さて、気づいた人が多少いたかもしれないが、2022年8月の「広報 あなみず」で6月末の人口が男女合計15人増となっていた。毎年毎月の広報誌の数字は覚えていないが「人口増の数字なんて何年振りだろうか?」と感じた人もいたかと思う。
【2022年8月号 広報あなみず 15人増 人口7638人】
実はそのうち1人は「田舎バックパッカーハウス」に拠点を置いた岩本舜夫(いわもと としお)さんだ。
バンライファー移住者なので、普段の生活は、“可動産”拠点で“動く家”のキャンピングカーがベース。
岩本舜夫さんは旅をしながら暮らしているため、石川県穴水町にいることは少ないが、“不動産”拠点としては「田舎バックパッカーハウス」を拠点にしてくれているわけだ。
もちろんのこと、人口増ということは石川県穴水町に住民票を移し、正式に「田舎バックパッカーハウス」の住人になったということ。
【早速、「田舎バックパッカーハウス」でウェルカム・バーベキュー】
岩本舜夫さんって誰なの?!
岩本舜夫さんはバンライフのプラットフォーム事業を展開するCarstay(カーステイ)創業メンバー/取締役の一人、2021年ごろCarstayを退職したが、2022年から再びCarstayの営業メンバーとして復帰した。なので、以前から一緒に仕事をしている仲間。
現在、豊富な営業経験を活かし、Carstayだけでなく、フリーランスでスタートアップの営業支援を行っている岩本舜夫さん。
Carstayで営業を担当しているうちに、自身も全国を旅して、“豊かな車上生活”を楽しんでみたくなったことから“バンライフ”を開始、仕事や旅などの生活拠点として、フォード社製のキャンピングカーを利用し、日々バンライフを送っている。
今頃は北海道でのバンライフを楽しんでいるのかな?
一方で、バンライフの“不動産”拠点として、住める未来の駐車場・車中泊スポットでシェアハウスの「田舎バックパッカーハウス」に住所を置いて、郵送物の管理サービスも利活用してくれているのだ。車両のプレートも石川県ナンバー。
もちろんのこと、石川県穴水町に住民票までうつした。人口増の貢献だけでなく、税金などが落ちるため、石川県穴水町にとってもメリットあるサービス。
バンライファー向けのサービス拠点ってどんなサービス?!
バンライフとは、キャンピングカーやバンなどの車を「動く家」とし、仕事、旅行、日々の生活を送るライフスタイルだ。
バンライフを送る人々「バンライファー」は日々、遊牧民のように動きながら生活しているため、税金や保険など重要な郵送物が届いたときの宛先に困る。また、内容によっては、迅速な対応が必要になることも。
バンライファーだけでなく、バックパッカーなど、同じように自由奔放な旅人系ライフスタイルで人生を過ごす人たち、アドレスホッパー(多拠点生活者)など、現代/未来版のライフスタイルを送る人たちにとっては重要なサービスと考えている。
【田舎バックパッカーハウスのコワーキングスペースで仕事をする岩本舜夫さん】
住民税、自動車重量税などの税金、確定申告、車両保険、投票など、もろもろの郵送物関連を「田舎バックパッカーハウス」で管理、郵送物が届くと、それを写真で撮影して、バンライファー本人にメールもしくはソーシャルメディアのメッセージ機能を介して送信する。
本人の要望に応じて郵送物を開封、中身を写真撮影して、本人に中身を送信することもある。
その後、必要であれば、レターパックなどでバンライファーが指定する郵送先に、その郵送物を転送することも可能だ。
今後、郵送物がデジタル化され、自身のメールや、フェイスブックやLINEなどのメッセージに郵送物が届けばベストだが、現時点ではバンライフのような“動く”をベースにしたライフスタイルに行政が対応していないため、住民票が置けて、郵送物を置けてデジタル転送してくれるサービスは少ない。「少ない」というより、ぼくが知る限り、そのようなサービスはない。
家族にお願いすることも可能だろうが、両親がスマホなどのITに詳しくない、対応が遅い、身内に見られたくないなどの理由もあることだろう。
さらに、バンライフの“可動産”拠点となるキャンピングカーが、排ガス規制のため、都心で車庫証明が取得できない、キャンピングカーが大きすぎて都会では駐車場が見つからないなどの事情もある。
そんな場合、いっその事、田舎/地方移住をして、バンライフの“不動産”拠点を「田舎バックパッカーハウス」に構えるのも手。バンライファーや、アドレスホッパーなどの多拠点生活者は、常に動いているので、郵送物管理含め、維持管理費が安価な田舎に“不動産”ベース拠点を移してから、旅する生活をすることをお薦めしたい。
そんな未来の“動く”ライフスタイル「バンライフ」などに合わせたサービスを「田舎バックパッカーハウス」では提供している。
もちろんのこと、悪質な郵送物が届くことは、絶対に避けたいので、自分なりに、受け入れる相手の審査はさせてもらっている。
現時点では試験的に開始した主にバンライファー向けのサービスではあるが、このサービスに今回初めて登録してくれたのが岩本舜夫さんだったわけだ。
今後も、住める未来の駐車場・車中泊スポットとして、バンライファー向けのきめ細かいサービスを拡充していきたいと思っている。
「田舎バックパッカーハウス」のサービス概要はこちら
【お昼時には、穴水駅近くにあるカレーが美味い「フリースタイル」へ】
【2018年8月号 広報あなみず 23人減 人口8420人】
【2019年8月号 広報あなみず 20人減 人口8184人】
【2020年8月号 広報あなみず 増減なし 人口7979人】
【2021年8月号 広報あなみず 11人減 人口7803人】
それにしても、こうしてみると、石川県穴水町の人口は毎年約200人ペースで減少していることがわかる。
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