Noto Anamizu Iwaguruma - 能登 穴水町 岩車

“遺伝子組み換え”時代だけど…「じゃぁ、どうしたらいいのだろうか…?」

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能登・穴水町岩車(石川県) – 昨日の「遺伝子組み換え」ストーリーの続編。前回の話しは…
“遺伝子組み換え”時代に突入…“自然食”と共存できる田舎/地方 ~ 自身の心で考えて判断することが重要なとき ~

 

“飛んでいく”遺伝子組み換えの種...

『「遺伝子組み換えの有無」を表示させる指針を検討』したり『義務付けること』が解決策のようにも見える記事の終わり方だが、遺伝子が組み換えされた“種”が増えると、純粋の自然の種が“汚染”されるという懸念がある。

一昨年、朝日新聞では、アメリカ・オレゴン州のオーガニック農家の畑に、どこからか遺伝子組み換えの種が飛んできて、畑が遺伝子組み換えの農作物畑になってしまった(既にネット上から削除されていたので、そのときにクリップした記事「忍び寄る遺伝子組み換え作物 拡散気づかず栽培も-朝日新聞デジタル」をここにリンクする)

遺伝子組み換えに関する図「日本のトウモロコシ、大豆、ナタネの輸入量と遺伝子組み換えの推定量(2012年)」(参照: 2013年12月22日の朝日新聞記事より)

遺伝子組み換えに関する図「日本のトウモロコシ、大豆、ナタネの輸入量と遺伝子組み換えの推定量(2012年)」(参照: 2013年12月22日の朝日新聞記事より)

今後、遺伝子組み換えされたサケと、自然なサケから産まれるサケはどんな子どもになるのか...食物連鎖でそれを食べる動物や魚はどうなってしまうのか…人間はどうなるのか?

種がどれだけ自然界に侵入していくのか…という懸念点だ。

“純粋な自然食”は残るのだろうか。
自然な食材を口に入れることができる環境を、ぼくらの子どもたちに残せるのだろうか。

能登・穴水町岩車 - 食べる分の畑をつくろう。

能登・穴水町岩車 – 食べる分の畑をつくろう。

どれだけの子どもたちが“真の自然”と隣り合わせで生きていけるのだろうか。ぼくら親の世代が、どれだけ“自然食”“オーガニック”にこだわって生きていくか…“美味しいもの”にこだわって生きていけるかがキーになっていく。

しかしながら、ぼくらは常に“忙しい”資本主義の時代にいる。

食材に気にかけるよりも、どれだけ仕事をして稼げるか…に重点を置いた世代だ。

それが中心で、「スーパーに並ぶものは“安全”で問題ない」と勝手に思い込んでいる。だが、スーパーも資本主義の一員。どれだけ費用をおさえて、稼げるかに重点を置いている。

今年2015年から家の前で畑を始めたバックパッカーファミリー。トマト、ピーマン、シシトウ、イタリアンレタス、ナス、キュウリ、サツマイモ、里いも、長ネギなど

今年2015年から家の前で畑を始めたバックパッカーファミリー。トマト、ピーマン、シシトウ、イタリアンレタス、ナス、キュウリ、サツマイモ、里いも、長ネギなど

スーパーに置かれている農作物がどんな風に作られているのか…現場を見て調達する担当者がどれだけいるのだろうか….

これは人ごとではない。消費者もそれを了解…そんな現実をしっかり把握しておかないと、今後、自然なものを口にすることはできなくなるだろう。

能登・穴水町岩車 - キノコの菌をどんぐりの木に打ち込む。

能登・穴水町岩車 – キノコの菌をどんぐりの木に打ち込む。

そして、完全に自然な“種”から野菜を育てていることを目指している人たちにとっては大ごとだ。

農家だけではない。自分たちの食べる分ぐらいの野菜を畑で作って半自給自足暮らしをしている人たちも、“種”から気を付けなければいけない。

能登・穴水町岩車 - 近所の町の議員・新田信明さんとキノコの菌の打ち込み作業。

能登・穴水町岩車 – 近所の町の議員・新田信明さんとキノコの菌の打ち込み作業。

一つ“おかしなもの”を植えると、拡散する可能性がある。

しかしながら…飛んでくる植物の花粉は防ぎようがない。

 

能登のバックパッカーファミリー宅では…
ぼくらの“策”は至ってシンプル

「田舎/地方は過疎化が進んでいる」「消滅山村地域が沢山ある」「人口減少が激しい」などとネガティブなトーンで騒がれているが、それらイコール「田舎は昔ながらの日本が残っている」「都会化されていないので、自然が残っている」「食材豊富な里山里海がある」とポジティブにとらえることができる。

都会のお店にならぶ国産の食材はどこからきているのか?田舎からだ。

能登・穴水町岩車 - 一昨日は玉ねぎを植えた。冬を越えて、3月・4月ごろが収穫の時期。

能登・穴水町岩車 – 一昨日は玉ねぎを植えた。冬を越えて、3月・4月ごろが収穫の時期。

“食”と隣り合わせで生活できるのは、里山や里海の自然が残っている田舎/地方なのだ。

こうなると、ベストの策は、自分たちの身近で自分たちが食べる分の食材をつくること、身近な人から食材を購入することになる。

能登の里山で畑をしてトマト、ピーマン、サツマイモ、玉ねぎなどの野菜をつくり、里海で魚介類を捕る。少しづつだが、自分たちが食べる分ぐらいの農作物をつくって食べている。そんな環境があるわけだが、まだまだ地元のスーパーで野菜を購入することも多々ある。

塩は能登の塩田でできたものを購入、味噌はここ数年、毎年1月に1年分の味噌を作っている。

魚介類に関しては…魚を釣りたいところ。サザエ、アサリなどの貝類は嬉しいことに近所の人が頻繁にくれる。時期になれば牡蠣もだ。「絹モズク」などの海藻類もうまい。

娘には極力“自然”から育てられたものを食べてほしい。多くの“人生の選択肢”を体感してほしい。その想いも田舎/地方移住の理由の一つだ。

 

気をつけるべき世代は“次”だけではない
ぼくら自身 親から…

“次世代”の子どもを見守るためには、自分自身の“食”にも気をつけてぼくら親の世代も“安心できる食”を口にしなければいけない。

親が病気になっては、子どもを見まもることもできない。

「虫つき野菜!やだ~!」の消費者の考え方も変わらなければいけない。虫に食われた“汚いと呼ばれる農作物”がどれだけ良いものか…虫が近寄らないものがどれだけ不自然か…

このような消費者の反応では、遺伝子組み換えのような食材が増えるばかり。

能登・穴水町岩車 - 2014年10月下旬、「もう刈りきれないから、自分たちで刈ればあげるよ~」と、カボチャ農家・長崎公雄(ながさき きみお)さんが刈りきれなかった稲を素手で刈った。刈った籾は約100キロ近い。しかし、稲刈りシーズンはとっくに過ぎていて、近所の農家は籾摺り機を片づけてしまったため、籾のまま、次の稲刈りシーズン2015年10月まで保管することに。

能登・穴水町岩車 – 2014年10月下旬、「もう刈りきれないから、自分たちで刈ればあげるよ~」と、カボチャ農家・長崎公雄(ながさき きみお)さんが刈りきれなかった稲を素手で刈った。刈った籾は約100キロ近い。しかし、稲刈りシーズンはとっくに過ぎていて、近所の農家は籾摺り機を片づけてしまったため、籾のまま、次の稲刈りシーズン2015年10月まで保管することに。

仕事で忙しくて、そんなこと考えている時間がないかと思うが、バランスが重要になってくるのだろう。

「このままでいいじゃん」「深く考える必要ないでしょ」という人はそれもいい、「変えたい」という人は動けばいい…

能登・穴水町岩車 - 雑草ぼうぼうの中、数日間行った稲刈り作業。

能登・穴水町岩車 – 雑草ぼうぼうの中、数日間行った稲刈り作業。

だが、どんな選択肢があるのか…マインドをオープンにして、知っておいた方が良い。田舎/地方には、畑生活ができる、そんなライフスタイルが送れる選択肢/オプションがあることを知らせていきたい。

気づいた人が、自身で食材をつくるなり、行動にうつしていくしかない。

能登・穴水町岩車 - 能登の里山は山菜が沢山採れる。これはコシアブラ。

能登・穴水町岩車 – 能登の里山は山菜が沢山採れる。これはコシアブラ。

「なにが本当なのか…」が、よくわからない場合、世間/周りが疑問と思う方向へと進んでいるのであれば、まずは『自分の頭で考えて、行動するしかない』。自分が正しいと思う道を進むしかない

最終的には、自分たちで畑をする。もしくは信頼できる農家・漁師から直販で食材を購入するのが現時点でベストの選択肢なのだろう。

 
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