残念ながら、ソネットはnuroモバイルの「0 SIM」プランを終了することを発表した。 ● 通話向け最安MVNO格安SIM「0 SIM」20年8月末でサービス終了 | 田舎でITレビュー |
前回の話しのとおり、田舎バックパッカーの田舎暮らし 自宅と、田舎(地方)“旅”先のインターネット/データ通信を『FUJI Wifi(フジワイファイ)』で統一した。(前回の話しはこちら)
さて、自宅や旅先のインターネット/データ通信をFUJI Wifiで統一したのはいいが、音声通話はどうする?
デュアルSIMスロットを活用?!まず考えたことはスマホに2枚のSIMを入れることだが…
過去使ってきた格安SIMの通信速度に対する不満と、NTTぷららLTEが終了することが、FUJI Wifiに乗り換えた最大のきっかけだ。
今回、これを機に、ぼくのスマートフォン「Huawei Mate9」が搭載する機能の一つ、2枚のSIMカードを挿入することができる「デュアルSIMスロット」をうまく活用することも考えた。
「デュアルSIMスロット」の機能を使えば、1社の格安SIMに絞る必要がない。
簡単に言うと、
● インターネット/データ通信(昔の言い方で言えば「パケット通信」)ではA社。
● 音声通話/電話はB社。
というふうに、1つのSIMトレイに、格安SIM一社の①データ通信用のカードと、もう1つのトレイには、別会社の②音声通話用のSIMカードを、データ通信と音声通話それぞれで、別の通信会社と契約して、自分に最適な格安SIMの通信サービスを選ぶことができる。
デュアルSIMスロットの活用も視野に入れて、「音声通話と、データ/インターネット通信それぞれで、どのMVNOの格安SIMがいいのか?」と考え、主要の格安SIMについて調べた。
っと、考えてはいたのだが…
主要約30社のプランを調べあげ、ぷららやDTIなど約5社を実際活用した経験から、まず、インターネット/データ通信で見つけたのは、自宅や旅先でデータ容量制限を気にすることなく使える『FUJI Wifi』の「月間100ギガプラン」(割引込みで月額約3,500円(税込))となり、FUJI WifiからモバイルWi-Fiルーターをレンタルすることになり…
結局のところ、Mate9のデュアルSIMスロット機能は使わないというオチに…
ということで、まずインターネット/データ通信は、FUJI Wifiの「月間100ギガプラン」で決めた。
● 田舎でITレビュー:旅と暮らし、速度制限なし・容量100GB 月約3000円の爆速格安SIM『FUJI Wifi』で統一 ~ そろそろケーブルTVや光のネット回線を解約したらどう? ~ |
● 田舎バックパッカーのITレビュー:『FUJI Wifi』に乗り換えた背景 〜 格安SIM「データ使い放題」の現実 〜 |
音声通話だけなら『0SIM』音声通話 基本料金700円で通話10円/30秒
そんなこんなで、主要約30社の格安SIMを調べたところ、音声通話に特化した格安SIMで最安だったのは『0SIM』。
0SIMに次いで、安価だった音声通話の格安SIMは、ロケットモバイルの約950円、次はフリーテルの約1000円の基本料金だった。
通話料金はどこも20円/30秒で変わらない。
音声通話は基本料金の値段で選び、ソネット(ソニーネットワークコミュニケーションズ)のnuroモバイル「0SIM」を使うことにした。
その最大に理由は、基本料金が最安という点の他…
● 過去の請求履歴から音声通話時間は月10分もない。ほとんどの通話が、スマホを持っていない地元漁村の近所、出版社の編集者のみと、ほんの数人と限られている。
● 家族、友だち、仕事仲間とのコミュニケーションは、フェイスブックメッセンジャー、バイバー、ライン、ワッツアップ、チャットワーク、グーグルハングアウトなど、ネットを介したメッセージのやり取り、これらの無料通話機能の使用、メールのやり取りで済んでいる。
これら2点を考えると「音声通話の基本料金が最安の格安SIMを探せばいいよね」という結論にたどり着いた。
電話での音声通話時間が、少なければ、オプションとして「通話放題」に入る必要もない。
今後、通話時間が多くなりそうであれば、別途、通話放題のオプションがある格安SIMを選べば良いだろう。
ソネットの「0SIM」の基本料金は700円。500MB以下のデータ通信量であれば、データ通信費は0円で、500MB以上データを使うと段階的に課金されるシステムとなっている。
データ/インターネット通信に関しては、FUJI Wifiを使うので、0SIMでデータ通信を行う予定はなく、データ通信の課金を心配する必要はない。
0SIMはまさに、音声通話だけに特化した安価な格安SIMと言える。
それは、この記事の最後に書いてあるnuroモバイルのオペレーターとのやり取りを読めばわかるかと思う。
ちなみに、0SIMの音声通話料金は、通常20円/30秒だが、「nuroモバイルアプリ」を使うことで、通常の半額10円/30秒になる。
インターネット/データ通信は、FUJI Wifiを活用するので、電話しなければ、月額 基本料金700円におさまる。
毎月5〜15分程度の音声通話であれば、基本料金含め毎月1,000円前後の請求となる。
nuroモバイルの通話放題のオプションは5分で800円。最低でも月40分以上、通話しなければ、元が取れない計算だ。今後、必要に応じて申し込めば良いだろう。
ってなわけで…FUJI Wifiの約3500円と、0SIMの700円~約1000円で、月額約4500円前後の通信費になる見込みだ。
追加すると、結花は、DTI SIMの音声通話とデータ容量3GBプラン約1500円と、5分以内であれば無料となる「でんわかけ放題」オプション(約800円)に入っている。
なので、中川家全体としては、電話やインターネットなど含む通信費は約7000円となる見込み。
『0SIM』は評判が悪い?!
タイトルで0SIMは評判が悪いと題したが、0SIMの評判はネット上で、かな〜りよろしくない。
どうやらインターネット/データ通信速度が、とんでもなく遅いようだ。
それもそのはず?!
ぼくがnuroモバイルに電話したとき、オペレーターが「データ通信の評判は悪いのですが、大丈夫ですか…?」と心配して尋ねてくる。
「音声通話のみで、0SIMを使うつもりなので」と伝えると、
「あ、それでは、問題ないですね」と返答してきた。
インターネット/データ通信の遅さを認めているということだ。
データ通信に関しては、問題“ありあり”のようだが、音声通話/電話機能に関しては全く問題がないと伝えてきた。
音声通話のみで、最安の格安SIMを探しているようであれば、ソネットの『0SIM』をお薦めしたい。(続きは…「約1ヶ月FUJI Wifiの『月間100ギガプラン』で200GBを超えると…どうなるの!?」)
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早速のご返答ありがとうございます!
通話専用で0simを考えていまして、この点だけ気になったので質問させて頂きました。
現状ドコモ系の格安simを使っていて問題ありませんので、非常に心強いです。
貴重な情報ありがとうございました!
はじめまして。
0simに興味を持っていまして、楽しく読ませて頂きました。
ありがとうございます。
1つお聞きしたいのですが、0simの通話(LINEの通話機能などではなく、「090,080,070」での通話)
は電波のつながりはいかがでしょうか?
音声品質などは普通であればいいのですが、ちゃんと電話の掛ける・受けるが出来て、途中で途切れない、
というところが大丈夫か気になっています。
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いします。
こんにちは。はじめまして。コメントいただきまして、ありがとうございます。
0simはドコモ回線の基盤を使っています。なので、現在、hiroさんが、ドコモを使っていらっしゃるようであれば、音声品質は現在のものと同じと考えればよろしいかと思います。
音声品質はドコモによってきます。電波障害などなければ、全く問題なく利活用できていますよ。(特に障害などと一度も体験したことはありませんが)
ぼくは0simを現在も使っていて、利活用して数か月以上になるかと思います。これまで、不満に思ったことは一度もありません。このブログに書いたとおりの活用方法で、現在も使っているので、費用も毎月700~1000円以内で済んでいます。
あと、一応、追加しておきますと、現在、hiroさんがいらっしゃる地域の電波状況や、携帯電話機器本体の質にもよってはきますかね。それらが問題なければ、全く問題なく使えるかと思いますよ。