Empty Houses of Countryside - 田舎/地方の空き家

“でぶ+借金100万円”って大丈夫?!な大堀悟“ぼり”さん 岩車に完全移住 田舎の空き家とバトル中

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

能登・穴水町岩車(石川県) – 田舎バックパッカーの拠点が岩車に移り、あと1週間ほどで、約5年が経つここ最近。

タイトルのとおり、新たな移住者がここ岩車にやってきて、2軒の空き家を借りた。

大堀悟 ぼり 穴水町 移住 中日新聞

メディア掲載:中日新聞「先輩移住者に共鳴、穴水へ」 移住者が新たな移住者を“呼ぶ”

1軒目の家の改修が中々大変だったことを思い出す...

2017年4月まで住んでいた家に移り住んだ当初、“上”は屋根… “下”は井戸の“底”まで“冒険”した。

井戸 入る well lifestyle countryside Japan

“本格的な”田舎で空き家を借りるときには、そこまでの覚悟と“冒険力”が必要だ。

地方 田舎 空き家 賃貸 能登 石川県 穴水町 岩車

田舎の“町”中であれば、アパートなどの物件がそろっていて、ある程度整備されているかもしれないが、ぼくがここで言う“本格的な”田舎とは、いわゆる田んぼや畑が広がり日本の原風景が残っているような“農山漁村”や“集落”と呼ばれる地域のことである。“ちょい”ネガティブな感じで言えば、超「ど田舎」と言ったほうが早いかもしれない。

田舎 空き家 屋根 改修 empty houses fixing roof in countryside inaka Japan

移住者が少ない“限界集落”の空き家の持ち主の多くは、都会に引っ越してしまっていて、「もうどうせ戻って来ないし、そろそろ空き家を取り壊すかなぁ…」と考えていることが多い。

田舎 空き家 empty houses in a countryside

だが、取り壊すには、坪数にもよるが約200万円前後の費用がかかると言われている。

極端に言えば、家主にとって、空き家は「“邪魔”な存在」になってしまっているのだ。

穴水町 岩車 空き家 Empty house in Iwaguruma

そんな背景から、「モノなどをどかす手間と、修復などの費用をかけてまで、他人に空き家を貸したくない」「空き家を借りたければ、借りたい本人が、自身で清掃、家の中の片付け、不用品の廃棄をしてほしい」という考え方が強い。

借り手は、家賃を払うにもかかわらず、「下出」となってしまう。

そういったことが田舎の空き家賃貸の現状だが、ときには、ぼくらやぼりさんが現在住む家主のような人たちもいる。

地方 田舎 空き家 賃貸 能登 石川県 穴水町 岩車

「ここは自身が育った家。自分は“故郷”から離れた場所に新たに家を建てて、住んでいる。親族ではないが、誰かが住んでくれるおかげで、家は再び“息”をする。自分の“故郷”が劣化しない」という考えだ。

また、家主には固定資産税分や家賃の収入も入る。借り手は、ありがたいことに、住みたい田舎で、大きな一軒家を安価で借りられる。

田舎 地方 空き家 清掃 改修

お互い感謝の気持ちで、貸し借りすることができれば、ベストな状態だが、“限界集落”のような田舎では、空き家賃貸はそう簡単ではないのが実情なのだ。

どう転ぶかは家主次第ではあるが、限度はあるが、「ぜひ貸してください!」というぐらいの覚悟が必要というわけだ。

 
今回、新たに穴水町の田舎にやってきたぼりさんのケースはこんな感じだ。

①家主に対し「借りたい」という強い意志が伝わり、②家主は「そこまで借りたいと言うのなら + 自身で空き家の“片付け”をする」ことを条件に空き家を借りることができた。

④そして、最終的に、家主は、ぼりさん、ぼりさんを紹介したぼくや区長に対して、空き家となっていた「自身の“故郷”が残ることに感謝したい」という気持ちに切り替わっていった。

極端に言えば、自身で住む家の“整備”をすること「めちゃめちゃ掃除しなければいけないじゃん!」という状況に対して、心折れずに「面白さ」を感じられるタフさ、“整備”すれば「住めるようになる!」「住んでやっていける!」というイメージができる人でなければ、“独立”して田舎でやっていくことは難しいと思っている。

都会の空き家やアパートを借りるときのように、賃貸先は綺麗な状態ではない… 「汚い」の一言に尽きる。

その分、家賃は安く生活費用は安価。岩車の家賃相場は約1万円前後だ。今回、ぼりさんは、2軒の空き家を借りたわけだが、2軒の合計で1万円となる。

田舎だ。周囲の人は必要最低限のサポートをするが、基本、自分で全てをスタートすることを前提に、空き家を借りられることを理解しなければ、賃貸は難しいと思ったほうが良いということだ。

前段が少し長くなったが…

田舎バックパッカーが能登・穴水町岩車に移住して約5年経った今週、そんな田舎の空き家賃貸の条件「自分で空き家掃除など全てやってください」を飲んだ新たな“やつ”が岩車にやってきた。

この記事の始めから登場している、“ぼり”さんこと、大堀悟(おお“ぼり” さとる)さんだ。

大堀悟 ツイッター ボリチュニティ ぼり

彼のツイッターのカバー写真には「書く+喋る+飯作る+でぶ+借金100万円」と書かれていて…

思わず…「おいおい大丈夫か?!頼むよ?!」「おれ、岩車に、ぼりさん 紹介しちゃったよぉ~」と思い、「借金100万円って大丈夫?」と聞いてしまった。

どうやら、稼げる柱が多くなり、月収約40万円になり始めた。「フリーランス」とは個人事業主なので、ばらつきがあるだろうが、ぼりさん曰く「見立てがついた」そうだ。

岩車でぼりさんが、借りる家は2軒。

岩車に到着した数日間は、田舎バックパッカー宅 “ワークスペース”に泊まっていた。

その後、1軒の掃除が落ち着いたので、新たな家へ!新天地の空間、慣れること・やることは盛り沢山!

新居で一泊目を始める前に、うちへとやってきて、笑顔で「今日は(清掃)かなり疲れました!」と、新居へと向かった。

そう言いながらも、ぼくの勝手な想像だが、その笑顔の裏で「でも楽しんでます!」と、大声で叫んでいる気がしてならない。精神的に強いだろうが、体力的にはかなり疲れていることだろう。まだまだ、空き家の清掃は続いている。

現在、ぼりさんが寝泊まりしている家は、そこそこ綺麗だったので、“普通の引っ越し”と言われる作業で終わっている。むしろ、ぼりさんは所持品が少ないので、“普通”よりも大したことなかったのかもしれない。

田舎 地方 空き家 大堀悟

大変なのは次の1軒で… 空き家年数15年の“くせもの”だ… 家主/オーナーは「悲しいことだが、この家を取り壊そうとしていた」とのことだった。

屋根、水回りなどの修復から始まり、全てを自身で手掛けなければいけない。

全てを自身で始末・清掃することが、家を借りるときの一つの条件だ。

家主/オーナーにとってはこの家が“故郷”… 「取り壊す必要がなくなり、血がつながった親戚ではないけど… こうして自分の“故郷”を使ってくれる人が来てくれて、感謝だよ。嬉しいよ。おれは、この家へと戻って来られなかったけど、きっと親父も天国で喜んでいるはずだ」と伝えてくれたのは印象的だった。

田舎 地方 空き家

普通だったら、この家を見るだけで、「無理でしょ!」と思う人が大半だろうが、「やり手」は、中を見れば、「自身で綺麗にすれば、この家は甦る」とイメージできるのだ。

それぐらいの意気込み/精神的な強さがないと「仕事がない」とイメージされている“場”の田舎では、フリーランス/個人事業主としてやっていけない。もはや、仕事の“場所”というのは問わないが現代の時代ではあるが。

周りは必要最低限のサポートはしてくれるだろうが、要するに、1人でもなんとかやっていけるという根本的な精神力「生きる力」というのは最も重要というわけだ。

ということで、しばらくの期間、ぼりさんが借りた空き家の掃除は続くことだろう。頑張れ~。

地方 田舎 バーベキュー BBQ in a countryside Noto Anamizu

INAKA-Backpacker | Promote Your Page Too

 
ブログ村ランキング参加中!クリックをお願いします!
Please click below icon for a blog ranking
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ
こちらクリックを!

 
●スポンサーリンク

 

関連記事

  1. 能登へ田舎旅…ジャパンテント三日目 キリコ会館から奥能登一周へ…
  2. 能登・穴水町岩車(石川県) - バックパッカーの“とある”旅雑誌撮影 Cover page photo shooting in Iwaguruma, Noto. 田舎旅するバックパッカーが“とある”旅雑誌の表紙に登場するよ!
  3. キリコ祭り 体験 “キリコ祭り”の『田舎ライフスタイル体験』1話目: 世界農業遺産…
  4. 能登へ田舎旅…ジャパンテント二日目 朝からユニークなミャンマー…
  5. 能登へ田舎旅…ジャパンテント三日目 朝食に「Mohinga」&…
  6. 穴水町 別荘地 day 63.1 石川県穴水町 椿崎の滞在先周辺
  7. Iwagruma Anamizu Ishikawa 能登半島 石川県 穴水町 岩車 農山漁村の『岩車』に移住した理由 ~ 東京で“埋もれる”よりも田…
  8. 日経ビジネス 農業 特集 穴水町 Nikkei Business agriculture feature 田舎で仕事『広報』:穴水町岩車の農家が登場した国内最大のビジネス…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


穴水町岩車 ワークスペース コナージェサップ コワーキング Connor Jessup
  1. Vanlife Japan ハイエース クルマ 暮らし バンライフ 最高の仕事場所
  2. mobile lifestyle 移動型定住 東京モーターショー 家族
  3. のと鉄道 あつあつ亭 跨線橋 牡蠣
  4. work space countryside in Japan
  5. ドイツ オランダ アルチャ 輪島 龍昌寺 Arca from the Netherlands in Ryushoji temple Wajima
  6. 田舎旅 バックパッカー backpacker in Japan
どんより 天気
  1. 穴水町岩車 ワークスペース コナージェサップ コワーキング Connor Jessup
  2. つぶやき ツイート ブログ
  3. 穴水町 岩車 能登 夕暮れ
  4. つぶやき
  5. vanlife station noto anamizu japan バンライフ ステーション 穴水町 川尻 移住者
  6. 鉄塔解体 バンライフ 有明正之

ランキング

PAGE TOP