2011-02 Backpacking Kyushu - 九州へのバックパッカー旅

day 81.7 長崎県 池島の“雄二&こうじ”との出会い ~学校とテント泊交渉?!~

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2011131日(月)ぼくらは現在、長崎県の炭鉱で栄えた池島にいる。もろもろ、池島全般に関する話しを、「長崎市設池島総合食料小売センター」で、パインの店長 荒川さんや尾崎さんから聞いていたところ。二人とも元炭鉱マンだ。


次にぼくらの旅の理由について話していると、すごくユニークで丁寧な喋り方をする中学2年生の尾崎雄二くん、小学1年生で雄二くんの弟のこうじくんがお店にやってきた。二人とも、尾崎さんの息子さんたちだ。

長崎県 池島 雄二とこうじ


雄二くんの話し方は、ものすごく丁寧で“ユニーク”だ。「こんにちは。学校に行ってたの?」と話しかけると、「そうですねぇ。行きましたねぇ」と、ゆったりと静かな口調で話す。この兄弟のやり取りがとても愉快で、漫才師のようにおもしろい。こうじくんは、Nintendo DS好き。雄二くんは電車が好きで、将来は電車会社で勤めたいと話す。

雄二&こうじ みんな”ざっくばらんな”感じがいい


現在、池島小中学校には7人の生徒。中学2年生が1人、中学3年生が1人。あの大きな学校に7しかいないのだ。来年4月から、中学生には雄二くん1しかいなくなる。

長崎県 池島 雄二とこうじとの出会い


さて、もうそろそろ1700になる。冬だし、日が暮れるのも早い。明るいうちに今夜のテント泊先を探さなければ…
みんなに、今日のテントの張り場について、相談した。

早速、「学校はどうだろうか?」と相談すると、尾崎さんがすぐに池島小中学校に電話をしてくれ、とりあえず、学校にテントを張る場所について相談しに行くことになった。学校と“テント泊を交渉するぼくら…”
自分で言うのもなんだが…一体どんな夫婦なんだか…

校長先生は、出張中で島内にいなかったため、学校に行くと、教頭先生がぼくらを迎えてくれた。

もろもろぼくら自身について紹介をさせてもらい、今夜のテント泊先を探していることを話すと…
早速、教頭先生が校長先生の携帯に連絡をとってくれた。
まず学校の校舎内はNG。明日、教育委員会の人たちが島に来るので、グラウンドもNGとなってしまった。張っても問題なさそうな場所は、学校裏の駐車場

しかし、翌日、教育委員会の人たちが学校見学に来るので、早めにテントを片付けて出ていくことが条件。実際、駐車場に行ってみたが、駐車場はかなりオープンな場所だった。今日は風が強く今夜雪の可能性があったため、ここにテントを張ると夜が大変そうだ。「その他にテントを張れるところはあるだろう」と思い、島外出張中の校長先生に相談いただいて、教頭先生には申し訳なかったが、丁重にお断りした。

「長崎市設池島総合食料小売センター」のパインに戻り、再度みんなと相談する。
すると、「食料小売センター前にある建物の裏に、プロパンガスなどが置いてある物置場所があるから、火器厳禁であれば、そこにテントを張っていいよ」と言ってくれた。
行ってみると、屋根が付いていて、雨や風も避けられて、よさそうな場所だったので、今夜のテントスポットをここに決めた。

長崎県 池島 雄二とこうじ、結花


20:00前にパインが閉まり、みんなと一緒に外に出て、「では、後ほど、お風呂で会いましょう!」と、みんなと別れた。
雄二くんとこうじくんは、「後でテントを見に来ます!」と言って、家に戻って行った。

ぼくらはテントを張る場所に向かったが周辺に電灯がなく、あたりは想像していた以上に真っ暗”。「これ、ちょっと暗すぎるなぁ…どうしよっかね」と、ぼくら二人とも「ここにテントは張りたくない」モードになり、別の場所を探し始めた。

廃墟となったアパート周辺にテントスポットを探すと、少し古錆びたスクーター2が止めてある小屋を発見した。おそらく誰かの駐車場だろうか…。これらスクーターが普段使用されているならば、前にテントを張ったら、迷惑になってしまう。

「このスクーター2台は使われているのかねぇ」と、スクーターの“使われ具合”をライトで照らしながら確認した。1台は埃(ほこり)をかぶっている。もう1台は、微妙な使用感があった。若干オイルで濡れているし、ミラーに埃がついてない。「よさそうな場所だけど、どうかなぁ…」と、田舎バックパッカー夫婦の2人は首をかしげる。決断の時だ。

ぼくは、「よし。ここにテントを張っちゃおう。朝、もし誰かがここに来たら、どけばいいっしょ」と、テントを張り始めた。スクーターは出られそうにないが、ちょっとした“礼儀として?!”テントの横に気持ち数10cmの隙間をあけておいた。

さて…これから銭湯へ行こう(続く 

長崎県 池島 銭湯前で…



<前回のエピソード『day 81.6 長崎県 池島 約40棟の“歩けない”アパートたち』>

<次回のエピソード『day 81.7 池島の銭湯での出会い ~テント泊から…~』>


<池島編を最初から読みたい人はこちら

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投稿者の記事一覧

1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

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