夏の車中泊、どうしても欲しくなるのが、車内を涼しくしてくれる“冷房”系アイテムだろう。
高額なキャンピングカーやキャンパーバンには冷房、ルーフトップにはファン「ルーフベントファン」がついている。
また、ポータブルエアコンなどもある。
だが、それらアイテム導入は高額…
夏の暑いとき、標高の高い場所へ行く、自然豊かな「田舎」を旅の目的地にするなどの手があるが、いつでも、行けるわけではない。
っと、その前に「なぜ夏、なんとか車内を涼しくしたい!」と思ったのか…
トヨタ・ハイエースがベース車両となっているファミリーワゴンCの“動く拠点”で、もろもろ動きたいところだが、なかなか別の仕事で出られなかったり、いまだに書ききれていないものが多いため、でることを控えている。
一体いつになったら、すっきりするんだ!って話しだが… 汗
その間、“動く拠点”のトップに装備した250ワットのソーラー発電や蓄電池(ディープサイクルバッテリー)を無駄にしたくないので、“動く拠点”はワークスペース化している。
いわゆる、“動くオフィス”となっているのだ。
ハイエース内部の後ろには、大きいデスクや電源が設置されているので、安心して仕事ができる。
だが、クルマ旅に出ても、ワークスペースとして“動く拠点”を活用しても、夏は暑い!
ということで、安価で装備できる空調アイテムがないかなぁ~っと思い始めたわけだ。
そこで、フェイスブックなどの「広告」で目に留まったのが、Sennicの卓上冷風扇。
フェイスブック含め、アマゾンでも、いかにも評判が良いかのように書かれていたので、購入してみたわけだ。
その商品タイトルには、“ミニエアコンファン”、“小型クーラー”、“USB扇風機”など、夏の車中泊には魅力的なキーワードが“勢ぞろい”。
今回、こういったキーワードには注意をしたほうが良いし、評価コメントに関しても、“やらせ風”なときがあるってことを学んだ。
まぁ、結論を言えば、うまいこと、広告に騙されたわけである!
購入し使った結果、既に“夏向け”として持っているUSB扇風機と全く変わらない機能ではないか!
良い点はほとんど思い浮かばない。
● 水を注入し、加湿器のように使う。コメントなどには、冷たい水などを入れると冷風になり、部屋が冷えるなどと書かれていた。しかし、ちっとも!涼しくならない!!
● 時速5キロ以下の速度で、クルマをゆっくりと動かす。その程度のスピードのちょっとした振動で水がだらだと漏れてしまい、デスクや座席が濡れてしまう。
● サイズは大きいが、既に持っていたUSB扇風機と風力が変わらないと実感。
● これらから、費用対効果ゼロのパフォーマンスと言っても過言ではなかった。
【ここに水を入れるわけだが、クルマを少し動かすだけで、水がだだ漏れし、周囲が濡れてしまう】
これら点と、ただの“風”ということであれば、現在持っている2つのUSB扇風機でことは足りる。
というわけで、説明内容と全く違うと思い、購入から1週間後、アマゾンを介して、返品・返金を依頼した。
すると、その返品・返金対応も実に興味深かった。
「返金するが、商品の返品は不要」と言うではないか!
もろもろ省略するが、ぼくと担当者との最後のやり取りは以下のとおりだ。
●ぼく: 「(そちらからの)ご返信内容の『返品は必要がありません』とは、こちらで、破棄するなりして、商品を返送しなくてもいいのですか?返品しなくても、返金はしていただけるのですか?」
●メーカー: 「アマゾンより返金処理しますので、1~3日以内に返金が完了できます。<はい、破棄するなりして、商品を返送しなくてもいいです。返品の必要がありません」※後々、別商品で破損があり返品をお願いすると、このように対応するメーカーが多い。
商品を返さなくても、お金を返すって対応、今回初めてだった。
って、商品の取引上、これってありなのだろうか。
実際のところ、数日後、アマゾンを介して、問題なく返金処理が終了した。
今回、購入時、夏の“涼しい”アイテムとして利活用後、これを紹介できると思っていたが、いやぁ~実に期待外れな結果となってしまった。
実際使ってみないとわからないもの。
さて、この商品、どうすっかなぁ。
そして、この教訓から新たに“動く拠点”に導入したのは…(続きはこちら)
夏の車中泊アイテム |
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