『クリエイティブ“田舎”ワークスペース』を利活用してくれカナダ出身の映画俳優兼監督のコナー・ジェサップ(Connor Jessup)が、自身のインスタグラムを介して、「能登の世界」を発信している。(前回のストーリーはこちら)
ここ数日間、コナーが自身のフィルム式一眼と二眼レフカメラで撮影した 奥能登で田舎暮らしするバックパッカー 結生の写真をメインに紹介している。
コナーにとって最初の大きなデビューはオーストラリアの「Discovery Kids(ディスカバリー・キッズ)」の番組だったそうだ。世界最大のドキュメンタリーチャンネル「ディスカバリーチャンネル」で知られるディスカバリー・コミュニケーションズ社が運営する番組の1つ。10歳のときに、母親と一緒にオーストラリアへと渡り、8カ月間、番組の撮影に挑んだ。
それが俳優世界への一歩だった。その後、コナーは16歳のときに、スティーヴン・スピルバーグさん製作総指揮のSF海外ドラマ「フォーリング スカイズ」でメジャーデビュー、2015年には海外ドラマ「アメリカンクライム」にも出演した。
2015年には「さよなら、ぼくのモンスター(原題:Closet Monster)」で主演を務めた。
「さよなら、ぼくのモンスター」は日本で、2017年7月から東京のミニシアター「新宿シネマカリテ」で公開。ヒット上映作品となり、同年10月に、「新宿シネマカリテ」が再びこの映画をアンコール上映した。「さよなら、ぼくのモンスター」は、日本で“話題”となっている「LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)」や「ボーイズ・ラブ」がテーマとなっている。海外でも評価が高く、大人気の映画だ。
● 「フォーリング スカイズ」はこちら。
● 「さよなら、ぼくのモンスター」はこちら。
これまでは、東京の「新宿シネマカリテ」だけでしか観ることができなかった映画「さよなら、ぼくのモンスター」だったが、今月(2018年2月)から、アマゾンなどがDVDやBDの販売を開始、iTunesやGoogle Playでもレンタルや購入が可能となったので、どこにいてもみることができる。Google PlayやiTunesの英語版の評価は高く、今現在、ほぼ5スターをマークしている。
ちなみに、ぼくもようやく、「さよなら、ぼくのモンスター」を入手したので、今月中に観ようと思っている。
コナーは今、映画監督の道へと挑み始め、新たな映画撮影や脚本執筆に取り組んでいる。最近では、コナーが執筆し監督として製作した作品「Lira’s Forest」が世界最大級の「トロント国際映画祭」や「バンクーバー国際映画祭」で上映された。
● 穴水町岩車 結生 「ん?」
● 穴水町岩車で「父ちゃん!ルック!」
● 穴水町岩車 ピンク
コナーは既にメジャーな海外ドラマや映画でデビューしている。まだ23歳と若いが、その略歴だけを見ると、その23年を駆け足で登ってきたように見える。ついつい「若いときから、すげぇ~なぁ」と思ってしまうのが普通だろう。
映画業界の関係者から見ると、コナーのこれまでの23年間は早いのか、遅いのかはわからないが、約1カ月間を一緒に過ごしたぼくからコナーを見ると、彼は焦っているようにも見えた。
頭を抱え悩みながらも脚本執筆に取り組む日々だった。
「もっともっと上へと進みたい」「先へ先へ登って行きたい」そんな気持ちが相当強いのだろう、岩車のワークスペースでは頭を抱えながらも、自身のオリジナル作品製作に向けて執筆作業に励みつつも、悩みながら作業を進める毎日。
せっかく来た能登、「仕事の合間に、奥能登のいろんなエリアを見たいよ」と… ときに能登の“どこかへ”と出かけるわけだが… <続きはこちら>
「クリエイティブ“田舎”ワークスペース」とは、田舎バックパッカーが移住先・穴水町岩車(あなみずまち いわぐるま)の自宅で運営するレンタルオフィススペース。
能登の里山里海の“穏やか”で落ち着いた自然に囲まれた環境を“仕事場”として求めて日本の田舎へやってくるコナーのような映画監督・脚本家などのライター、プログラマーなどが活用できるスペースとなっている。
ざっくり言うと、都会にある「シェアオフィス」や「コワーキングスペース」の田舎バージョンみたいなものだ。もちろんのこと、ダイニング、キッチン、トイレ、シャワールームなどは共有スペースとして使用することができる。
里山と里海に囲まれている農産漁村の岩車は、仕事スペースとして落ち着く環境。気分転換に、湖のように穏やかな海沿いを散歩、ジョギング、サイクリングしたり、コーヒー片手に、ただ単にそこらに座って、のんびり落ち着くのもお薦め。
岩車は、人口約100人前後の小さな農産漁村で、穴水町の1地域。60歳・70歳・80歳になっても、漁や畑をしているおばあちゃん・おじいちゃんがいる元気な村。牡蠣やナマコ漁も盛ん。
※現在、『クリエイティブ“田舎”ワークスペース』は、「田舎バックパッカーハウス」となりました。
お知らせ:シェアハウス、コワーキングスペース、バンライフステーションなど多目的・多用途の家「田舎バックパッカーハウス」をオープンしました! |
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【お知らせ】『田舎バックパッカーハウス』をオープン!日本初の“住める駐車場” 能登半島にある小さな田舎町<石川県穴水町川尻>にシェアハウスとオフィス、コワーキングスペース、そして、住める駐車場・長期間滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も! |
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