能登・輪島市(石川県) – この日は、田舎体験最終日。みんなは16:55の全日空の便で能登空港を出発し、東京・羽田空港へと戻る。(初日の話しはこちらから。二日目はこちらから)
9:00ごろ、農家民宿ゆうか庵を出発し、半自給自足暮らしが体感できる輪島の与呂見(よろみ)地区にある龍昌寺(りゅうしょうじ)へと向かった。
今回、ぼくら田舎バックパッカーの『“ざっくばらんな”田舎ライフスタイル体験』で、龍昌寺と連携するのは初めて。
この龍昌寺の敷地内には一つのコミュニティができていて、敷地内に建っている家に5世帯・14人が住み、みんなで、畑や田んぼ、冬には餅つき、味噌づくりなどをして、半自給自足暮らしを楽しみながら暮らしている。
お寺と呼ぶよりも、一つの『村』と呼んだほうが相応しい場所なのかもしれない。
龍昌寺は禅寺で、座禅、お経など、寺らしいことは行うのだが、修行や拝観料などで生活の収入を得るようなことはしない。
龍昌寺ならではの体験、料亭でのお料理、染め物、お米など、“自然”からつくりだすものから必要な収入を得ているそうだ。
ぼくは“田舎でのライフスタイル”という側面から、日本という小さな島国に、表には出てこないような多種多様のライフスタイルの選択肢が存在することを発信して、それを体感・実践できるような場づくりをしたいというビジョンがある。
龍昌寺ように、都会では見かけることがない、少し変わったお寺のライフスタイルを少しでも体感してもらいたいと思い、今回の体験から連携させてもらったのだ。
龍昌寺の“暖”となるエネルギー源は薪。薪ストーブで温まりながら、住職・村田和樹さんが入れてくれたお茶、奥さんの啓子さんが作ってくれた自然料理を食べて、自然と融合した暮らしについてお話しを聞きながら、龍昌寺での一時を楽しんだ。
1日目と2日目と内容が濃かったためか…もろもろプランを変更して、飛行機の時間まで、龍昌寺でのんびりすることになった。
龍昌寺では、春夏秋冬の四季の自然を体感しながら、“自然に身をまかせ”…“自然の流れにのった”生活をしている。
それが“本来”当然と言えば当然のような…暮らしだ。
昔は龍昌寺のような暮らしが当たり前だったのかもしれないが、現代、そんな暮らしを見かけることはあまりない。
が…最近は社会が“進化”しすぎているのだろうか。あえて、“自然回帰”しようとする若手をちらほらと見かけるような気がする。
今回の『“ざっくばらんな”田舎ライフスタイル体験』からも、個々が少しでも自分のライフスタイルの在り方や旅に関して感じることができたのなら嬉しい。
次は、みんなと夏・8月の“洋上パーティー”メインの田舎体験で会えたらいいね。(龍昌寺の村田啓子さんと、鍼灸師・コバテツさんによる号外ファッションショーは…こちら)
【能登・輪島 – 与呂見地区にある龍昌寺。風呂の水を薪で沸かす村田和樹さん】
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