【追加・編集中】 スマートフォンは今や日本製、韓国製、中国製、アメリカ製など、国で選択するのではなく、メーカーで選ぶ時代となった。
今は中国製のスマートフォンは安価で高性能。世界のスマホ市場は中国メーカーが35%占めていて、当時の主力で今でも高性能のソニー、シャープなどの日本の携帯電話メーカーはもはや市場シェアに食い込んでいない。
ぼく自身、2016年12月から、中国製のスマホ「Huawei Mate 9」を使っている。Mate 9の前は、2015年12月からMate 7を使っていたので、ここ5年間はHuaweiユーザー。
だが、最近気になっているのは、これから発売予定のソニー製「Xperia 1 II」と「Xperia PRO」だ。このスマートフォン… いや…もはやカメラがあれば、全てこの1台で済むと思っているからだ。
まぁ、それはともかくとして…
さてさて、今回、購入したのはOUKITEL C17 PRO。一体、この無名ブランド「OUKITEL」とは?そして、なぜ購入したのか?
<< そもそもOUKITELとは? >>
OUKITEL(オーキテル)はHuaweiと同じく中国製の携帯端末ブランドで、Shenzhen Yunji Intelligent Technology Co,.Ltd.が開発・販売するブランドのスマートフォンだ。
2007年に設立したShenzhen Yunji Intelligent Technology社はスマートフォンなどの携帯端末メーカー。
ネットで調査したところによると、本社は中国広東省深セン市にあり、従業員は約1000人、うち300人は研究開発のエンジニアチーム。2013年には320万台の携帯端末を中国内の携帯事業者に出荷したそうだ。
2015年から、OUKITELブランドを立ち上げ、C17 PROのようなスマートフォンを開発・販売、OEMメーカーとしても他社スマートフォンの製造も手掛けている。
<< OUKITEL C17 PROを購入した理由 >>
そもそもの今回、OUKITEL C17 PROを購入したメインの理由はモバイルWi-Fiルーター用途だ。
自宅には固定回線を長年入れていない。
ぼくは旅や出張が多いため、どんなモノでも移動しやすく、持ち運べるモノを選んでいる。
なぜ、普通のモバイルWi-Fiルーターを購入しないのか?
理由はシンプルだ。
どうせネット接続機器を購入するのなら
● スマホとしても使えて
● 画面から情報を閲覧できて
● カメラも搭載していたほうが
よりスマート/賢くてベターな使い方、一石二鳥、コスパ良しだと思っているからだ。
ざっくり言うと…
モバイルWi-Fiルーターや固定ネット回線のルーターには、スマートフォンのような画面がないため、情報を閲覧することができない。また電話もできない。
それに比べ、スマートフォンでは(通信可能なSIMカードを挿入すれば)電話もでき、大画面で情報を閲覧することができ、スマートフォンのテザリング機能をオンにすれば、モバイルWi-Fiルーターとして活用して、パソコン、タブレット、その他のスマホをネットに接続することができる。
そんなこんなで、数年前以上に、モバイルWi-Fiルーターを卒業し、能登の田舎の家や、ハイエース“動く拠点”で、スマホのテザリング機能を利活用、スマホにパソコンやタブレットなどを接続して、ネットにつなげているのだ。
最近は、ハイエース“動く拠点”を頻繁に動くオフィスとして利活用しているので、ネット回線含めあらゆる仕事道具が、常に動ける状態でないと仕事に支障が起きる。
また、ぼくの場合、自宅とは別にバンライフ仕様の車内、ワークスペース&シェアハウスや住める駐車場“バンライフ・ステーション”がある「田舎バックパッカーハウス」の運営もあるので、自分から手放せる2台目の端末が必要となった。
これら背景から、安価で高性能な中国製スマートフォン「OUKITEL C17 PRO」を、主に「モバイルWi-Fiルーター」として購入したのだ。
さて、OUKITEL C17 PROの良い点や微妙な点を紹介しよう。
OUKITEL C17 PROは田舎暮らしや田舎への旅で使えるのか?ネット接続はどうだったのか?安価なトリプルレンズカメラはどうなのか?
ちなみに、ぼくがこの記事で言う田舎とは、人口約100人の農山漁村のことである。
<< OUKITEL C17 PROの対応バンド: 田舎での電波状況 >>
田舎暮らしや、田舎旅“イナ旅”中、スマホを利活用する上で、プラチナバンドの周波数帯に対応していることは必要不可欠。
プラチナバンドの周波数帯に対応していれば、ドコモ、ソフトバンク、AUなど主要通信事業者の携帯通信網であれば、今ではほとんどの田舎でつながる。
だが、重要なことは、OUKITEL C17 PROは、これら通信事業者の「プラチナバンド」の周波数帯に対応しているのか?という点だ。
今回、OUKITEL C17 PROで使ったSIMは、ソフトバンクとドコモ回線の2つ。ちなみに、OUKITEL C17 PROのSIMスロットには、2枚のnano-SIMを挿入することができる。
LTEプラチナバンド
OUKITEL C17 PROは田舎/地方でもつながるLTE/4Gのプラチナバンド/周波数に対応している。が… 冒頭で言うが、ドコモの3Gのプラチナバンドに対応していない。
OUKITEL C17 PROはLTEバンドに関しては、ソフトバンクの「バンド8(900MHz)」と、ドコモの「バンド19(800MHz)」に対応。また、SIMスロットには、2枚のnano-SIMを挿入することができる。
OUKITEL C17 PRO がLTEのプラチナバンドに対応しているのは、田舎向けで良いことなのだが、DSDS(Dual SIM Dual Standby)なので、両SIM同時の4G(LTE)とVoLTE通信ができない。
VoLTEとは、LTEネットワーク、いわゆる高速のパケット型通信網を使い、音声サービスを提供する技術だ。ドコモのページによると「3Gと比較すると周波数効率が約3倍向上する」となっている。
1つのSIMで、4G通信をしている場合、もう1つのSIMは3G通信となる。同時に4G通信はできない。
ちなみに、同時で4G通信可能なのはDSDV(Dual SIM Dual VoLTE)対応のスマホのこと。
DSDSなので、通話時、ドコモの場合、4Gマークはつくが、3Gプラチナバンドに対応していないため、3Gのプラチナバンド/電波しか入っていない田舎では、このスマホは使いものにならない。
OUKITEL C17 PROでドコモ回線を使う場合、LTE回線で通話をする設定「VoLTE(4GLTE拡張モード)」をオンにしないと発着信することができなかった。
3Gプラチナバンド
3Gに関しては、ソフトバンクのプラチナバンド「バンド8(900MHz)」には対応している。
しかし、上でも書いたとおり、ドコモの3Gプラチナバンド「バンド6(800MHz)」には対応していないため、(ドコモやソフトバンクの電波マップを見ると、今やそんな田舎地域はほぼないかと思うが)ドコモの3Gプラチナバンド/電波しか入らない田舎では、このスマホは使い物にならない。通話ができない。
大きな問題点
最も大きな問題は、OUKITEL C17 PROの両SIMスロットでドコモを使う場合だ。
今や2つのSIMを、格安SIM通信事業者の通話用とデータ通信用で分けている人も多いはず。
このスマホは、DSDVではないので、住んでいる田舎/地方で飛んでいるドコモのLTEプラチナバンド「バンド19(800MHz)」を、2つのSIMで同時に受信することができない。
片一方のSIMは、3Gの電波を受信しなければいけないが、OUKITEL C17 PROは、ドコモの3Gプラチナバンド「バンド6(800MHz)」に対応していないので、「限界集落」であれば、1つのSIMしか使えない状況に陥ることだろう。
田舎/地方では、3Gでプラチナバンド「バンド6(800MHz)」の電波しか飛んでいない地域が多い。
そういった背景から、田舎でOUKITEL C17 PROを使い、2つのSIMを挿入して使用する場合、ドコモとソフトバンクSIMの組み合わせをお薦めする。
画面右上の電波マークは正確?
また、アプリ「Network Cell Info Lite」により、バンド/周波数帯や電波の感度をみたところ、画面右上にある電波マークがあんまり正確ではない印象を受けた。
画面右上にある3Gの電波マークは、バンバンに立っているが、アプリ「Network Cell Info Lite」を見ると、電波はぎりぎりの0本。実際、電話をしてみると、つながらないことがあった。
販売された当時のアマゾンのページには当時、ソフトバンクやドコモの3Gと4Gにフル対応と書かれていたが、それは誤りだろう。(そんな背景からなのか、当時の販売ページからは購入不可となっている。ちなみに、著作権に違反してしまったのか、当時使っていたベイマックスのイラストも新しい販売ページから削除されている)
スマートフォンの購入では、言うまでもないが、通じなければ意味がない。
田舎/地方で重要となるドコモ3Gのプラチナバンドの周波数帯に対応していないのは致命的。
ドコモの3Gプラチナバンド「バンド6(800MHz)」に対応していないことや、電波の感度、表示されている電波と実際の電波状況が異なるのは、いくら格安スマホだとしても、よろしくないと思っている。
いきなり、冒頭で言ってしまうが、「田舎」へのバックパッカー旅やバンライフ/車中生活・暮らし、田舎暮らしではお薦めすることができない。とは言っても、ソフトバンクの3GやLTEプラチナバンドには対応しているので、両SIMでソフトバンクを利用するのであれば問題ないが、今後の選択肢のためにも、ドコモの3Gプラチナバンドにも対応してほしかった。
格安スマートフォンやモバイルWi-Fiルーターを購入する場合、まずはそれら端末機器の仕様に書いてある対応バンドを確認しよう。
以下に対応していれば、田舎/地方では、大抵問題なく通信を行うことができる
● LTE/4G(FDD-LTE)プラチナバンド:
・ドコモ「バンド19(800MHz)」
・ソフトバンク「バンド8(900MHz)」
● W-CDMA(UMTS)/3Gプラチナバンド:
・ドコモ「バンド6(800MHz)」
・ソフトバンク「バンド8(900MHz)」
詳しくは以下の記事にざっくり書いているので、参考にしてほしい。
格安スマホ購入で確認すべきな最も重要な点 【田舎暮らし歴約10年が語る】田舎/地方でスマホ、携帯電話の購入で、最も気を付けるべき点は?田舎で絶対必要「プラチナバンド」とは? |
<< 目的のテザリング用途はいかに? >>
ぼくはFUJI WIFIの200GBプランのソフトバンクSIMを使っているので、OUKITEL C17 PROが、ソフトバンクのLTEプラチナバンド「バンド8(900MHz)」の周波数帯に対応していることは最も重要な条件。
そこをクリアしなければ、データ通信ができず、テザリングすらできない。
前の点で伝えたとおり、OUKITEL C17 PRO はLTEプラチナバンドに対応しているので、テザリングでは、全く問題なく十分使える。
結論を言うと、テザリング、モバイルWi-Fiルーター用途では十分活躍してくれた。
ぼくは2019年末にOUKITEL C17 PROを購入。以来、テザリングをオンにして、モバイルWi-Fiルーター用途として、OUKITEL C17 PROを利活用してきた。
OUKITEL C17 PROテザリングの設定、長時間利用で問題は?
設定から「ネットワーク」と「インターネット」へ、「アクセスポイントとテザリング」で、「Wi-Fiアクセスポイント」へ。「OFF」を「ON」にするだけで使えるようになる。
スマホのテザリングをオンにして、スマホをモバイルWi-Fiルーター替わりにして利活用する場合、既定の設定だと、データを使っていないとき、自動的にテザリングがオフになってしまう設定がオンになっているので、「アクセスポイントを自動的にオフにする」の設定をオフにすると、自動的にテザリングがオフにならないようになる。
また、OUKITEL C17 PROでは、長時間の大容量データのダウンロードでも発熱や電池切れが発生しない。
6.35インチの“普通”のスマホは安定していて、ヘビーな容量のデータを長時間連続してダウンロードしても全く問題がなかった。
ただ、OUKITEL C17 PROのテザリングをオンにして、OUKITEL C17 PROを置いた1階から2階(木造)へと離れると、電波が届かないか、かなり弱いことが気になる。
しかしながら、電波の強弱に関しては、モバイルWi-Fiルーターではないので仕方がないこと。
ちなみに、まだレビューはアップしていないが、2.45型の「Jelly Pro」や「Niche Phone 4G」などでも、テザリング機能をオンにして、日常用途のルーターとして使っていたが、両機種とも、長時間の大容量データのダウンロードには耐えられなかった。
バッテリー/電池の発熱がひどく、熱の影響で充電ができないことが多々あった。時には、自動的に電源がオフになることもある。
特に「Jelly Pro」は、長時間のダウンロードにバッテリーが耐えられず、USBで給電しても、充電が追い付かなかった。
OUKITEL C17 PRO、テザリングでSSIDが見つからない
格安スマートフォン、中国・中華製スマートフォンでよくあることなのだが、テザリングをオンすると、パソコンやその他の携帯SSIDが見つからない場合がある。
この現象はOUKITEL C17 PROでも発生するが、解決方法はある。以下、記事で案内しているので、参考にしてほしい。
【田舎でITレビュー】中国・中華製スマホ、テザリングでWi-Fi電波・SSIDが見つからない? |
テザリング用途の総評としては
- ドコモとソフトバンクのLTE/4Gのプラチナバンドに対応しているので、田舎/地方でも問題なく使えるスマホ。
- 持ち運び/モバイルWi-Fiルーター用途として、6.35インチは大きすぎる。
- アクセスポイント/SSIDが見つからないことも。チャネル問題にひと手間かかる。
- モバイルWi-Fiルーターとして、より小型なスマホを利活用したかったが、現状の4インチ以下のスマホではバッテリーの発熱問題があることから、この格安スマホを利活用していた。
これらが、テザリング用途で利活用した総評。
<< OUKITEL C17 PROのトリプルレンズカメラ >>
OUKITEL C17 PROは、トリプルレンズカメラを搭載していて、見かけ「スマホでトリプルレンズカメラ搭載でこの価格?!いいね!」と思われがちかと思う。
しかし、申し訳ないが、このトリプルレンズカメラを使ってみると、「トリプルレンズカメラってこんなもん?!」「やはり安いだけかな!」と思ってしまうことだろう。実に普通の画質。
あくまでもメモ用。
それがぼくの結論。以下にOUKITEL C17 PROのカメラに関するポイントのみ書き留めておく。
フロントカメラ
OUKITEL C17 PROの液晶側にある“自撮り”向けのフロントカメラは格好良く、液晶画面に無駄がない印象。
フロントカメラはディスプレイ内に組み込まれている「パンチホール(穴あき)ディスプレイ」を採用している。
フロントカメラは実に普通なので、参考となる画像は載せない。
トリプルレンズ
OUKITEL C17 PROの裏面/アウトカメラはトリプルカメラ構成でソニーセンサーを採用、1300万画素となっている。
仕様だけ見ると、いかにも画質がよさそう。だが、実際使ってみると、メジャーなメーカーのスマホよりも低画質という印象。
初めてトリプルレンズカメラ搭載のスマートフォンを使ったぼくにとっては、「トリプルレンズカメラってこんなもんなの?! 2016年から使っているファーフェイの2眼レンズカメラのスマホよりも低画質じゃん!」と全く驚きがなく、正直がっかりだった。
メモ用途よりも質は上だが、
自身のブログ、ホームページ、SNSではあまり使いたくない…という感想。
…と思いつつも、ブログにアップしたが、アップした画像を見るとそこまで悪くない画質だね。だが、やはり“どんより”していて、“シャープ”さが欠けている感じはする。
トリプルレンズのボケ機能
OUKITEL C17 PROのカメラにはぼかし機能もあるが、ボケが不自然で、正直なところあまり使う気にはならない。
フォーカスするために画面をタッチし、その周囲を丸くぼかすのみ。本来のカメラのぼかし機能とは異なると思ったほうがいい。
トリプルレンズカメラの総評
カメラの画質は以下のような感じで、ソニーのα6500ユーザーで、2014年ごろXperiaを使っていたユーザーから言わせてもらうと、「本当にソニーセンサー使っているの?」という印象もある。おそらく、何世代か前の安くなったセンサーを使っているのではないだろうか。
ソニーのミラーレス一眼カメラα6500で撮影する者、カメラを仕事としている者としては、OUKITEL C17 PROのカメラ機能はちょい物足りない感はあるものの、「まぁ、絵的には伝わる」と言っておこう
Xperia、Huawei、ASUSなどの従来の大手メーカーのスマートフォンを使ってきた自分にとって、OUKITEL C17 PROのカメラは物足りないし、満足はしていない。
最近ではスマホのカメラは進化している。iPhone、Xperia、Huaweiなど大手スマホを使ってきた人たちにとっては、「安いから仕方がないかな」と思うことだろう。
また、フルHDで撮影した動画は以下のとおり(現在YouTubeにアップ中)で、今のスマホと比較すると「低画質」「普通」「驚きはない」という印象。
Proモードでは、画面の真ん中しかタッチフォーカスができない。また、Huawai Mate 9のようにプロモードにしたときに生データで撮影できるわけではない。
<< 速度やレスポンス、操作性/動作 >>
OUKITEL C17 PROは、4GB RAM/メモリ、MT6763 オクタコアを搭載していることから、動作はサクサクで、全くストレスは感じない。
今のスマホは本当に素晴らしい!としか言いようがない。
<< OUKITEL C17 PROのバッテリー >>
バッテリーは3900mAh大容量で、実際長持ちする。
使い方にもよるが、普通のスマホとして利活用して、1日半は持つ。
<< OUKITEL C17 PROのデザイン >>
デザインに関しては、実にシャープで、格好良い。
<< OUKITEL C17 PROでその他微妙で気になる点 >>
● アンドロイド/Android 9.0特有の検索バーがホーム画面にあることが気になって仕方がない。
ぼく自身がホーム画面からの消し方がわからないだけかもしれないが…
● ヘッドホン端子がない。ヘッドホンやイヤホンで音楽を聴きたい場合、BluetoothやUSB-Cから接続しなければいけない。
Bluetooth/ワイヤレスのイヤホンは電池が内蔵されているのが、そう長時間電池がもたないし、充電も必要となる。
1日の通勤のみ、数時間程度しか使わないのであれば、問題ないが、電池が切れて、接続が切れてしまうことを考えると、ヘッドホン端子がほしくなってくる。
また、Bluetoothヘッドホンを持っていない人は別途購入しなければいけない。
<< 結論: 田舎でOUKITEL C17 PROは使えるの? >>
OUKITEL C17 PROの田舎での使い勝手は「活用の目的」「使い方による」という結論だ。
ぼくのように、テザリング機能をオンにして、モバイルWi-Fiルーターとして、利活用するのであれば、全く問題なく使える。だが、ルーターとしては大きすぎるし、重すぎるという点はあるが、そんな何キロもある端末ではない。
田舎暮らしする家で、ルーター兼 情報閲覧用途のスマホとしては十分。
だが、バックパッカー旅、バンライフ、クルマ旅などで「手ぶら」「軽量化」を図りたい旅人タイプにとっては大きすぎる。最初から高機能スマホ1台を購入して、テザリングをオンにすればいい。
あとは、あえて「ここをなんとかしてほしい!」と言うならば、トリプルレンズカメラの性能ぐらいだろうか。この性能だったら、単眼にして「もっと安価で高機能にできたのでは?」と思ってしまう。
スマートフォンのほとんどには、ソニー製のCMOSセンサーが使われているのだが、ソニーのスマートフォン「Xperia」と比較すると、画質に差は歴然。
ただ、XperiaやMate 9などの高機能なスマホとの違いはカメラの質ぐらい。
速度や操作性などに関しては、体感や好みによるが、ぼくの客観的な視点から言うと「同等」だ。
<< 主なスペックは以下のとおり >>
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