約1年前、サブバッテリーを従来の鉛バッテリーから、MOVING BASE(ムービングベース)社製のリチウムイオンバッテリーへ交換した。キャンピングカーでのバンライフをより快適にするためのステップだったのだが…
だが実際には、ハイエース“動く拠点”の電気系統との相性が悪かったのか、あるいは過充電なのか、電圧が強すぎたのか、はたまた配線の細さが影響したのか… FFヒーター、インバーター、ライト、リレーなど、バッテリーに接続された周辺機器のほとんどが次々と故障してしまった。
バッテリー交換時、メーカー側からは「ただ入れ替えればOK」との説明があったが、現実はそう簡単ではなかった。
以前、鉛のディープサイクルバッテリーが劣化したときには、同じ型のバッテリーに自力で交換し、問題なく使い続けることができていた。しかし、リチウムイオンに変えてからというもの、不調が続く。
車中泊用のリチウムイオンバッテリーは、まだまだ技術的にも普及段階なのかもしれない。もしくは、ただ単に、新興メーカーだったからなのだろうか。
<< 石川県野々市市でキャンピングカーの電装修理 >>
そんなトラブル続きの電装系修理や、FFヒーターの交換にかかった費用はかなりの額にのぼった。
そのとき頼りにしたのが、石川県野々市市にある改装・整備会社「ゼック(ZEC)」。ここはフードトラックの改造や、バンを車中泊・リモートワーク仕様へとカスタマイズする技術に長けていて、キャンピングカーの電装修理にも柔軟に対応してくれる。
今回、ハイエース“動く拠点”の電装系統をゼックに預けて修復してもらうことに。代車として貸してもらったのは、標準のバンタイプのハイエース。
標準のバンタイプ・ハイエースに乗るのは今回が初めて。
<< バンタイプ・ハイエースの乗り心地は別物 >>
この代車で初めてバンタイプのハイエースを運転したのだが、乗り心地にびっくり。「ガッタガタッ!」と、車体全体が震え、振動が体の芯まで直撃する感じ。
まさに「骨に響く」ような感覚で、運転中ずっと揺さぶられているようだった。
ディーゼルエンジンの音も大きく、ぼくが普段乗っているハイエース・ワゴンGLタイプとはまるで別の車のよう。
購入当時、長年ハイエースに乗る知人ライターから「ワゴンタイプを選んだほうがいいよ」とアドバイスをもらっていたけれど、その理由が今になってよくわかった。
長時間・長距離の運転では、バンタイプの振動は体への負担が想像以上に大きい。バンライフや車中泊旅を長期で楽しむつもりなら、快適性と身体への配慮は欠かせないと実感した。
そして今日、修理が完了したハイエース“動く拠点”を受け取りに、ゼックへと向かう。
やっぱり、自分の車が一番しっくりくる。
その後、ソーラーパネルのコントローラーの変更、インバーターからバッテリーへの配線を太くしたことで、インバーターやヒーターの破損などがなくなった。
が、どうしても配線が変更できない箇所があるので、故障をさけるために、配線が細い箇所に関しては、使用を控えている。
今回、結果的に高額な費用が掛かってしまった。特に、FFヒーターの破損と交換は痛い出費となった。
単に鉛バッテリーからリチウムイオンバッテリーに交換するだけでは不具合が生じる可能性があったこと、メーカーからはその点に関してアドバイスや注意をしてほしかったものである。
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