能登・穴水町岩車 – 田舎バックパッカーの完全無農薬畑の青梗菜(ちんげんさい)が元気だ。
能登に移住し、半自給自足分の畑を初めて約4年になるが、チンゲン菜を植えたのは今年が初めて。
そして、何度かフェイスブック、インスタグラム、ブログなどに載せているとおり、結花は料理が得意だ。
得意だらけの料理の中でも、特に担々麺(たんたんめん)は美味しい。
今年、畑で育てている野菜の一種がチンゲン菜。
チンゲン菜の種は島根県産で、山梨県北杜市の「道の駅 はくしゅう」で入手した。
ちなみに、畑植えた野菜全般の種に関しては言うと、ぼくらは、遺伝子組み換えなど、もろもろ環境面を考慮してアメリカや中国産は避けている。可能な限り、国産や信頼できる国の種に限定している。
ぼくがチンゲン菜を育てたかった目的はただ一つ。
ラーメン用途だ。特にこの担々麺用。学生時代から、ラーメンの具材と言えば、チンゲン菜としているわけだ。(笑)
チンゲン菜の栄養素
チンゲン菜は、緑が濃い『緑黄色野菜』の一種。
チンゲン菜には、髪の毛、視力、皮膚などの健康(美肌効果)を維持するための豊富なベータカロテンやビタミンCやE、塩分を排泄する働きを活性化するカリウムも含むとから、高血圧にも効果があるようだ。
また、カルシウムは、魚、牛乳・チーズなどの乳製品だけに含まれていると思われがちだが、チンゲン菜は、骨を生成する栄養素となるカルシウム成分も多く含む野菜。
カルシウムを多く含んだ野菜は、他に、小松菜がある。
うちの畑は、チンゲン菜の調子が良いみたいなので、今後、どんどんチンゲン菜の種を蒔くことになりそうだ。
バックパッカーの畑は完全オーガニック
チンゲン菜は意外にもスーパーで高値で売られている。2束で150円~200円前後なので、畑で沢山なれば嬉しい。
だが、野菜を自身の畑で育てることの最重要ポイントは、コスト面だけではない。
やはり、独自で作った野菜を体に取り入れることが、健康上、一番安心できる。ぼくらの野菜の育て方は完全無農薬/オーガニックで、堆肥やちょっとした消毒ですら行っていない。
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虫に食われた野菜でも全く問題ないと思っている。やはり虫が食べても安心な野菜を食べたい。上の記事のように、例え、科学的に体への影響が証明されていなくても、虫が死んでしまうような野菜は..体に取り入れたくない。
うちの畑では現在、チンゲン菜、トウモロコシ、ほうれん草、トマト、ナスの成育が一番良さそうだ。
サニーレタスの調子が悪かったが、ここ数日で、急成長している。
ざっくり、担々麺の作り方は…
以下“ざっくり”担々麺レシピには、能登でしか入手できない具材も入っているが、普段、結花が担々麺を作るときのプロセスをここに載せておこう。
タイトルのとおり、「ざっくり」なので、量はお好みまたは“適量”ということ、各自、目分量でチャレンジしてほしい。
①生姜とにんにくをみじん切りにして、ごま油と能登イベリコ豚の背脂で炒める。
②豆板醤(とうばんじゃん)と挽肉を入れて炒める。
③自家製味噌と白・黒の摺り胡麻、砂糖、少量のお酒、自家製の麺つゆ、お酢、鶏ガラスープなども入れて炒める。
④炒めたら無調整豆乳と水を混ぜ合わせる。
⑤最後に、チンゲン菜を入れて炒める。
その後は生麺と茹でて、このスープに入れる。
チンゲン菜を入れるタイミングは自身の好みでいいようだ。
挽肉などと一緒に炒めると、味が染み込み美味しくなる。だが、焦げないように、一度、鍋から取り出して、あとで、麺とスープに入れたほうが👍。
田舎/地方に来ると、畑は有り余っている。必要以上の野菜を作ることが可能。
近所のおじいちゃん・おばあちゃんたちは、沢山、種を蒔いて野菜を育てて、自分らで消化できない量の野菜を作っているぐらい。
田舎/地方にはそれほど多くの畑スペースがある。可能な限り、料理の具材を独自で育てていきたいね。