能登・穴水町岩車 ‐ 田舎バックパッカーのぼくはオークション出品まで手掛けている。
農機具は高値で落札されることが多い。今月は農機具の代理出品で、67,500円の売り上げだった。先月は田植え機が142,000円で売れた。
たとえ壊れたものであっても、自身が不要となってしまったもの、他の人が必要としていて、意外と売れるのだ。
レンズ部分が割れて撮影できなくなったカメラのレンズでさえ、売れる。
自身にとって、壊れて修復できないレンズでも、落札者はこのレンズを技術的に修復して、再利用するつもりだ。
農機具に関しても、たとえ一部が破損していて、部品交換などで修理することを考えても、乗り出し価格を考えればオークションでは安い。
新品や中古で整備された農機具は高い。
最近の報道によると、全国で「ヤフオク」の月間利用者数は約6000万人。ヤフオクの利用者数は国内でトップクせてしまったことからラス。中古品やレア物を探している人たちは多い。
自分にとって「こんな壊れて汚いモノ、誰も必要としてないだろうなぁ」っと思いがちな“廃材”かもしれないが、その“廃材”を活用したい人がいるかもしれないのだ。
最近では、ヤフオクで落札された稲刈り取りと、稲の結束を同時に行うことができるバインダー、除草機を販売して、配送が完了した。
バインダーの落札価格は40000円、除草機は27000円。農協で農機具を購入するよりも安いのだ。農機具は汚れていたり凹みがあっても売れる。
地元の元農家の農機具だけでなく、自身の不要になった電子機器、書籍など、小型から大型グッズまで、ヤフオクで出品している。
ぼくの出品での取り引き数は200品以上、良い評価は既に100を超えていて、ここ数年、多くのモノを捨てることなく、オークション上で出品している。
ちなみに、悪い評価は一つ。商品概要に間違った情報を載せてしまい、悪い評価がついてしまった。
その他、最近、人気あるフリマ「メルカリ」などを介した販売もある。結花はメルカリで注文することもあるが、数回、出展者から商品が届かないことがあった。
オークションのきっかけ
オークションを始めたきっかけは、まだまだ使用可能なモノを捨てるのはもったいないという想いから。
会社生活から離れて、バックパッカー田舎旅へ、そして、田舎暮らしを始め、なんでも使えるものは工夫して活用してきた。
バックパッカー旅で荷物を詰めるときも、“モバイル”/携帯性を重視つつ、普段これまで捨てていたようなものを再利用。
安いから捨てる、汚れたから捨てる、ちょっとかけたから捨てる、使わないから捨てる…そんな消費社会は地球に大きな負荷がかかる。
モノをすぐさま捨てるのがぼくらの消費時代。それにも関わらず、「原発はいらない」などと言う矛盾社会でもある。廃棄、リサイクルすることにも、エネルギーが必要となる。
「リサイクルされるから大丈夫でしょ」
リサイクルして新たなモノを作るためにもエネルギー資源が必要となる。
捨てずにリユース、必要な人に売る・渡す、将来必要となることを想定して取っておく、そういった考えと行動が、無駄をなくす。
「使い捨て」の概念がなかった昔の人たちが、簡単にモノを捨てる姿を見たら、どんなふうに感んじるのだろうか…
今では100円ショップができ、「使い捨て」が浸透している。豊かすぎる社会だ。
まだまだ、無駄になっているモノは沢山あるかと思うが、可能な範囲で身近なモノをリユースできるようにつなげたい。
ペットボトルや空き缶も単に捨てるだけでなく、なんらかの形で活用の方向へと持っていきたいなぁ。
ヤフオクで落札された農機具「除草機」、運送業者さんが大分へと運んでいった。
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