2010年10月14日(木) – 朝7:00、津幡の公園で目覚め、能登半島へ向かう。
七尾線で津幡から七尾駅へ。
<< 奥能登の玄関口『穴水町』 >>
そして、のと鉄道で七尾から穴水まで向かった。電車で能登半島に行ける最終の駅が穴水だ。
のと鉄道内では、杖を持った修行中の住職のような人とフレンドリーな女性駅員さんが、仲良さそうに話をしている。
ぼくらも駅員さんにいろいろと能登鉄道駅周辺について説明をいただいた。
住職“擬き”の人の名前は、「何とか」ヨシノブさん(65歳)。大した会話はしなかったが、杖があると、物を拾ろうことができたり、スカートを捲れたり、もろもろ便利などと話をしていたことが印象に残っている。この駅員さんと、何とかヨシノブさんと記念撮影をして終点穴水で電車を降りた。
ちなみに、のと鉄道では、月に一度、列車の運転を体験することができるイベント「のと鉄道 運転体験 ~ふるさとレールにあいに行く旅~」を実施している。参加費用は、1人1万円と結構高い。2010年3月20日に開始し、これまで10回実施している。2010年は、12月4日(土)が最終イベント日。2011年は、3月19日(土)のみを予定している。
<< 『穴水町』の奥さんたち >>
穴水駅に到着すると、多くの子どもたちがホームで電車を待って並んでいた。
その様子を撮影していた二人の女性がいたので、駅ホームで何をしているのか聞いてみた。
小学生の子どもたちは、電車に乗って社会見学に行くという。この若い女性二人は、生徒のお母さん。
ぼくらは穴水駅改札口を出て、とりあえず、駅周辺に何があるのかを見る。数分後、駅で写真を撮っていたお母さんたちが出てきた。
穴水周辺の飲食店の場所について聞くと…
ぼくらが担いでいたバックパックのせいか、話はいろいろと発展した。
お母さんたちの名前は、岩本佳子さんと倉本沙織さん。途中、サイクリングで輪島からきた人も会話に参加。このサイクラーの北角正人さんは、「ツール・ド・のと400」の自転車レースに毎年参加しているらしい。
そして、ぼくらは、旅の理由や、なぜ田舎から若者を出て出て行ってしまうのか…などのトピックについて話す。
「若者が減っている中、穴水ではなにか地域を活性化するためのプロジェクトなどしているのですか?」と聞いてみた。
<< 穴水町で…“次”へと連れていかれる?! >>
すると、「それなら、町の活性化プロジェクトに取り組んでいる人がいるから、その人に話すとおもしろいと思うわよ」と、岩本さんから、その事務所の人を紹介してもらうことになった。
「おー、『何らかの』事務所の紹介まで話が進んだ」と思いつつも、面白そうなので、岩本さんと倉本さんの後を追う。
その事務所へ行く途中、若者が都会へ行ってしまうことについてどう思うか、二人に聞いてみた。
二人は「若いときに感じる魅力や憧れが、都会にある。だけど都会は混雑していて、“空気が少ない”。田舎には、子どもを育てるための伸び伸びした空間、地域で子どもを育てることができる安心感もある。ある子は、和菓子を食べられないが、洋菓子を食べられる、地域の子どもの好き嫌いまで知っているわ」と話す。
小さなコミュニティだと、みんな仲良さそうだし、助け合って生きているようだ。(続きはこちら)
<前のストーリー 『day 6 石川県 津幡の焼肉屋に約4時間30分 ~津幡の公園で一泊~』>
<次のストーリー 『day 7.1 石川県穴水町 NOTO Shift鈴木久善さんと役場の干場聖司さんとの出会い』>
ブログ村ランキング参加中!クリックをお願いします!
Please click below icon for a blog ranking
こちらクリックを!
お知らせ:『田舎バックパッカーハウス』をオープン!日本初の“住める駐車場” 能登半島にある小さな田舎町<石川県穴水町川尻>にシェアハウスとオフィス、コワーキングスペース、そして、住める駐車場・長期間滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も! |
【お知らせ】牡蠣<かき>販売のサポート開始! 水揚げ直後の牡蠣<かき>があなたの手元に最速翌日届く!能登半島の“奥” 石川県穴水町岩車の牡蠣<かき>を購入!鮮度抜群なので、牡蠣ならではの臭みなし! |
この記事へのコメントはありません。