能登・穴水町岩車 – 現在、ぼくバックパッカーの家のインターネット通信環境は、ドコモ回線を使ったモバイルWi-Fiルーターがベースとなっている。
数日前(2015年5月13日)昼ごろ、突然ルーターの調子が悪くなり、一時的につながりにくくなった。
その5分後ぐらいだっただろうか…「再接続した!」と思うや否や、なんとも嬉しいことに、ルーターが「3G」から高速通信の「LTE」電波を表示し始めたのだ。
「ん?!エラーか?!」と思わず、ルーターを再起動してしまった。
<< 穴水町岩車にLTE! >>
ドコモのウェブにあるサービスエリアマップを見ると、ぼくが住む岩車の地域では今年2015年7月から、感度が良い周波数800MHz(75Mbps)のLTEが受信できる予定になっていることから、それが早まったのだろう。
LTEの前は、3Gの電波しか届いていなかったので、ドコモ回線のモバイルWi-Fiルーターを使うぼくにとっては嬉しい話である。
【(SIMフリー)は感度が良い。少し高額だがお薦めだ。NTTぷららのモバイルデータ通信はお薦めだ】
そんな冒頭で始まるこの記事から分かるとおり、家のインターネットは全てモバイルWi-Fiルーターが基盤で、光回線をいれていない。
<< 穴水町含め田舎のインターネットはNTTぷららの「ぷららモバイルLTE」が断然お得で便利 >>
ここ穴水町での固定回線のインターネットは富山県氷見市の能越ケーブルが独占状態。
NTTやヤフーなどの光回線はここまで届いていないのだ。
能越ケーブルの:
・最安値のプランは、下り4Mbps上り約1Mbpsのテレビ契約ありで月額3888円、テレビ契約なしだと4968円。
・最高速度のプランは、下り120Mbpsで月額5616円、テレビ契約なしだと7120円もかかる。
それに加え、場所によって費用は異なるが、数万円から10万円以上の工事費が発生する。
全く線が入っていない地域だと、数十万円の工事費用が発生することもあるそうだ。
この月額+初期費用であれば、断然モバイルWi-Fiルーターの格安SIMのモバイルデータ通信がお得だと思っている。
モバイルデータ通信サービスの中でも特に、ぼくが現在 利活用しているNTTぷららのデータ通信無制限で下り上り3Mbpsの「ぷららモバイルLTE」はかなりお薦めだ。
【田舎のインターネットは、ぷららモバイルLTE 定額無制限プランがお薦めだ】
月額費用は2980円、開通の初期費用は3,240円。固定回線のように“工事”費用は不要。ネット閲覧、SNS投稿、メールのやり取り、写真の送信など、そう重くないデータのやり取りであればストレスなく十分快適に使える。
しかもモバイルWi-Fiルーターは「固定」回線とは違い、どこへでも持ち運べる。バックパッカー旅にもお薦めのネット回線だ。
自身、週に何回か300MB~800MBぐらいの動画を扱う。確かにアップロードの時間はかかるが、外出や睡眠時などPCから離れているときに、動画をアップロードさせておけば良いので、使い方に工夫をすれば全く問題がない。
その他、穴水駅前の交流館「プルート」内にある図書館のフリーWi-Fiスポットへ行くなど、工夫して使いこなせばいいだろう。
まぁ、しかしながら…現状どんな回線を使っても、500MBなどの重いデータをアップ・ダウンロードするときは時間がかかる。
家のネット環境を検討したり、モバイルデータ通信を選択する際、これほどの「重いデータ」のやり取りをすることはそう滅多にないかと思うので、その点については、検討の重要項目として、考えない方が良い。
<< 田舎でようやくLTE >>
都会に住んでいる人から言えば「えっ!?今さらLTE?!」という感じだが、田舎ではまだまだ3G回線が“やっと”で、町のほうへいかなければ、LTEを受信することは難しい…
【NTTぷららでこれだけのデータ量を扱っても、スピードは平均的に変わらず、ストレスを感じることはない】
田舎の“町”(いわゆる中心街)へ出ると、高速通信の環境は良く、LTEの周波数を受信することができる。
町から10キロ離れているぼくが住む岩車地区の家から南に位置する同地区の別荘地「椿崎」方面へ150メートルほど歩くと、LTEを受信できることが1週間前にわかったのだが、自宅では3Gの電波しか受信することができなかった。
ドコモのサービスエリアマップ上、ぼくの自宅は現時点でもLTEのエリア外で3Gのみとなっている。
数日前、そんなことを岩車にIターンした農家の長崎公雄さんや、町から岩車へ来ていた漁師・板金屋の伊豆田昭さんに話すと、「そこ(岩車)に立っているドコモのアンテナで13日ごろ工事をしていたよ」とのことだった。
その日、突然、Wi-Fiルーターが電波を受信していなかったことから、おそらく、そのときが工事中だったのだろう。
それにしても…自宅近辺では「どこでLTEを受信できるのかなぁ~」と散歩しながらスポットを探した後に起きたことだったので、なんとも偶然で、必然な!?出来事だった。
<< Wi-Fiルーターは田舎へのバックパッカー旅の必需品 >>
ぼくのような“動く拠点”をもち、“聞いたことがない”田舎を中心に旅するバックパッカーにとっては、モバイルWi-Fiルーターは必需品。
2010年10月からバックパッカー旅を始めて、ネット回線は全てモバイルWi-Fiルーターを介している。
ヤフーモバイル(旧Emobile(イーモバイル))初代のルーター「Pocket WiFi(ポケットワイファイ)」の「D25HW」から活用し始め、携帯のパケ放題を使わず、自宅の光回線をも解約した。
その後、移住時はソフトバンクモバイルのウルトラスピード対応のZTE社製「007Z」を、2014年10月ごろに、SIMフリーのNEC製ルーター「Aterm MR03LN(新型ルーターはこちら)」でドコモ回線を使っている格安SIM/データ通信「ぷららモバイル」に切り替えた。
当時と比較すると、これまで毎月、約10,000円以上の無駄な通信費を節約している。
<< っということで… >>
この記事では、ただ単に、「岩車にLTEがきた!」と言いたかっただけだが、田舎での通信環境についてはトピックが沢山あるため、話しがそれてしまった。
より詳しい田舎でのモバイル通信事情について、今後、書こうと思っている。
<< 余談…プラチナバンド効果はすごい >>
ちなみに、ぼくらバックパッカーファミリーはソフトバンクモバイルの携帯を使っている。
田舎のほうへ行けば行くほど、数年前、ソフトバンクモバイルがスローガンとして掲げていた「プラチナバンド(900MHz)」の恩恵を受けることができる。
うちの岩車の家は、プラチナバンド対応の携帯であれば、電波を受信できるが、非対応だと、アンテナ1本程度となり感度が悪くなる。
プラチナバンドは、田舎に住んでいる人ほど、その有難さを感じることができるだろう。
山奥の田舎含め、全国の“聞いたことがない”田舎へバックパッカー旅をしているぼくの経験から、“つながりにくい”と言われていたソフトバンクの電波は、ドコモやAUと全く変わらなくなった。
田舎に住む人は、ドコモを使っている人が多く、「ソフトバンク以外つながらない」と頻繁に耳にし、未だにドコモしかつながらないと思っている人が多いが、全くそんなことはない。
逆に、今ではソフトバンクの感度のほうが良いこともあるぐらいだ。
続きはこちら<能登ではソフトバンクが一番つながるのか?!>
![]() |
【お知らせ】牡蠣<かき>販売のサポート開始! 水揚げ直後の牡蠣<かき>があなたの手元に最速翌日届く!能登半島の“奥” 石川県穴水町岩車の牡蠣<かき>を購入!鮮度抜群なので、牡蠣ならではの臭みなし! |
![]() |
【お知らせ】『田舎バックパッカーハウス』をオープン!日本初の“住める駐車場” 能登半島にある小さな田舎町<石川県穴水町川尻>にシェアハウスとオフィス、コワーキングスペース、そして、住める駐車場・長期間滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も! |