2010-10 Backpacking Nagano & Noto - 長野と能登へのバックパッカー旅

day 7.2 石川県穴水町 次世代の板前寿司屋『幸寿し』

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2010年10月14日(木) – ぼくら田舎バックパッカーは現在、石川県鳳珠郡穴水町にいる。NOTO Shiftの鈴木さんが紹介してくれたのは、お寿司屋「幸寿し(こうずし)」(Tel. 0768-52-2114)の橋本公生さん。(前回の話しはこちら

中に入ると普通の板前の寿司屋だが、その“裏”ではITを駆使した事業展開をしている。

創業30年の老舗だが「次世代の寿司屋」だ。1時間半ほど、海鮮丼(1,600円)を食べながら話を聞いた。

「幸寿し」では、生鮮に近い食感や身色で冷凍できるプロトン凍結の技術を使い寿司ネタをネット販売している。

 

<< ホームページやブログがきっかけに >>

2003年の不景気をきっかけに、産業創出機構のインターネット講座でホームページやブログの使い方を学び、楽天ショップ(楽天の担当者は一企業に一人の担当がつくそうだ)やBiddersを活用している。

講座を受けた当時、橋本さんは50歳

「サーバー」「ネット」「FTP」「検索エンジン」など、最初はIT用語を全く知らなかったお寿司屋さん。

1週目の講座では、IT用語が全く理解できなかった。この講座での理解を深めるために、10時間ほど必死になってITに関する基本知識を勉強し、2週目の講座に挑んだそうだ。

kouzushi.com

このインターネット講座には、ホームページ作成の内容もあった。最初にホームページを立ち上げ、次にブログを開始した。

チェーン店の回転寿司でホームページを立ち上げている寿司屋は多いだろう。

しかし、小さな田舎町の板前寿司屋がここまでやっているのはおもしろい。それに、通常、1週目でわからない用語が飛び交う講座であれば、「よくわからない。こんな講座に出席して意味があるのか」と思い、諦める人が大半だろう。

しかし、橋本さんは、インターネットに今後の可能性を感じ、この講座に行き続けた。

自分の中に、ネットやPCに対する潜在的興味があったのだと思う」と話す。美味しいお寿司の写真の撮り方も、撮影キットを購入して、独自で学んだそうだ。

石川県穴水町 - 幸寿しの海鮮丼

石川県穴水町 – 「幸寿し」の海鮮丼

寿司屋さんは当時、月150万円ほどの交際費が入るなど、かなりの儲けがあったそうだ。年間の売り上げは4~5千万円

2003年にその売り上げが急落したが、ITを駆使して、お店を復活させた。

今では、ツイッターやMIXIなどのソーシャルメディアを活用している。ツイッターのフォロー数は、約1,400~1,500人にのぼるという。SEO対策もしている。

都会にいると、ネット活用は当たり前のように思えるが、田舎ではまだまだITを活用した取り組みは少ない。田舎の若者が都会へと移り住んでしまう。新しい技術を田舎に取り込む若手世代がいなくなるわけだ。



<< 穴水町の寿司屋「幸寿し」の概要 >>

営業時間: 11:30~14:00、16:00~23:30
定休日: 水曜日
場 所〒927-0026 石川県鳳珠郡穴水町大町チ-37-4
電 話: 0768-52-2114(予約可)
席 数: 約15席(カウンター含め)
駐車場: 3台(道の駅 穴水/穴水駅に駐車することも可能)
アクセス
・電車 – 金沢駅から約2時間30分、穴水駅で降りて徒歩約2分
・バス – 能登空港から約20分
・クルマ – 金沢駅から約1時間30分。能登空港からタクシーで約20分

穴水駅から約100メートル先にあるお寿司屋さん。能登半島全域から常時40種類以上の海のネタを取りそろえているそうだ。

話しは変わり…穴水のパンフレットからだが、冒険好きのアメリカの天文学者で、太陽系にある冥王星を、数学的計算により予知したことで知られるパーシヴァル・ローエル氏が、1889年5月に能登半島を旅行したそうだ。その後、ローエル氏は「NOTO」と題する紀行記を残した。

まだ、穴水を訪問して、数時間しか経っていなかったので、ぼくにはまだわからないが、ローエル氏は穴水を「美しき湾を抱く町」と表現したそうだ。

さて、ぼくらバックパッカー夫婦は「幸寿し」を出て…輪島へと歩く?!(続きはこちら

石川県 穴水町 幸寿しの橋本公生さん

石川県 穴水町 幸寿しの橋本公生さん

<前のストーリー 『day 7.1 石川県穴水町 NOTO Shift鈴木久善さんと役場の干場聖司さんとの出会い』>

<次のストーリー 『day 7.3 石川県輪島市で雷雨の中 テント泊 ~ 穴水町から輪島までの25キロ ~』>

石川県穴水町 - 幸寿しの橋本公生さんにお話しを聞いた。

石川県穴水町 – 「幸寿し」の橋本公生さんにお話しを聞いた。

 
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1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

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