今は田舎/地方、都会であろうと必要なスマホなどの携帯端末。そのスマホなどの携帯電話、田舎/地方で暮らしたり、田舎へ旅する上で最も重要なポイントを書き留めておこう。
田舎/地方でスマートフォンを購入するとき気をつけるべき点、最も重要な点は、スマホや携帯電話の周波数帯またはバンド。田舎では、どのスマホでもつながるわけではないので、要注意だ。
簡単に言うと、「購入しようとしているスマホは、田舎で飛んでいる電波を受信することができるのか?」という点。
都会暮らし、都会に住んでいたとき、スマホなどの携帯電話を購入する際、周波数帯/バンドなんて気にすることなかったかと思うが、田舎/地方では周波数帯/バンドはめちゃくちゃ重要。
購入しようとしているスマホが電波を受信できなければ、購入しても通話やデータ通信ができない。購入してもただの小型タブレット用途としてしか使えなくなる。
田舎/地方で重要なバンド/携帯周波数は各社の「プラチナバンド」である。プラチナバンドとは、山間部、郊外などへと遠くまで“くねくね”とビル、山などを回り込んで届く電波。
2013年前後だっただろうか。ソフトバンクが「900MHzのプラチナバンド、プラチナバンド」とアピールしていたが、その「プラチナバンド」が田舎/地方では重要なのだ。
田舎でのソフトバンクの電波/つながり状況は大幅に変化し、ドコモやAUと変わらなくなったのだ。
では、ドコモとソフトバンクのプラチナバンド/周波数帯、具体的にどのバンドに対応していたらよいのか?KDDIのAUに関しては最近ユーザーが激減しているかと勝手に推測しているので入れていない。
【ドコモ】 プラチナバンド
● W-CDMA(UMTS)/FOMAプラス/3G: バンド6(800MHz)かバンド19(800MHz)
● LTE/4G(FDD-LTE): バンド19(800MHz)(の他バンド28(700MHz)があるが、28は対応していると嬉しい程度のバンド)
また、バンド1(2.1GHz)も全国幅広く利活用されている。
【ソフトバンク】 プラチナバンド
● W-CDMA(UMTS)/3G: バンド8(900MHz)
● LTE/4G(FDD-LTE): バンド8(900MHz)(の他バンド28(700MHz)があるが、28は対応していると嬉しい程度のバンド)
通話するときは3G回線が使われることが多いので、上の「W-CDMA(UMTS)/3G」に対応していることも重要。
スマホの仕様には「対応バンド」が必ず書かれている。
そのスマホなどの携帯電話の仕様に上記バンドが書かれていれば、大抵、田舎/地方でも使えるスマホとなる。
また、都市部など幅広いエリアをカバーする周波数帯/バンド1(2.1GHz帯)は、今やほぼ全てのスマホで対応していると言っても過言ではない。
購入時、重要なのは、上で書いたプラチナバンド部分。
今後、田舎/地方移住・暮らしを考えているのであれば、まずは今持っている・購入しようとしているスマートフォンなどの携帯電話がプラチナバンドに対応しているのか、調べておくと良いだろう。
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