能登・穴水町岩車 ‐ カナダの映画俳優・脚本家・監督のコナー・ジェサップ(Connor Jessup)が現在、ぼくの移住先 能登の農山漁村・穴水町岩車(あなみずまち いわぐるま)の、我家 仕事部屋『クリエイティブ“田舎”ワークスペース by 田舎バックパッカー』で脚本の執筆活動中だ。
7月16日から日本で上映開始した映画『さよなら、ぼくのモンスター』の舞台挨拶を終え、その翌日、東京から能登へ向けて、新幹線とローカル列車で旅だった。
デビュー作は、世界的に有名なスティーヴン・スピルバーグさん製作総指揮の海外ドラマ『フォーリング スカイズ』。なんと!コナーが16歳のときに出演。
最近では、海外ドラマ『アメリカンクライム』にも登場している。(アメリカエンタメ最大級「Variety」誌オンライン記事はこちら)
今回、田舎/地方の落ち着いた環境で、脚本の執筆作業に集中したいとのことで、7月17日(月)から奥能登・穴水町岩車へ。
能登に移住する前から、田舎/地方に移住したら自宅/古民家を活用して、フリーランス・個人事業主、ITベンチャー企業向けに家の一角をオフィス的な形で貸し出すことを考えていた。
この自然豊かな環境は、暮らしだけでなく、落ち着いて仕事ができる場所にも適していると考えている。
今回、試験的に開始した『クリエイティブ“田舎”ワークスペース』活用者の第一号がコナーだ。
田舎での課題の根幹は『仕事』。
そんな課題を少しでも解消できるような一歩につながり、「田舎でも問題なく仕事ができるなぁ」と思ってくれ、今後のライフスタイルの一つの選択肢として、田舎がランクインすればいいなぁと考えている。
【快適な仕事向けの椅子とデスク、リラックスできるソファ、その隣の部屋には畳に座わって作業をすることができる机がある。もちろんダイニングにあるテーブル、ソファ“だらけ”のリビングで仕事をしてもよし。“アーティスト”には、あらゆる変化あるスペースが必要だと思っている】
フットワークが軽い“フリーランス”的なプロフェッショナル、バックパッカー的なニュアンスで言えば、“旅をしながら”仕事をするフリーな人々向けのスペース。
主に、①プロデューサー・脚本家・作家・執筆者・ライター、動画・写真編集者、プログラマー、エンジニアなど、いわゆる社会的に“クリエイター”や“アーティスト”などとして活躍するフリーランス/個人事業主。②小規模~大企業内で、①にあたる人たちなどが対象だ。
その対象の中でも、基本はぼくが知っている人たち、その人たちとつながっている人に、このワークスペースを活用してもらえればと思っている。
田舎バックパッカーのぼくの想いとしては、『今や、仕事のために、東京などの都会を“拠点”にする必要はない。シンプルなテクノロジーを活用すれば、田舎でも仕事ができる』のだから、この田舎の落ち着いたスペースで仕事をしたらどうですか?を提案していきたい。
最終的には、田舎の空き家を改修・活用するなどして、田舎を拠点にすることへとつながればいいなぁと思っている。
もはや、「田舎だから...都会だから...」という社会全般が抱える固定概念は、捨てるべき時代なんだと思うなぁ。
能登・穴水町には、“理由なく”最高に落ち着いた自然環境が存在する。湖よりも穏やかで広大な海、田んぼ、低い山、海沿いにある村など。
家でなくても、50メートル先の漁港、広場、堤防など、どこで仕事をしても問題ない。誰も文句は言わないし、岩車はみんなをウェルカムしてくれる。もちろん、地元の人に会ったら挨拶するなど、どこにいても一般常識的な行動は必要だ。
とにかく、岩車の環境は心を落ち着かせて仕事ができるスポットなのだ。
2017年3月中旬ごろまで住んでいた前の家は、住居としては適していたが、ゲストを迎えるには“快適さ”“使い勝手”に欠けていたことから、今回のようなワークスペースに関しては画用紙に描いた構想のみでストップしていた。
今年、そのようなスペースに適した家をようやく発掘!
現在、トライアルベースで、『クリエイティブ“田舎”ワークスペース』の貸し出しを始めた。
あくまでも、『ワークスペース』で、ぼくは民宿、農家民宿、ゲストハウス、ホテル、モーテルなどの経営は全く視野に入れていない。もちろん、将来的なことは確約できないが。
自分らしさ、バックパッカーならではの“ざっくらん”感、自身の自由奔放さを活かすことを考えると、それら宿泊型施設は性に全く合わない。
この「田舎ワークスペース」は、自分のワークスタイル・性に合った新たな“スペース”だ。
タイミングよく、能登へと旅して、仕事場所を探しにやってきたのがコナー。
って…今週早々から『クリエイティブ“田舎”ワークスペース』を開始しようと思っていたから、タイミングが良すぎる…
最初の利用者が、世界的に活躍する映画俳優かつ脚本家さんとは…いきなりハードルがあがった気持ちにはなるけど…
我ながら、今後が楽しみになってくる。
今、コナーが書いている脚本の映画化は来年になる見込みだそうだ。能登のこの落ち着いた環境で、納得いく脚本が書き上げられればいいなぁ。
【コナーはまだ23歳。デジタル世代なのに、あえて、自身に合ったクラシックなカメラを選んでいる。なにをするにしても、あらゆる選択肢をしっかり体感してから、自身に合ったモノやコトを決めることは重要だ】
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