今日は半日の“弾丸”田舎体験。アメリカ・カリフォルニア州のワインで有名なナパ・バレーからLucy(ルーシー)が岩車へとやってきた。
最近、田舎バックパッカー宅に遊びに来てくれる金沢や津幡で英語の先生/語学指導を行っているLeah(リア)の紹介だ。二人はアメリカ・マサチューセッツ州のウェルズリー大学(Wellesley College)時代からの親友。在学中、イギリスのオックスフォード大学へも二人で留学する仲。
リアは、外国青年招致事業「JETプログラム(The Japan Exchange and Teaching Programme)」をとおして、英語の外国語指導助手(Assistant Language Teacher)として、英語を教えているが、悲しいことに、彼女は今年8月ごろ、アメリカ・ボストンへと帰国するそうだ。
さて、ルーシーだが… 彼女はいろいろな意味で“ノリノリ”キャラ。イギリスとフランス人のハーフで、現在住んでいる場所はアメリカ・カリフォルニア州ナパ。
彼女のファミリーはルーシーが幼い頃にフランスからアメリカに移住。
ルーツはフランスと言っても、中でも“ちょい”変わった場所で、フランス“領”のカリブ海地域 マルティニーク(Martinique)島出身だ。
ルーシーは家族の中でアメリカ国籍を取得した第一世(First Generation)。言語に長けていて、英語の他、スペイン語やフランス語も話すことができる。多文化が自身のバックグラウンドにあるので、他の文化にも溶け込みやすい。ナチュラルな溶け込み方が彼女の自然体。
言語や多文化で育ったルーシーとは話しが合う。もろもろ、“オープン”な考え方の持ち主だ。
ルーシーは現在、FROG’S LEAP(フロッグス・リープ)社勤務。FROG’S LEAP社のFROG(フロッグ)は「蛙/カエル」、LEAP(リープ)は「“ぴょん!”っと飛び跳ねる」という意味。
FROG’S LEAP社の敷地には、(今でも)カエルが住みついていることから、会社名がFROG’S LEAPとなったそうだ。その名称のとおり、ロゴ・デザインの背景には、カエルがぴょんっと飛び跳ねている。
ルーシーはワイン業界に10代のころからいるようで、シリコンバレーで働く個々に、各自にマッチしたワイン、ワインセラーなど、「ワインのことならお任せ!」的な実務サービス提供する“ワインコンサル”もしていたようだ。
今後、ルーシーは、“食”に関するライティング/執筆もしたいそうで、“食”の写真を撮り、自身のジャーナルに体験した“食”の印象や思ったことについて、書き留めている。
現在は主にインスタグラムを中心に、写真と文章を載せているが、「ブログもそろそろ開設しようかなぁ」っと迷っていた。
ルーシーは当初、夕方ごろまで岩車に滞在し、この日 金沢駅 夜中近い時間帯発の夜行バスで関西国際空港方面へ向かう予定だったが、夜行バスが満席で予約ができず、急遽、穴水駅15:11発ののと鉄道で金沢駅へ、サンダーバードとバスで、今晩、関西国際空港へ行くことになった。そして、翌朝10:00、アメリカに向けて飛行機で出発する。
そんなこんなで、今日の体験は“ラッシュ”だ。
ルーシーが穴水のドコモショップ隣の「穴水 此木駅」に到着したのは、9:20頃。
町でルーシーをピックアップして、リアが「時間的に調整できたら彼女をここへは連れてってあげて!」と言われた奥能登を代表する輪島の「白米千枚田」へと、お互いの自己紹介トーク、能登の魅力を話しながら、急ぎで走る。
千枚田では、おにぎりを食べて、輪島を後にする。
能登ワインの醸造現場見学や、岩車での牡蠣バーベキューがメインのため、かな〜り急ぎ足だ。
とは思いつつも、ルーシーやぼくは、マイペースで物事を進めることができるキャラ、気分はリラックスしていて、そう“ラッシュ”感はない。
穴水へと戻り、まずは能登ワインへ。
ルーシーは“利きワイン”もできるほどなので、相当、ワインに詳しい。そんな背景から、能登ワインの営業担当で、醸造現場をツアーしてくれた向井利幸さんや丸山敦史さん、ルーシーとは話しが合う。
ルーシーは基本、ワイナリー全ての内容を把握しているので、ツアー内容を通訳すると、「そうなのよ。これはね…」と、説明返しをされてしまう。
フィルターの機械、発酵プロセス、樽まで、全てに関して詳しい。「アメリカのオークの樽を使うと、強い香りが発生する」と通訳すると、「そう、そう」とレスポンスは早い。
1を通訳すれば、10を理解するというわけだ。
逆に、ぼくがツアーされている感じとなったツアーだった(笑)
能登ワインでは、醸造からラベルの貼り付けまで、一連の作業全てを行っている。ぶどうの生育、発酵、ラベル、出荷、営業まで一気通貫で行っている会社は少ないようで、その点や、15種類ものぶどうからワインを製造している点には驚いていた。
そんな意見交換ができたことからか、特別、能登ワインからルーシーにシャルドネワインをプレゼント。「ナパへ戻ったときに、みんなでシェアしたい」とのことだった。
ルーシーはかなりのお話し好きだし、自身の意見を持っているタイプ。それを主張しすぎず、調和がうまい感じで、バランスがとれている女性という印象。
そして、チャレンジャーだし、「なんでも持ってこい!」ってタイプ。
ということで、半日の急ぎ足での「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」だったが… かな~りの急ぎ足なので、いろんな“イベント”をしつつも、ほぼぼくとの会話ばかり。だが、お互い楽しめたかと思う。
さて、今日のメインであり、フィナーレの牡蠣バーベキューだ!(続きはこちら)
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