薪味噌作りを終えたぼくらが次に向かった場所は、牡蠣の水揚げ作業現場だ…が、なんと雪が降り始め、かなり寒い!(前回の話しはこちら)
どうやら牡蠣棚がある海上は気温が数度低いそうだ。
味噌作りの後は、牡蠣の養殖現場へ直行!
汚れたり、濡れても良い格好 レインコートなどに着替えて、軽トラックの荷台に乗り、穴水町岩車(あなみずまち いわぐるま)地区内にある別荘地 椿崎(つばきざき)方面へ。
ちなみに、ぼくらバックパッカー夫婦は、“ちょい”田舎暮らし体験をするために、椿崎に2週間ほど滞在したことがある。(そのときの話しはこちら)
【能登・穴水町での牡蠣の水揚げ作業: まず海から牡蠣を揚げ、ポンプで吸い上げた海水で、牡蠣の殻に付着した泥などを落とす】
【能登・穴水町での牡蠣の水揚げ作業: ホースで落ちなかった海藻、藤壺(フジツボ)、カラス貝(ムール貝)などを取る作業を行う】
冬の寒い中でも牡蠣の手入れをする河端勝男さん。牡蠣が貴重な食材という意味が、ものすごくわかる実体験だった。
“もともと”の食がどのようにして作られているのか、それを“体で理解”することで、素材をより味わうことができる。
【能登・穴水町での牡蠣の水揚げ作業: 生牡蠣をそのまま口に入れる“味見作業”。海から揚げて数分しか経っていない…海水と牡蠣の香りが充満している牡蠣!もう「美味い!」の言葉しかないでしょ】
こんな“美味しい”作業体験は普通の観光ではできないだろう。みんな2~3つパクリと食べてしまった。これは現場にいないと体験できない“本当に美味しい作業”…
【能登・穴水町椿崎: 雪が降る中、正直、かな~り寒かったけど、生牡蠣を2~3つほど…パクリで心温まる?!】
【能登・穴水町椿崎: 寒い中、みんな笑顔でパチリ】
牡蠣の水揚げ体験作業の後は能登ワインへ
この能登ワインの原料となるブドウの肥料には、さっき味わった牡蠣の殻が細かく砕かれて再利用されている。
里海と里山がうまくサイクルして、互いの恵みを活用し合っているわけだ。
ただ単になんでも捨てる前に、「これなにかに活用できないだろうか…」と考え、地球の資源を大切にしていきたい。
【能登・穴水町 能登ワイン: 飲みやすくて美味しかった】
牡蠣の水揚げ、味噌作りの作業は、忙しくて大変だけど、生きるために自身で“食”を作るということ、そして、その楽しさを体感することができた半日だった。
今回、牡蠣の水揚げ作業を“少しだけ”体験した。これ牡蠣の水揚げは、ぼくらも初めての体験。
都内のレストランで当たり前のように食べていた牡蠣だったけど、
「寒い中、牡蠣が食べごろに育つまでに、どれだけの“エネルギー”を注いで育てて、ぼくらの食卓に並ぶのか…」がわかる現場での作業だった。
さて、今日のクライマックス“牡蠣の穴場”での小さな「炭火牡蠣(かき)祭り」前に、まずは『“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験』の2日目前編を写真で振り返ってみよう。(続きはこちら)
<前回のストーリー: 冬の“ざっくばらん”な田舎体験 2日目・前編 ~ “薪“味噌作り ~>
<次回のストーリー: <写真で振り返る>冬の“楽暖”で“ざっくばらん”な田舎体験 2日目・前編>
◆関連するストーリー
・冬の「ざっくばらんな田舎ライフスタイル体験」 一話目はこちら
・2012年夏の『“ざっくばらんな”田舎ライフスタイル体験ロードトリップ in “里山&里海”能登・穴水町』はこちらから
・2010年の初めて能登半島へ行ったときの話しや、能登の先にある舳倉島や能登半島を一周したときの話しはこちらから
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