INAKA Backpacker House - 田舎バックパッカーハウス

YouTube登録者数11万人・1000万円でキャンピングカー改装中の「競バンライフ」鈴木祥太さん、能登・石川県の車中泊スポット「田舎バックパッカーハウス」に!

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バンライフをしながら全国25箇所の競馬場を巡り、競馬情報を発信している鈴木祥太(すずきしょうた)さん(1991年11月生まれ、神奈川県出身)こと「競バンライフ」さんが、能登・石川県穴水町の車中泊スポット「田舎バックパッカーハウス」にやってきた。ここは、“住める駐車場”としても知られている。

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最近、約1,000万円をかけて、自身が思い描いた「夢のキャンピングカー」が2025年2月上旬に納車された。しかし、内装デザインを含めた仕上がりは非常に雑で、事前に打ち合わせた内容とかけ離れていたため、製造した岐阜県の小規模キャンピングカービルダーと、現在は弁護士を交えてやりとりをしているそうだ。

キャンピングカー「インディ727」を“動く拠点”として納車した2021年12月に、競馬情報を発信する仕事とともにバンライフをスタート。それ以来、長年…いや、生涯にわたりバンライフを続けていく覚悟を持ち、大容量の収納や広い生活空間を確保できる新たなキャンピングカーの購入を決意した。

既製品のキャンピングカーではなく、既製品のキャンピングカーではなく、仕事用デスクやベッド、シンク、トイレ、シャワーなどの配置を含めた内装デザインを、自分のライフスタイルに合わせてゼロから作り上げたいという思いがあり、完全オーダーメイドのキャンピングカーを目指した。

しかし、岐阜県のキャンピングカー・ビルダーは、競バンライフさんの理想とするデザインを実現できなかったばかりか、納車も何度も遅れた。内装には安価な木材が使われ、ビス止めも中途半端。電子レンジを置くためのスペースにはレンジが入らず、残念な形での納車になってしまった。田舎バックパッカーハウス到着時は水タンクからの水漏れも発覚。製造には5か月かかったという。

岐阜県のビルダーの言い分は不明だが、素人目にもわかるほど、内装のデザインと仕上がりは非常に残念な状態だった。

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田舎バックパッカーハウス到着後も、シャワーなどの水タンクの蓋から水がポタポタと漏れていて、タンク床に敷いたクッションシートはびしゃびしゃとなっていた。そこから漏れた水は、シャワールーム/マルチルーム入口前まで流れている状態に。雑巾を提供させてもらったものの、雑巾程度で済むレベルではなかった。

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競バンライフ,石川県,北陸,1000万円 キャンピングカー,田舎バックパッカーハウス【シャワーとシンク用の水タンク、その横には電動キックボードを載せている。駐車場から競馬場までの距離をキックボードで向かっているそうだ】

それに加え、田舎バックパッカーハウスで汚水タンクを浄化槽へと処理しようとしたが、中途半端な位置に排水口がついていることから排水タンクを空にしようにも、うまく排出できない状態だった。

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競バンライフ,石川県,北陸,1000万円 キャンピングカー,田舎バックパッカーハウス【これでは仕事中、足が伸ばせず、足首が痛くなってしまう】

仕事用のデスクからベッドまでの距離も狭すぎで、椅子は一応置けるが、座ろうとすると下半身すらうまく入らない…

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幅広いベッドは「ふかふかで快適!」とのことだったが、ベッドとシンクの間が狭く、カニ歩きでもギリギリ通れるかどうかという幅。

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ワイドのハイエースをベースにしてるとはいえ、やっぱり車は車。限られた空間の中で、「既成品のキャンピングカーだともう少しうまく設計されてる例も多いよなぁ」と思ってしまった。

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仕事好きでいつも大忙しな競バンライフさんは、「仕事後はすぐ寝たい!」ってことで、仕事スペースのすぐ後ろに常設ベッドを設置。

インディ727のときは空間が狭くて、毎回荷物をどかしてベッドを展開する必要がある。疲れてると、この作業がほんとに面倒だったらしい。まぁ、経験上、疲れてなくても正直ダルい作業なのだ…

週末だけ軽く車旅するくらいなら問題ないのだが、フルタイムや中・長期間のバンライフとなると、生活用品も仕事道具もどんどん増えてくる。で、その度にベッドを展開して…っていうのが、やっぱり億劫になる。

疲れてるときなんか、ベッド作る時間すら惜しい。わかる、ほんとよくわかる。ぼく自身、2012年からバンライフしてるけど、ちゃんとフルフラットにベッド展開して寝たのって、数えるほどしかない気がする。

長期出張や旅のときなんかは、仕事用デスクのソファで足曲げてそのまま寝ちゃったり、簡単に展開できる2段ベッドを使って寝ることがほとんどだった。

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キャンピングカーのベース車両は5年落ちで走行距離がほとんどない中古のワイドでミドルルーフのバンタイプのハイエース。

今回のキャンピングカーは、走行距離ほぼゼロの5年落ち中古車。ワイド・ミドルルーフのハイエースがベースになっていて、ルーフ/屋根部分をカットして、新たにルーフを載せて車内で立てるように改造されていた。結果、車内の高さはおよそ2メートルほど。

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「車内で立てること」は重要なこだわりポイントだった。それはすごく共感できる。車内で完全に立てる・立てないで、車内の快適性、「この中でずっと過ごしたいか」がまるっきり変わる。

立てるにはは立てるのだが、残念なことに、車内の空間づくりのデザイン性に欠けていることからか、高さがある割には「なんか狭いなぁ…」という印象だった。

気に入ってるところは、ベッドの寝心地のよさと、運転席&助手席の上に拡張されたルーフ部分(バンクスペース)。

このバンク部分、普通なら就寝スペースにする人が多いが、彼はスライド式の棚を設置して、生活用品なんかを大量に収納できるスペースにしていた。これはナイスアイデア。

競バンライフさんは岐阜のビルダーの製造現地に行き、短期間、製造工程を見学。納車1週間前(2024年12月)まで、内装の板張りをしていたそうで、その間「これで大丈夫かな…?」と心配になるようなことがいくつかあったらしい。だが、「ここに(競バンライフさんが)いては仕事に集中できない」と言われ、現場を後にしたそうだ。だが、結果、納車は数ヶ月遅れたそうだ。

納車後、田舎バックパッカーハウスに来たときには、一緒に交流スペースで食事した。彼はお酒飲めないので、北海道のガラナを一緒に飲んだ(笑)。人柄は、穏やかで人と分かり合えるタイプって印象だった。

彼としては、途中経過の時点で、岐阜県のビルダーから、もろもろ困難な点などに関して、「今こういう問題があります」とか、こまめに相談してくれていたら、納得していたと話していた。しかし、なんの連絡もなく、最終的に現在の状態で納車されて、高額請求されたことから、呆れと怒りが爆発してしまったのだろう。

ベース車両含め1000万円もかけたキャンピングカーだ。気持ちはかなりわかる。

今後どうなるかはまだ未定だが、競バンライフさんは福井県にある、世界的なデザイン賞を受賞した業者に頼み、内装を完全に刷新する予定とのこと。

2025年中に刷新したキャンピングカーが完成するかはわからないが、新しいキャンピングカーの内装とデザインに、競バンライフさんが満足することを願いたい。

ちなみに、「もしぼくだったらこうする!」ってポイントはというと…

◆ 出入口をもうちょい広げる: 狭すぎて出入りしづらい

◆ トイレやシャワーは不要: 日本にはどこでもトイレと風呂があるから、そのぶん空間を別用途に使いたい。

◆ ベッドは横向きにしたい: できるかは車幅次第だが、ハイエースのキャンピングカーによくある出窓のようなものを付けてよりワイドにすることで、就寝スペースを横に(ただ、ナンバー再申請が必要になるかもしれない)

◆ 窓と網戸は必須: キャンピングカー・ビルダーにお願いすれば、余っているハイエースの窓を安価で購入することは可能。

◆ 換気扇: 夏の暑さ対策には、換気扇「マックスファン」の設置。快適さが段違い。生活臭も換気により最低限に抑えられる。

◆ 仕事用デスクスペースの拡張: 設置場所は要検討だが、現状の横長デスクは肘を置けないので、肩がこってしまい、疲れる。

◆ モニターアームはエルゴトロンがおすすめ: 仕事用デスクのモニターアームが運転中に動いてしまうとのことだったので、エルゴトロンのアームの設置。実際、ぼくが車内で使っているが、運転中・走行中でもまったく動かない(こちら

◆ 寝袋の活用: 掛け布団は収納に車内スペースを取る。寝袋はコンパクトに収納できるため。寝袋の中に入らなくても、チャックを開けば掛け布団のようにもなる。

◆ アウトドアグッズの有効活用: 基本、コンパクト&軽量で収納しやすい。車内に最適。寝袋と同じで、ほとんどのアウトドアグッズはコンパクトに収納できる。

◆ 電源箇所の分散配置: 100Vの電源が1箇所しかないのは不便すぎる。

◆ ベッドシーツ: ベッドカバーが取り外し可能なタイプなのかは確認していないが、写真で見る限り、その様子ではなさそうだったので、洗えるシーツを敷いたほうが、ベッドを清潔に保てる。

ちなみに、競バンライフさんはキャンピングカーを生活と仕事の拠点として利用する前、公共交通手段やホテルを活用しながら競馬場ヘ行き、情報発信などをしていた。だが、毎回 自宅へ戻り、次の出張準備の手間を省き、宿泊施設と交通費などのコストを削減したいという理由から、キャンピングカーの導入を決めた。

フリーランスで競馬ライターになる前は、2015年から2020年まで、フジサンケイグループのサンケイスポーツ紙で競馬記者を担当し、主に滋賀県の競馬場などで取材していた。その後、フリーランスの競馬ライターになった。

主な収入は競馬情報や自身のバンライフについて発信するYouTube、競馬新聞の発行、記事の執筆などから得ている。YouTubeの登録者数は約11万人(2025年5月現在)

日々、仕事で大忙しの競バンライフの鈴木祥太さん。

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田舎バックパッカーハウスで滞在して、飲み交わした夜も、「これから週末に発行予定の競馬新聞の作業をしなければ!」とキャンピングカーへと戻っていた。

競バンライフさんは独自のツールを使い、過去40年分もの膨大な競馬統計データを分析し、その情報を基に、PDF版の競馬新聞「鈴木ショータのPDF新聞」(有料、2020年創刊)を発行している(こちら

自身、競馬では最高1,000万円を得た実績もあるんだとか!

競バンライフさんのYouTube登録者数は、今回のキャンピングカー納車の同日に10万人を突破。視聴回数も10万回再生を越える動画が多く、安定した収益を生み出している。

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競バンライフさんが以前乗っていた軽トラがベースになっているキャンピングカー「インディ727」は、京都競馬場から徒歩10分の場所で貸し出中(こちら)。走行してキャンピングカーでの旅行に使ったり、停めたままホテル代わりに使用するのも可能。

【競バンライフさんが能登を旅したときのYouTube動画】

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競バンライフ,石川県,北陸,1000万円 キャンピングカー,田舎バックパッカーハウス【このような形で助手席と運転席真後ろにデスク/テーブルを設置すると、助手席下にあるエンジンカバーは開けられるのだろうか…】

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競バンライフ,石川県,北陸,1000万円 キャンピングカー,田舎バックパッカーハウス【競バンライフさんの田舎バックパッカーハウス滞在時、能登エリアを自転車旅していた富山出身の旅人。前日、内灘の道の駅で会い、たまたま田舎バックパッカーハウスで再会。他にも、ぼくがいつもお世話になっている穴水衛生社の代表も競バンライフさんの車両に気づき、立ち寄ってくれた】

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競バンライフさんが田舎バックパッカーハウスにきたときの、娘・結生の日記はこちら

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1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

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