2011.01: <北陸>石川県穴水町での田舎暮らし

day 70.1 石川県輪島市 3ヶ月滞在予定が20年以上に 田舎の森の中に住み“デザインを冒険する”漆芸作家スザーン・ロスさんとの出会い

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スザーンロス

能登・輪島市(石川県) − ようやく、漆芸作家/輪島塗職人のSuzanne Ross(スザーン・ロス)さんの家に着いた…っと思ったら、クルマを駐車したところは雪の上…

周辺にはすごく冷たそうな川が流れ、家が見当たらない。流れる川の音と白い雪景色によく感じられる静けさのみ。

ん?ここにイギリス人の漆塗(うるしぬり)職人が住んでいるんですか?!」と思ってしまう雰囲気で、家は…見当たらない。

まず…家はどこに?!そして、一体どんなライフスタイルを過ごしているのだろうか…

Suzanne Ross(スザーン・ロス)さんの家は牛小屋だった どんな小屋でも改築すれば住処になる

車を駐車して、しばらく雪道を歩くと、童話に出てきそうな温かそうな「山小屋」らしき家が見えてきた。

まず見えたのがスザーンさんのスタジオ(アトリエ)だ。かつては牛小屋だったこのアトリエ。

このアトリエをつくるのに約3年、住める状態にするのに約10年かかったそうだ。

穴水町役場の新田信明(にったのぶあき)さんから、7年間使用されていなかった“空家”を紹介してもらい、牛小屋をアトリエに改築した。

こんな“小屋”の活用方法は初めて聞いた。

自身の努力次第で、どんな小屋だろうと改築すれば、“住処”にできる。

そんなスザーンさんの暮らしも興味深い。昔は、屋根から雨漏り、ガス、水、電気、電話もない状態で借りていたそうだ。

新田さんも木材を運んだりして、この牛舎をアトリエにするまでスザーンさんをサポートしたそうだ。「関わった責任。できる限りのサポートをする」と新田さんは話す。

輪島 スザーンロス【石川県 輪島市 牛小屋を改築したSuzanne Ross(スザーン・ロス)さんの家と アトリエへ続く道はこんな感じ…】

牛舎から人間の住む家へ

その後、アトリエとして牛舎を改築するだけでは終わらなかった。

当時、別の場所に住んでいたそうだが、家族のメンバーが増え、スペースが狭くなり、引っ越しすることになった。

そして、アトリエの隣の小屋を住処として改築することになり、家に大変身させた。

新田さんとスザーンさんは12年前に出会った。

「アトリエ向けの空家がないか」とスザーンさんが穴水町役場に勤める新田さんに相談した。

当初、町内の小学校を貸す予定だったそうだが、町が急遽キャンセルしたのだ。

その他町内の地域でも空家を探したが、良いところが見つからなかった。

そして、“空家”になっている牛小屋を改築すれば、アトリエとして使えると新田さんはアドバイスをした。家にはテレビもなく、水は山からひいている。

現在、スザーンさんは旦那のClive(クライブ)さん、子ども二人の四人家族でここに暮らしている。

スザーンロス【石川県 輪島市 牛小屋を改築したSuzanne Ross(スザーン・ロス)さんの家。自然とうまく融合している。存在感あるスザーンロスさんの家とアトリエ(工房)】

イギリスから日本へ…スザーン・ロスさんが2015年に最近出版した本。日本への移住した当時のストーリー、漆や日本のアートに対する想いがこの本に綴られている。詳細ストーリーとして、この本を読むのもおもしろそう。

温かそうな田舎暮らしのイギリス人家族だ。(続きはこちら

<前回のストーリー 『day 70 石川県穴水町から輪島へ ~ 田舎に高速道路は必要なのか? ~』>

<次回のストーリー 『day 70.2 漆芸作家Suzanne(スザーン)さんとClive Ross(クライブ・ロス)さんとの出会い ~ 別れるか日本へ行くかの選択 ~』>

 
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1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年l間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設で“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)にフルタイム広報として関わりつつも、モノのレンタル事業を行う「flarii(フラリー)」、“遊び”を取り入れ人間関係“つながり”をリモートで構築する「バヅクリ」、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆”の山崖松花堂などの広報を担当する。また、移住先・岩車で育てらた牡蠣の販売サポートも思っている。

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コメント

    • Higashinaka toyoki
    • 2016年 2月 27日

    TVみました初めまして東中豊貴と申します
    あなたの作品感動しました
    お皿に興味を持たない自分ですがぐっと惹きつけられる魅力繊細さ、誇りを感じました
    恥ずかしながら僕も父も各々作品作りに励んでいます。
    父は金をベースに漆で透かし彫りとかで、色々な作品を作っています、すごく素敵です
    木の性質を生かして色々な作品を作っています
    これからも素敵な作品作り頑張って下さい。
    素敵な刺激を受けました。
    ありがとうございます
    これからも、あなたの漆を楽しく頑張って下さい。
    応援してます

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