今回、能登の“里海の恵み”をメインとした「ざっくばらんな田舎ライフスタイル体験」を企画・実施した。
冬の能登は日本の他のエリアと同じように寒いが、より“田舎な分”、綺麗な自然を目の前に、朝を迎え、美味しい空気と、海と山の幸を存分に味わえ、最高な気分で一日を終えることができる。
田舎体験の場所は前回と同様、能登半島の石川県穴水町(あなみずまち)。
“海の幸”を薪や炭火BBQ(バーベキュー)で味わうだけでなく、能登を代表する冬の海の幸「牡蠣(カキ)」がどのように育てられているのか…「食材ができるまで」も“ちょい”見て体験をする。
冬の能登で、“楽暖”(らくだん)な時間を過ごす。
ここ能登は国内で初めて、「能登の里山里海」として「世界農業遺産」に認定されている場所。
穴水は、湖のように穏やかな内海「七尾北湾」に面していて、人と町が自然と融合・共存し、バランスがとれている“ゆったり”した田舎。
緑が多く、海が穏やかで、波がないからだろうか…普段の都会での忙しいライフスタイルを忘れ、気持ちもリラックスしてゆったりした“田舎ならではの時間”を過ごせる。
“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験とは?!
「ざっくばらんな田舎ライフスタイル体験」は、自然を活かした暮らしができる田舎/能登で、“ざっくばらんな”雰囲気と“田舎ならではの活動”をとおして、現地に住む人たちと一緒に、田舎での“半自給自足型”の生活を“ちょい”体感できるユニークな小規模・体験型のプログラム!
今回、ぼくら田舎バックパッカー夫婦が、能登半島一周のバックパッカー田舎旅で出会った能登・穴水町の新田信明(にったのぶあきさん)さんなど、穴水町・現地の人たちと一緒に、牡蠣の水揚げ作業、味噌造りなど… 田舎ならではの活動をとおして、自然から、自分の“食”をつくる楽しみを体感する。
普段、普通に食べている味噌や、牡蠣、どれだけのエネルギーを使ってぼくらのテーブルに並ぶのか…
「田舎暮らしが良い…悪い…」というより…
「広々した自然とのライフスタイルっていいもんだなぁ」「こんな風なライフスタイルもあるんだなぁ」と、少しでも「田舎での暮らし」ってやつを体感して、「ここでのライフスタイルもありかもなぁ」と感じてもらえればいいなぁと思っている。
ハイエースに掘り炬燵?!
そして、ぼくらのロードトリップ型のクルマ(ハイエース)で現地へと向かうので、冬の“ちょい”クルマ田舎旅も体感できる…というものだ。
今回は“冬”ということで、“掘り炬燵”風にクルマ内も“楽暖”にアレンジ。
ぼくらの“動く拠点”となっている「ファミリーワゴンC」の“リビング”に、コーヒーテーブルを設置して、その上に大きなシュラフ(寝袋)をかけたのだ。
ワークスペースのシートをリビング側に反転。
リビングには、通常のハイエースについてくるエアコンとは別に、”FFヒーター(エフエフヒーター)”が車内のフロア(床)に搭載されているので、床暖房的な機能を果たす。
熱が“掘り炬燵”内にたまり、心地良い空間になるわけだ。ちなみに、この“掘り炬燵”で使っているシュラフは、バックパッカー旅で持っていく超コンパクトなシュラフとは違うもの。
また“FFヒーター”は、エンジン内のメインバッテリーからではなく、リビングやワークスペース用の“サブバッテリー”の電力で稼働しているので、エンジンを止めても動く。
出発は早朝5:20
出発前日(2月15日(金))、一晩、都内でクルマ泊したぼくらは早朝5:20ごろから、今回参加するみんなをピックアップ。
等々力で、前職・同僚の小野貴子さん(たかちゃん)と田辺竜文さん(登山好きなのでアルピンさん)を、6:00ごろ、練馬高野駅で、舘野麻里子さん(まりちゃん)と白石典子さん(のりちゃん)をピックアップして、能登へ出発!
今回、スタッドレスタイヤを履いて向かったのだが、雪道をできるだけ避けるために、能登までのほぼ全ルートを高速で向かった。
練馬ICから関越自動車道に、途中、上信越自動車道に乗り、長野市に9:00ごろ、新潟県妙高に9:40(湘南エリアからの走行距離331キロ)ごろ入った。
早く目的地へと着きたいところなのだが、長旅の高速道路は、飽きてしまうので…日本海沿いの北陸自動車道の能生ICで高速を降りて、しばらく、国道8号沿いの日本海を楽しんだ。
が、今度は…信号に何度も止められ、黒部IC(富山県)から再び北陸自動車道に乗って、小杉IC(富山県)まで向かった。
高速道路の“飽き”と…“信号での停車”…なんとも難しいバランスだね。
長野あたりから高速道路の周りは雪景色に一変 氷見(富山県)近辺に到着したのは、13:25ごろで、走行距離は503キロ。
第一目的地の国民宿舎 能登小牧台温泉(石川県七尾市中島町)に到着したのは、14:40ごろ(走行距離は554キロ)。
途中、高速を降りなかったら、予定よりかなり早く、目的地に到着していただろう。
能登の“身近”な温泉へ
国民宿舎 能登小牧台温泉には、七尾北湾が目の前にある露天風呂があり、その他、能登には沢山景色がいい温泉があるが、ここはその一つ。料金は500円とお手頃。
能登半島には、身近な暮らしに素晴らしい穴場の温泉が沢山ある。
わざわざ温泉のために旅行する必要がなく、自宅から20分~30分圏内に体癒される温泉があるのだ。
100円の温泉水を購入すれば入浴できることから勝手にそう呼んでいる。
穴場な温泉なので、地元の人でも知っている人は少ないそうだ(今回ここへも行ったのだが、残念ながら、しばらく休業中とのことだった)
小牧台温泉で約1時間くつろぎ、夕飯が待っている「渚水産(なぎさすいさん)」へ。
「渚水産」は、能登・穴水町出身の北川博幸さん家族が経営する魚屋さん。(続きはこちら)
<次回のストーリー 『冬の『ざっくばらんな田舎ライフスタイル体験』渚水産でのバーベキュー 穏やかな里海前で』>
■ 関連するストーリー:
・2012年夏の『“ざっくばらんな”田舎ライフスタイル体験 in “里山&里海”能登・穴水町』はこちらから
・2010年 初めて能登半島へ行ったときの話しや、能登の先にある舳倉島や能登半島を一周したときの話しはこちらから
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すっごく詳細にアップされてるぅぅぅぅぅぅぅぅ~っ!!!!<br />本当にこの3日間は内容濃すぎっ!!で一日24時間を余すところなくすごせたYO☆<br />ありがとう♪<br /><br />初日に食べた、取ったばかりのしいたけの写真!相方がこの写真を見たとたん「しいたけ食べたい。。。」と言い出し、早速調達してきたんだけど、「やっぱ能登のしいたけのほうが美味しかった?」と聞かれ「ごめんね。あたいだけ美味しいもの食べまくってきて。。。」と答えるしかなかったわ(笑)<br />だって毎食毎食、食べきれないほどの新鮮な食材を食べまくった週末でしたものね!!<br /><br />
次回は相方も一緒に是非!!自分で栽培したシイタケも最高に美味しいから!<br />牡蠣!足りるのかな~と思いつつも十分だったね!牡蠣でお腹がいっぱいになるなんて、ホント滅多にないことだよね!<br /><br />次は味噌をとりにいく、夏や秋に!
初日は早朝からみんなのピックアップありがとねー!車の中が『堀ごたつ』仕様になってるのにはビックリしたよ!お陰で道中もとっても快適でした。<br />日本海を見ながらの露天風呂は最高だったなー☆<br />渚さんのBBQは、ほんと贅沢三昧で、どこから箸をつけていいか迷っちゃうほどだったね!<br />夜にみんなで薪ストーブ囲みながらおしゃべりしたけど、ゆかちゃんと私以外は全員酔ってて、みんなかなり自由だったね(笑)
掘りごたつはね~オリジナルにやってみたよ~。小牧台温泉の温泉はロケーションも最高なわりに安価だよね!<br />渚水産の北川さんのところもかなり穴場的なBBQでね!青空で、もっと晴れていたら最高だったろうね!ちょっと飲みすぎたけど…<br />(;^_^A