1月31日(土)と2月1日(日)に、ぼくらバックパッカーが移住した能登半島 穴水町(石川県)で奥能登最大級の牡蠣イベント『雪中ジャンボかきまつり2015』が始まった。
ぼくらがこのかきまつりに参加するのは今回が初めて!2010年10月から、バックパッカー旅期間含め穴水に来てもう4年が経ち、そして町内の岩車地区に鎌倉から移住して約1年半だが、去年は徳島県上勝町への行き来があり、“半”徳島・”半”能登の田舎暮らしだったため、この牡蠣祭りへは行けていなかったのだ!
「雪中ジャンボかきまつり」は1988年(昭和63年)から始まり今回で28回目となり“そこそこ”歴史あるイベントだ。
会場のテントの下には、同じく奥能登の珠洲の珪藻土でつくられた400個以上の炭火コンロが並べられ、その長さ総延長約400メートル!で賑わう牡蠣祭りとなり、能登半島/奥能登では最大級で一番早い時期に開催される牡蠣(かき)の大イベントとなる。用意された牡蠣はなんと13万個!
ぼくらの現在住む岩車で、牡蠣の養殖をする漁師・区長の岩崎さん、川端勝男さんなどはここ1~2週間、この『雪中ジャンボかきまつり2015』向けの牡蠣 出荷作業で大忙しだったようだ。
去年と比べると今年の牡蠣の実入りは早く、実が大きい!ぼくは既に、岩崎さんや川端さんから牡蠣を購入したり・いただいたりするなどして、味わったが…今年の牡蠣はうまい!(まぁ、毎年、「うまい!」と言っていると思うが…)
つい先日は京都の笠置キャンプ場で関西のクルマ旅人仲間に能登の牡蠣を振る舞ってきたところで、実がかなり大きかったし、海の塩味がきいていて美味しかった!
かきまつりの会場ではビニール一袋に殻つきの牡蠣10個が1000円で販売されている。が、牡蠣には…もちろん当たり外れがあり…ぼくらが購入したものは残念ながら”実”が小さかった!
【雪中ジャンボかきまつり2015の主な概要】
●日時: 2015年1月31日(土)10:00~16:00、2月1日(日)9:00~15:00
●場所・アクセス: 石川県穴水町 穴水港湾 あすなろ広場、のと鉄道 穴水駅から徒歩約10分~15分
●問い合わせ先: 穴水町観光物産協会(役場・政策調整課)0768-52-3790
●主催: 穴水町観光物産協会(北國新聞社共催)
●料金: 殻付き牡蠣 1袋1000円
穴水町観光物産協会の副会長で、穴水内でぼくらが住む地区 岩車(いわぐるま)の新田良孝さんによると、「今日は10:00開催だったが、曇り時々雪の天候の寒~い中、早くから大勢が並んでいたため、9:45に会場をオープンした」そうだ。
牡蠣の他、カキ飯や鍋物、このわた、能登ワイン、能登シイタケ、ナマコ、干物などなど…穴水の特産品も売っている。炭火コンロでは、牡蠣だけでなく、地元の魚屋さんや漁師さんたちの店から、ハチメ、能登牛の串焼きなど能登・北陸の海の幸を購入して、焼いている人たちも沢山いた。もちろん、地酒、ビールやワインなども購入できる!
2014年には約4万4千人、2013年には約4万3千人が集まった。今年は、4万5千人?6千人になるのだろうか… 毎年、多くの観光バスもこの『雪中ジャンボかきまつり』にやってくるそうだ。穴水で一番混むイベント…これだけこの町に集まるイベントは見たことがない。(ちなみに、イベント関係者でなければ、地元・穴水の人はほとんど行かないようだ…
ぼくらが出会ったのは新潟、長野、山形などからこのイベントに来た人たちで、県外の遠方から参加する人が多く、クルマも混み合う。会場のあすなろ広場に駐車場はあるが、そこだけでは足りないので、穴水町役場、宝山マリーナなど、会場付近にある駐車場も使用、これら駐車場からかきまつり会場まで、無料シャトルバスを走らせている。
かき祭りイベント最終日に毎年の来場者数が公表されるようだが、北陸新幹線の開業、NHK朝ドラ(連続テレビ小説)「マッサン」の次に始まる「まれ」や、佐々木希さんや永作博美さん主演の映画「さいはてにて」など、奥能登の田舎が舞台となるものが多く、テレビや社会的動向が北陸や能登に向いていることから、客数は過去最大になるのではないだろうか。
ぼくらは、昨日・地元のスーパー「どんたく」で出会った穴水高校の英語アシスタント教師のBetsy(ベッツィー)や、Betsyの英語教師仲間で能登町で英語を教えるOlivia(オリビア)と珠洲のKira(キラ)など、同じく能登のあらゆる地区で英語アシスタント教師を務める彼女らの友人と、コンロを囲んで牡蠣を楽しんだ。みんな、地方自治体が総務省、外務省、文部科学省、一般財団法人自治体国際化協会の協力の下に実施しているJETプログラム(語学指導等を行う外国青年招致事業、The Japan Exchange and Teaching Programme)で来日中の英語の先生たち。
穴水で英語メインで話せる人に出会うのは今回が初めてかもしれない…都会では英語を母国語とする人たちと頻繁に会うが、田舎でネイティブな人たちに出会うことは滅多にないのだ。
そんなこんなで…今年初めて参加した「雪中ジャンボかきまつり」を楽しんだぼくらバックパッカーファミリーだった。
「雪中ジャンボかきまつり2015」は今日まで!
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