能登・穴水町岩車 – さて、とうとう、通信速度上下3MbpsでLTEデータ通信使い放題で知られていた「ぷららモバイルLTE」が11月30日で終了する。
ここ2年間で、格安SIMが激増し、サービスの生き残りがかかった戦いが始まったのだろう。小規模から大手まで…20社以上の通信会社が存在する。
契約初期から1年間は通信速度に満足していた「ぷららモバイルLTE」だった。
だが以前書いたレビュー記事のとおり、ここ半年は、日中、昼前後の速度が劇的に低下することがあったため、速度に満足していなかった。
「ぷららモバイルLTE」の通信放題の速度は上下3Mbpsで、データ制限がないと記載されていたが、明らかに速度は激落ちしていたのだ。
ということで、今回のサービス終了に伴い、ぼくも音声含めたモバイルデータ通信サービスを変更しなければいけない。
ちなみに、能登・岩車の自宅では、全てのネット機器を「ぷららモバイルLTE」/モバイルデータ通信サービスを介して、インターネットに接続している。
スマートフォンに格安SIMカードを挿入し、スマホのテザリング機能をオンする。そうすることで、パソコンやタブレットなどのネット機器は、スマホに接続することができ、インターネットに繋げることができる。
なので、格安SIMカード/モバイルデータ通信サービスがなくなると、一大事となる。
家には、光やケーブルテレビのインターネット固定回線を導入していない。そう滅多にないが、重いデータのやり取りの際は、そう滅多にないが、近所のWi-Fiを借りたり、公衆Wi-Fiを活用する。
参考情報だが、穴水町地域では、富山の能越ケーブルが主流、最近になって、ようやくNTT光が入り始めた。
しかし、町の漁村・農村地域、いわゆる 自然が多い田舎エリアでは能越ケーブルの固定回線のみしかサービスが届いていない。固定回線のネットをひくと、工事費用や月々の費用が高額だ。
費用面と“私事(しごと)”旅、外出が多いことを考えると、固定回線を敷くことは控えたい。
都会で会社勤務の人たちも、1日の大半の時間を会社など、外で過ごしているようであれば、光などの固定回線の費用はもったいない。ネット閲覧、メール、SNS/ソーシャルメディアだけであれば、格安SIMのモバイルデータ通信を介したネットで十分だろう。
Netflix、Huluなどのネットを介した、映画・ドラマなどの動画視聴がメインであれば、データが重いので、話しは別かもしれない。
現代版の『田舎暮らし』では、仕事上、インターネット接続は欠かせない。今や、重要な“ライフライン”と言っても過言ではない。
【人口約180人前後の漁村 岩車にたつドコモの電波塔】
企業に勤めていたときと同じで、ネットに接続できなければ、「仕事にならない」わけだ。
そんなこんなで、“旅”に合ったモバイルデータ通信は、どのサービスなのか、再度、選択する。
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● モバイルデータ通信の 『無制限』は本当なのか?! ~ NTTぷららを1年以上活用してみて… ~ |
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● 穴水町岩車の田舎で突然LTEが入り始めた ~ 田舎移住で欠かせないモバイル通信 ~ |
正直、今では格安SIMサービスが多すぎて、「最近、どれが安いのか」「どれが話し放題なのか」「どれがデータ量や速度制限を気にすることがないサービスなのか」について、調べるのも一苦労だ。
なので、最近、ぼくは田舎への旅、田舎でのライフスタイル/田舎暮らしに適した「格安SIM」で知られるサービスについて調べている。
まぁ、「田舎でのライフスタイルに適した」というよりも、あらゆる田舎、旅先など、場所問わず、どこにいても、不自由なくインターネットにつながり、快適なモバイルライフが過ごせるサービスを探している。
常に動いていて、場所問わず、世界と“つながっていられる”ネットサービス、『遊動民』的な『移動型定住』スタイルについてこられる「モバイルインターネットサービスはどれなのか?!」
田舎“暮らし”や“イナ旅”で使えるモバイルデータ通信の条件は?!
では、ぼくはどのような条件に合った、音声通話付きモバイルデータ通信サービスを探しているのか?
① インターネットの固定回線がない能登での田舎暮らしの自宅や、旅先の“動く拠点”となるハイエース、その他 “旅の足”となる夜行バスや電車など、“私事(しごと)”先で、データ量に制限されることなく、インターネットにつながっていられること。
② フェイスブック、スカイプ、チャットワーク、ワッツアップ、バイバー、ラインなどのチャットの音声やビデオ通話機能で、遠隔地にいる家族、友だち、仕事仲間との快適なコミュニケーションができること。
③ 現在、住んでいる田舎・穴水町岩車の漁村では、スマートフォンを活用していない60代以上がほとんど。音声通話可能な限り、安い通話料金が理想。
ちなみに、これまでのぷららでの通話料金(20円/30秒)は1000円以内で収まっているので、話し放題のサービスに加入する必要はなさそうだが、話し放題オプションが安価であれば、通話時間を増やしたいと考えている。
④ 最近、仕事上、アメリカやヨーロッパに電話をすることが多いので、理想であれば、国際電話料金が安いこと。
⑤ 現在使っているスマホ「Huawai Mate9」は2枚のSIMカード挿入可能なデュアルスロット。場合によっては、インターネット/データ通信はA社、通話はB社と、2社のサービスに分けて、契約することも検討。
⑥ 全国どこにいても、電話やインターネットにつながること。
【SIMカードを2枚挿入することができるスマホを使うことで、2社異なる通信会社のSIMカードを使い分けることができる】
ざっくりまとめると…
ざっくり上記の点をまとめれば、上下の速度がADSL並で安定して5Mbps前後の速度であれば、問題ない。
接続エリアに関しては心配していない。ドコモ、ソフトバンク、AUの大手通信キャリアであれば、プラチナバンド帯域を保有しているので、今やどこの田舎/地方にいてもつながる。
それに関しては、以下記事を参考にしてほしい。
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● ソフトバンクは田舎/地方でもつながる ~ 能登で一番つながるのはどこの携帯?未だに「田舎ではドコモ」と思っている人は… ~ |
プラチナバンド帯域に関して心配すべき点は、格安SIMカードを挿入するハード側であるスマホや、モバイルWi-Fiルーターの方だろう。
ハード側がこれらキャリアのプラチナバンドの周波数帯域に対応しているのか確認することが重要だ。
さて、どのサービスを選択するか…(続きは後ほど)
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