能登・穴水町岩車(石川県) – 先日取材したオックスフォード大学の准教授 マイケル・オズボーンさんの記事が、経営学誌「ハーバード・ビジネス・レビュー」ウェブ版(約95万PV/月)の日本語版に載った。
「ハーバード・ビジネス・レビュー(Harvard Business Review)」はハーバード大学の経営大学院ハーバード・ビジネス・スクールが発行するビジネス・経営誌。「全世界で12ヶ国、60万人以上」、企業のCEOなど 経営者が読者に多い。
日本では、編集・発行権利をもつダイヤモンド社が、アメリカ現地の「ハーバード・ビジネス・レビュー」の翻訳記事や、日本独自の記事をベースに、日本語版『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』として出版している。
ダイヤモンド社はビジネス誌で有名な「週刊ダイヤモンド」などを発行している出版社だ。
担当してきたクライアントの広報担当者の中には、「ハーバード・ビジネス・レビューに、なんとか社長取材を仕込めませんか?」と言う人も多かった。経営者向けにサービス/商品を提供する会社であれば、この雑誌に載ることで、今後のビジネスに発展する可能性を秘めている雑誌なのだ。
海外の著名人は「自分の論文が『ハーバード・ビジネス・レビュー』に掲載された」=「一流のハーバード大学に認められたんだよ!」と誇らしげに語る人や、プロフィールに書く人もいるぐらい。
中小や大企業の役員会議に出席するような人たちであれば、会社や個人ベースで定期購読している人もいるだろう。
で、そんな雑誌に…田舎バックパッカーのぼくが?!
バックパッカーが載っているのか?!
今回、その“格式の高い”「DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー」に、田舎バックパッカーのぼくが載ったの?!
って…そんなはずがない。
今回、冒頭でも既に伝えているが、イギリスのオックスフォード大学准教授 マイケル・オズボーンさんへの取材依頼、現場取材、ラフ原稿の作成など、取材コーディネート全般をサポートさせてもらった。
今回のテーマに合わせ、ぼくが提出したラフ原稿は、編集側が“超”うまく加工・編集している。(実際の記事はこちら。前編と後編あり)
タイトルは、『人工知能は人間の働き方をどのように変えるのか』で、最近の社会的動向では旬なテーマだ。
AIなどテクノロジーの進化で変わる働き方
イギリス・オックスフォード大学での取材になるかと思ったが、オズボーンさんから「朝日新聞社主催の国際シンポジウ『朝日地球会議2016』で講演するので、その際にいかがですか?」と返事をもらい、帝国ホテルで取材を行った。
【帝国ホテルの取材現場】
ヨーロッパ最大手の人材サービス日本法人アデコの代表取締役社長の川崎健一郎さんとの対談系の取材、記事掲載となった。(アデコに関する情報はこちら)
今年の夏、シリコンバレーのSingularity University(シンギュラリティ大学)へも取材で行ったのだが、最近の取材内容は、会社生活を離れて、田舎でライフスタイルを始めたここ5年間で、自身が感じてきた「テクノロジーの進化のおかげで田舎でも暮らせる時代」に共通することばかり。
加えて言えば、テクノロジーだけでなく、「自分が持っている技術/スキル」も活用しなければ生きていけない時代でもある。
そして、もう一つはこれまで東京で一生懸命行ってきた“私事(しごと)”からの人間関係が大きく影響している。
【東京・銀座にある帝国ホテル】
これら、あらゆるテクノロジーと、培ってきたスキルの活用、人間関係で、これまで「仕事がない」とイメージされてきた田舎/地方にいても、“私事”ができるようになってきた。
これは自身が田舎でそれらを実行しながら気づいてきたことで、東京から近い地元・鎌倉でフリーランス/個人事業をしていたら感じられず、東京から500キロ離れた田舎だったからこそ、より深く感じているのかもしれない。
今回の件、またまた、ダイヤモンド社 出版部門の副編集長おとなぎさんに感謝だ。
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