島の電車の終着駅・穴水駅から一番近い塩田「塩の駅 輪島塩」へと向かった。ちなみに、塩の駅は「駅」という名称がついているが、電車の駅ではなく、「道の駅」のような感じである。「道の駅」のように車中泊できるわけではない。(前回の話しはこちら)
以前は能登半島の先端方面へと列車が走っていたが、現在は穴水駅までしか行けない。
列車で奥能登へ来た場合、それより奥の輪島、珠洲、能登町方面へは、本数が少ないバスや、レンタカーで行くしかない。もしくは自転車か…歩きで頑張るしかない。(奥能登一周の歩きバックパッカー旅に関してはこちら)
せっかく、輪島の朝市、能登の白米千枚田まで来たら…
その先にある能登半島の先端エリアである珠洲・能登町・穴水町含めた奥能登一周をお薦めしたい。思わずため息をついてしまうような、日本海の絶景に出会うことができる。「ここへも足を延ばしたい!」というスポットの一つだ。
話しを戻そう。さて、ここ「塩の駅 輪島塩」では、
天然の塩の味見、天日干しの塩の製造工程、塩田での塩作りの様子、塩の釜炊き、最終工程でるにがり、作ったばかりの塩、天然の塩を活用した加工品など、もろもろ一連の工程を体感することができる。
塩の製造工程などに関して丁寧にわかりやすく無料で説明してくれ、塩をパッケージにして販売するまでの“苦労”を体感することができるスポットだ。 やはり現場の人からの説明が一番わかりやすいし、感情がこもる。
売店に入ると、お客さんにお茶を振る舞ってくれるサービスも嬉しい。ただ、ほとんどの人が気にしないと思うが…資源を大切にしたいぼくにとっては、できれば、紙コップでなく、洗って使用できるコップを使用してほしいと思ってしまう。あくまでも個人的な意見だが…
都会や田舎問わず、多くのスーパー、レストラン・食堂などでは、ほぼ“ケミカル”/化学的に調合し、自然な栄養が失われた塩「食卓塩」を目にすることが多い。
ここで説明を受けるとおり、天然の塩には労力と、その分の費用がかかり、負担は大きい。しかし、地球に生まれたぼくら、人の体に欠かせない塩含め、可能なかぎり、この地球の恵み/自然からできた体に優しいものを体に取り入れたい。 このようにまずは外の塩田で説明を受けたい。いつも常連のぼくや、体験のみんなに説明をしてくれるのは、大下常男さんだ。いつもぼくらのお客さんに塩が出来上がるまでの工程を一から説明してくれる。 |
昔はこのようにして、桶に海水を入れて、海水が入った重い桶を肩全体で担いで、海水を塩田にまいていたが、現在はどこの塩田もポンプとホースで海水を吸い上げて塩田に撒いている。
天日干しし、塩濃度をさらに濃くして濾過。何時間もかけて、薪で釜抱きする。
釜だきして、その後、濾過して出てきた液体が苦汁(にがり)だ。
『塩の駅 輪島塩』の売店へ
最終工程作業、塩以外のものが入っていないか検品する作業を、売店内で見ることができるかもしれない。
これら一連のプロセスを聞いたあとに、塩田の売店へと足を運びたい。お茶を一杯いただきリラックス。
まずお薦めしたいのは、塩の駅 輪島塩にあるソフトクリーム。この濃厚なソフトクリームに、塩田の塩をふりかけて食べる。これが意外にも絶妙なコンビネーションで美味いのだ!お薦めはごまソフトだけど、どの味も濃厚で美味しい。
新たに作ったこのケーキも美味しい。これにも輪島の塩を使っている。
能登のにがりを使って、とにかく美味しい豆腐を作ることもできる。もしよかったら、友だち・知人限定で、ついでのときに、にがりを代理で購入することも可能なので言ってね。
究極の豆腐の作り方はこちら。
ちなみに、2014年7月13日(日)に日本テレビの番組「鉄腕ダッシュ」の「世界一うまいラーメンがつくれるか!」で『究極の塩』として紹介されたのが、能登の塩だ。番組では、能登の中でも、珠洲の「奥能登揚げ浜塩」が紹介され、番組の影響で、1日で1年分の塩の注文が入ったんだとか。
その後、NHKの連続テレビ小説「まれ」でも、能登の塩田がメインロケ地の一部として放送され、能登の塩は大人気。移住当時はこんなことなかったのだが、「お一人様一袋まで」の販売となってしまった。
そんな大人気の塩田を後にしたぼくらが向かった先は…(続きはこちら)
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