ぼくら一家は現在、年末年始で実家神奈川県鎌倉市にいて、能登半島地震から離れたところにいたので、大丈夫だったのだが、移住先の石川県穴水町、岩車(いわぐるま)地区や、運営する車中泊スポット「田舎バックパッカーハウス」がある川尻地区は大変な状態になっている。
岩車地区でお世話になっている新田信明さんによると、幸いにも、岩車の住人たちは怪我もなく無事とのこと。ただ、自宅の一部や蔵が倒壊したことを耳にしている。
みんな、車で旧岩車小学校に避難して、そこで車中泊したとのこと。車中泊にもエコノミークラス症候群のリスクがあるので、気をつけてほしい。
そして、ぼくが運営する車中泊スポットでシェアハウスの「田舎バックパッカーハウス」、外観は大丈夫そうだが、中は壊滅的な状態とのことで、住める状態ではなくなったとのこと。シェアハウスに住むドイツからの移住者 アルチャから連絡があった。アルチャは地震時、街のほうで友人家族と過ごしていたので無事だ。
穴水町の街⇔中居⇔比良⇔川尻から岩車への坂道⇔(岩車集落先にある別荘地)椿崎の道もぐちゃぐちゃの様子。
一番状況が悪いのは穴水町の街中と聞いている。街のほうは埋め立て地という背景からだろうか。穴水町の端にある村々/集落よりも悪い状況とのことだ。
岩車にあるぼくの自宅は外観は大丈夫そうだが、「田舎バックパッカーハウス」と同様、中がどうなっていることやら… 現地へ行ってみないとわからない。
ぼくはこれから、ハイエース“動く拠点”に必要な物資を積んで、鎌倉から現地へ戻ることを検討中。とにかく、現地が心配すぎる…
【石川県穴水町の街から中居への途中にあるトンネル(ここと思われる】
【石川県穴水町の街から中居への途中にある道(こちら)】
【石川県穴水町の街から中居への途中(このあたり)】
【車中泊スポットでシェアハウスの「田舎バックパッカーハウス」(川尻地区)(こちら)】
【車中泊スポットでシェアハウスの「田舎バックパッカーハウス」(川尻地区)(こちら)扉は倒れ、瓦一部、外壁が崩れている】
【車中泊スポットでシェアハウスの「田舎バックパッカーハウス」から、隣の岩車地区の自宅への坂道(このあたり)車庫から薪が飛び出してしまっている】
【石川県 穴水町 岩車の集落先にある別荘地 椿崎地区への道の状況(このあたり)】
※写真は現在現地にいる石川県穴水町の友人より
岩車の様子、どうもありがとうございます。
様子がわからず地震の心配をしておりましたが、写真を見てショックを受けたものの集落の皆さんが無事であり、蔵の倒壊はあっても家は無事そうであることがわかり、非常に助かりました。
お住まいは、七郎兵衛だと思います。その家にいたばあちゃんの姉(屋号八助)の孫で東京在住です。既に岩車に誰もいませんが、家とお墓は残っています。主人は羽咋が実家なので今でも1年に1度は行っています。親戚の親戚の一人暮らしのばあちゃんもきっと無事だとわかって安堵しました。
この道路状況じゃ岩車に入れませんね。陸の孤島。。。これからの余震も心配ですが、志賀原発もとりあえず大丈夫そうで、ひとまず、です。
能登の地震と津波は本当にショックで復興は大変だと思いますが、あの景色や人の営みを取り戻したいです。