一部の方々から「車中泊スポット兼シェアハウス『田舎バックパッカーハウス Station 1』(石川県穴水町) は大丈夫だったのか?」というメッセージをいただいています。
正直、大丈夫ではない状況のため… 人生で初めて、支援・義援金のお願いをさせていただきたく、今回、「田舎バックパッカーハウス」の新たな構想含め、紹介させていただきます。
ぼくが運営・経営する「田舎バックパッカーハウス」は唯一の持家/土地です。現在 住める状態ではなく危険なため、申し訳ないのですが、シェアハウスの住人には一時的に出ていただきました。
「田舎バックパッカーハウス Station 1」は全壊や半壊ではなく、中途半端な状態。一部 家の基礎はずれ、柱も斜めになっており、床もずれるなど… 家としては痛々しい状態になてしまいました。
現在、瓦礫など災害ごみとなったモノの処理、使える・使えないものを整理して、次の構想へとうつろうとしているところです。
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<< 「田舎バックパッカーハウス」の次の構想内容について >>
奥能登全体の活性を目指し、「田舎バックパッカーハウス Station 1」を本格的なバンライフ/キャンピングカーの拠点として、立て直します。
被災した家の建て直し、リフォーム/改修もしくは新築なども考えましたが、莫大な建設と維持管理費用がかかるため、「建て直し」ではなく、次の構想へとうつり、「田舎バックパッカーハウスStation 1」敷地全体を「立て直し」ます。
主に、奥能登(穴水町、輪島市、珠洲市、能登町)、能登半島全域の①観光、②宿泊、③災害面などの課題も考えて復活させます。
能登でのぼく自身の舞台は「バンライフ」、“バックパッカー”のような旅人が集う交流拠点。キャンピングカーを切り口に、様々な応用利用を提案する「バンライフ」をベースにした復興拠点として貢献できるようにしていきます。
建物などの不動産ではなく、主に動くことが“可”能な“動産”「可動産(かどうさん)」、モビリティをベースにした拠点づくりを行います。
地震大国の日本、ここ数年で地震が400回以上も起きている奥能登で、再びいつ大地震が起きるかわからない状況。
能登半島付近を震源にするもので、過去10年で震度1以上は662回、2021年以降 急増しており、2022年~2023年で400回以上の地震が起きていることから、固定された建物は必要最低限にとどめたいという考えです。2007年3月には震度6強、2023年5月には震度6強、そして2024年1月には震度7、これら地震により、多くの建物が倒壊しました。
今後、奥能登全体で、人口減少、過疎化、後継者不足は加速、宿泊施設も減少すると見込んでいます。
ですが、奥能登は本当にいいところだらけ。一時避難して戻って、もしくは残って立て直そうとしている人たちも沢山います。
これらを背景に、ぼくは石川県穴水町で、以下構想の具現化を図っていきます。
<< 具体的に実行したいこと >>
※以下内容は随時更新していきます。
◆ 現在、住める状態ではない、壊滅的な状態となった「田舎バックパッカーハウス」の母屋を取り壊し、更地にする予定です。(300万円ほど ⇒ 「大規模半壊」に指定されたことから公費解体になったので無償となりました)
◆ 更地にして、オートキャンプ場/バンライフの拠点をつくります。(⇒ 概算 1,000万円ほど)
◆ オートキャンプ場/バンライフの“交流”拠点スペース: 以下用途のために、キャンピングカーを数台所有・常時駐車し、ぼくが広報を担当するCarstayと連携して、主に以下を実現したいと考えています。
それらキャンピングカーは以下用途で利活用するつもりです。車両に関しては、ザ・キャンピングカー的な“箱型”のキャンピングカー、キャンピングトレーラー、トレーラーハウス、軽トラハウス、軽バンやハイエースなどをベースにしたキャンピングカーなど、大小サイズが異なる車両を設置。新車は高額で納車に2年ほどかかるため、中古車両の導入を検討しています。(ここにはかなりの費用がかかると想定、キャンピングカー所有者の車両運用も検討。概算 1,000万円ほど)
・ 可動産ベースの宿泊スペース: キャンピングカーを動かさなくても宿泊が可能
・ 奥能登/能登半島エリアが観光ができる“動くホテル”(=キャンピングカー): 観光の“足”と“宿”としての利活用により、二次交通と宿泊施設不足を解消する
・ 災害対策: 今回のような大地震があったときに、奥能登だけでなく、北陸エリア内外など、災害現場へとシェルターとしてすぐに駆け付けられる体制づくり
・ 長期滞在も可能なバンライフの拠点: “住める駐車場”としての拠点
・ キッチンカー: 近場でキッチンカー運営している方々にも入っていただき、「田舎バックパッカーハウス」滞在者や観光客、近隣の人たちが飲食を楽しめるような場づくりも行いたい。もしくは、キッチンカーを常設することも検討したいところです。
・ 他には
– 火: 薪料理ができるスペース、焚き火、バーベキュー、キャンプファイヤーのスペースも設置
– 電気: 災害時を考え、大容量のポータブルバッテリー/蓄電池、ソーラーパネルも常設
– 水: 上下水道のほか、水源として、既にある井戸の利用の可能性も探ります。
◆ 管理棟兼くつろぎ空間:
・壁や柱がやられてしまったものの、母屋と比較してダメージが少なかった納屋/ガレージをコンパクトな管理棟と“くつろぎスペース”として活かします。
・母屋にあったキッチン、トイレ(水洗だけでなく、汲み取り式も設置したい)、シャワーなどの水場、小サイズのくつろぎスペースを集約します。
・また、ここでは…
① 里山里海の幸販売: 季節に応じた地元の野菜、牡蠣、地域の人たちが作った飲食類など、里山里海の幸を置いて販売(⇒ 地元の漁師さん、農家さんなどと連携します)
② リラクゼーション空間: エステやまつげパーマなど、女性向けの美容のリラクゼーション・スペースも設置(⇒ うちの奥さんが運営)
③ 小サイズのリビング空間: 訪問者がくつろげるスペースを作ります。既存の薪ストーブも設置。
◆ 散歩コースの整備: 穴水らしさが感じられる穏やかな海「七尾北湾」への散歩コースも整備。「田舎バックパッカーハウス」がある穴水町川尻地域の方々や、議員さんにも相談して進めたいと考えています。
◆ 田舎体験: 移住前から行なっている「田舎ライフスタイル体験」も交えて、“奥能登ならでは”の体験の提供も行なっていきます。
このような構想の具現化を目指し、キャンピングカーなどモビリティを活かした奥能登全体の活性化を図り、ぼく自身の復興、奥能登全体で明るい未来を灯すために、本格的なバンライフの拠点づくりを行ないたいと考えています。
このような場づくりするにあたり、大変恐縮ではありますが、皆さまのご協力、義援金を募りたいと思っております。何卒ご協力のほど、どうかよろしくお願い申し上げます。
◆◆ お振込先 ◆◆
・銀行名: 三菱UFJ銀行 鎌倉支店
・口座: 普通
・口座番号: 1139396
・口座名義: ナカガワ イクマ
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