“芯漆(しんしつ)”の日本語と英語のホームページ制作がほぼ完了!“芯漆”とは、“芯”から表面までが、純国産“漆”だけでつくられているという驚きの芸術品。
従来の輪島塗、京漆器、会津塗などでは下地となる木地に漆をほんの0.1ミリ程度が塗られているが、“芯漆”では木地なし、全てが国産漆100%だけで作られている。漆の“樹液”だけでできている。漆の樹液だけで、阿修羅像とかつくっているなんて…信じられますか?
“木地”を使った従来の漆器は異なる環境へ持っていくと、気候の違いで割れてしまうことが多いそうだ。まぁ、下地は“木”だからね。
漆の性質は“琥珀”とほぼ同じ。最近では、約1億年前に琥珀に包まれた蛇の赤ちゃんやアンモナイトなどが発見されている。“漆だけ”で作れば、半永久的に長持ちするということだ。
ちなみに、現在の漆器の9割以上は中国産の漆が使われているそうだ。中国産やその他産地の漆が悪いというわけではなく、漆の木は育つ場所によって成分が異なる。日本産の漆はウルシオールが多く含まれ、硬くなり、キズがつきにくいので、できあがりが全く違う。
ホームページからは、“体感”ってやつが伝わらないのが残念だが、実際、“芯漆”作品を手に持ってみると、「これが真の“漆”の良さか!!」ってのがほんと〜によくわかる。そして、口にさせてもらうと「この漆器、生きてるんじゃない?!」って疑問が頭を過ってしまう。って実際のところ、漆は中で生き続けているそうだ。
これぞ、日本が誇る“漆”文化の代表作。漆器最高峰の「日本の文化を担う・漆の美展」では、この若さで既に、漆芸家なら誰もが夢みる最高賞の農林水産大臣賞を受賞。明治神宮に作品が奉納されるほど。
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