ビジネス・経済誌日経ビジネスが最近の大きな話題として「VAN泊(バンパク)」「バンライフ」「Carstay(カーステイ)」「車旅」「車中泊」を取り上げた。
「改造も楽しむ『バン泊』新市場 軽もホテル代わりに」と題して、日経ビジネスの時事深層コラムに、最近のバンライフ動向、広報をサポートしているCarstay代表の宮下晃樹さんのコメント、田舎バックパッカーファミリーの「バンライフ」写真が記事に載った。
雑誌発行号は2020年1月27日号の日経ビジネス。電子版の記事はこちら
というよりも、これらキーワード、切り口がようやく!ビジネス誌でも取り上げられるようになったかぁ!が正しい言い方かもしれない。
この灯を絶やさないよう、今後も社会に広報活動を行っていきたいと思っている。
言うまでもないが、ネット環境だけでなく、乗り物、物流など、様々なテクノロジーが飛躍的に進化している。
これだけ豊かな時代、「Carstay」のようなインフラ次第でクルマがベース拠点となる「動くX」に住み、「動くX」を物理的なクルマを拠点に、あらゆる生活が基盤となる社会が到来することだろう。既に自動車会社大手も「動くX」に力を入れ始めている。
トヨタのe-Palette(イーパレット)や、日野自動車の「フラットフォーマー」を基盤とした移動仮設住宅など、最近の自動車トレンドもみていれば、クルマの将来のイメージがどんどん膨らむことだろう。
トヨタ自動車は、アメリカで開催された世界最大のエレクトロニクスとテクノロジーの見本市「CES 2020」で、2020年に閉鎖予定の静岡県裾野市にある東富士工場の跡地を活用して、自動運転、MaaSなどの実証実験ができるコミュニティ都市「Woven City(ウーブン・シティ)」を創ることを発表した。
2021年には「Woven City」に着工する予定で、クルマの新時代、そして新たなくださいライフスタイルの定着を加速化しようとしている。
ちなみに、“ざっくり”言うと、MaaSとは情報技術の発達により、サービスの基盤が“移動”となり、その“移動”を介して、あらゆるサービスが提供され始めるという概念。
この動きにより、モビリティをベースとした社会は一気に加速、人々の視点は「移動」「動くX」に着目することだろう。
また、既に、シェアハウスがベースとなっている長期滞在可能で住める駐車場「バンライフ・ステーション」が国内で初めて石川県能登地方にオープン、ここに続き、その他地域に住む人たちが、「バンライフ・ステーションをオープンしたい」と手を挙げ始めている。
これだけ豊かな時代だ。新たな都市を開発しなくても、クルマに住めるベース拠点は、インフラに少し手を加えるなど、工夫次第でなんとでもなる。
車中泊可能な車<バン>などモビリティをベースに、仕事をしながら、生活を送り、人生や生活<ライフ>を送る「バンライフ」が次のライフスタイルとなる日は近い。
昨年3月、パナソニックも“動く家”を発表していた。
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