ぼくら田舎バックパッカーは、2012年7月27日(金)から29日(日)の2泊3日で、バックパッカー田舎旅で出会った人と連携した、初めての田舎体験企画『“ざっくばらんな”田舎ライフスタイル体験ロードトリップ in “里山&里海”能登・穴水』を実施した。
日本の田舎をかけ巡ったバックパッカー旅がつなげてくれた縁
穴水での世話人で、ぼくら夫婦が2010年10月にバックパッカー田舎旅で出会った新田信明(にったのぶあき)さん(穴水町 議会議員、元・穴水町役場 職員)との連携のもと、実に“ざっくばらん”感ありの、能登・穴水での“田舎ならではの活動”と、現地に住む人たちとコミュニケーションを掛け合わせたユニークで小規模なロードトリップ/クルマ旅型の田舎ライフスタイル体験となった。(2010年のバックパッカー旅についてはこちら)
バックパッカー旅の途中、穴水を半日かけて案内してくれた新田信明さん。
田舎の良さを熱心に語ってくれた。そんな出会いがきっかけで、何度も穴水を訪問した。(2010年10月、当時は町役場勤務)
体験先に選んだ穴水町ってどんなとこ?
今回初めて企画した田舎ライフスタイル体験のスポットは、奥能登の“玄関口” で“スロー”な時間を楽しめる石川県穴水町。
能登半島は、日本海に面していることから“荒れた海”のイメージが強いが、内海に面している穴水の海は一年を通してずっと穏やかだ。
穴水を拠点にして、その先にも“里山”や“里海“を実感できる“奥能登”と呼ばれる輪島、狼煙(のろし)、珠洲などがある。
日本…都会に人口が集中して、「田舎にはなにもない…」と思う人がほとんどかもしれなれいが、田舎を深く知れば知るほど、そこでは、シンプルかつ贅沢でスローに流れる時間を、田舎で満喫できる。
その穴水の中でも、ぼくらが主にいた地域は、岩車(いわぐるま)と鹿波(かなみ)。
古里の海と山の両方を満喫しながら田舎体験や田舎旅ができ、海や山の幸を満遍なく贅沢に楽しむことができる。
普段の都会での忙しいライフスタイルを忘れ、気持ちもリラックスしてゆったりした“田舎ならではの時間”を過ごせる。
「世界農業遺産」に選ばれた穴水町含む奥能登
穴水は2011年、国内で初めて国連食糧農業機関に「世界農業遺産」として認定された「能登の里山里海」の一つの町としても知られ、日本の“里”が感じられる田舎の穴場だ。
農山漁村が地域の文化や生物多様性の維持などに重要な役割を果たしていることから、石川県七尾市(ななおし)、輪島市、珠洲市(すずし)、羽咋市(はくいし)、志賀町(しかまち)、中能登町(なかのとまち)、穴水町(あなみずまち)、能登町(のとちょう)の4市4町から成る能登地域が「世界農業遺産」として認定されている。
道路整備や人口減少の影響で、2001年に穴水と穴水の北に位置する輪島間、2005年には穴水と穴水の東に位置する蛸島(たこじま)間の能登線が廃止となった。
列車で行ける能登半島の最終の駅がここ穴水。能登半島の先端「奥能登」の玄関口の町でもある。
都内から穴水までは、約450キロから約570キロ…と走行する国道もしくは高速によって、穴水までの距離、所要時間、料金は大幅に異なる。
最速、都内を早朝に出発すれば、昼過ぎには穴水に到着できる。ほどほどの距離と料金で行くことができる。
田舎体験ってどんな内容なの?
今回の田舎体験の主な内容は、“循環型”家畜農家(のと猪部里児(のとイベリコ)、ヤギ、牛などの家畜)の道坂一美(みちざか かずみ)さん宅での農家体験。
1人約300グラムのイベリコ豚や野菜含む“里山の幸BBQ”。
岩牡蠣・サザエ・阿古屋貝(あこやがい)・旬の魚など“里海の幸”含む新田信明さんの“洋上パーティー”。
都会では味わえない、田舎の“おもてなし”含む盛り沢山な体験!
そして、ロードトリップ/クルマ旅ならではの、“突発的”な内容も盛り込まれた。
“ちょい”クルマ旅を含めた“ロードトリップ型”の田舎体験となり、行きと帰りは…“ついでに世界遺産のあそこや、ここへも行っちゃおう!”と予定外の場所も散策。
フレキシブルかつ実に“ざっくばらん“感ありだった。
さぁ、一体どんな田舎ライフスタイル体験だったのか…いくつかに分けて紹介していこうと思う。(続きはこちら)
<前回のストーリー 『最近の動向について』>
<次回のストーリー 『【田舎ライフスタイル体験ロードトリップ in “里山&里海”能登・穴水町】 Day 1: 夏はやっぱり “猪部里児豚(イベリコブタ)”BBQ!ハイエースでの能登への田舎ロードトリップ/クルマ旅!』>
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