Noto Anamizu Iwaguruma - 能登 穴水町 岩車

“遺伝子組み換え”時代に突入…“自然食”と共存できる田舎/地方 ~ 自身の心で考えて判断・行動することが重要なとき ~

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能登・穴水町岩車(石川県) – 能登の田舎/地方で「遺伝子組み換え」について考えた。

能登への移住前やバックパッカー旅の最中、「自分たちが食べるものは可能な限り育てたい」。

そんな暮らし/ライフスタイルをみてみたいとおもったことも、旅の背景の一つだ。

振り返れば、アメリカ・オレゴン州にいたとき、半自給自足的な暮らしをしていたファミリーと過ごしていて、可能なこともわかっていたが、「会社生活」「サラリーマン生活」が中心の日本の社会でそんなことができるのか。

旅の背景の一つとして
そんなライフスタイルを隣り合わせで送っている人たちと出会いたかった…そんな事例を見てみたかったというのもあった。

「食」は生きていく上で重要な要素。
ぼくらの世代…気をつけなければいけないことは、自分たちの体を形成する食材だ。

当たり前のことだが…食べ物は自分の体を形成する重要な要素

飲食なくしては、自分の体は成り立たない。

ぼくがオレゴン大学在籍中のころから気にしているのは、遺伝子組み換えの食材だ。

最近、この遺伝子組み換え食材がどこまで拡大するのか…気になる。

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原木椎茸と子ども

1990年代から、本格的に遺伝子組み換えの農作物が、人の食料として市場に出回り始めた。

それだけではない。そんな遺伝子組み換えの農作物を飼料として食べる動物の肉や乳製品が市場に出回っていることについて、不安に思っている人も多い。

本当に体に良いのか…

 

そもそも“遺伝子組み換え”ってなによ?

「遺伝子組み換え」=「体に悪い」という理解だけで、「遺伝子組み換え」を理解していない人が多いかと思うので、簡単に説明しよう。

農作物の種にある「虫に弱い」という遺伝子を取り除き、その他の生き物の「虫に強い」「虫を殺す」という遺伝子を入れる

このように農作物にあった元々の遺伝子を組み換えることで、農作物は大きくなると、虫に食べられずにすむ。

「へーすごいじゃん!虫に食われず、虫がついていない野菜は綺麗だしいいね!」と思うだろうが、それでは理解が浅すぎる。

「虫に食べられずに済む」だけでは終わらない。その農作物を食べた虫は死んでしまうわけだ。

例えば、遺伝子組み換えされたトウモロコシや大豆には、虫を殺してしまうサソリの毒が組み込まれていて、虫に強い…いや…虫を殺す農作物に成長する。

畑で育ったこの遺伝子組み換え農作物を食べると虫が死んでしまうのだ。

近所の新田信明さんの畑を手伝いながら“食”をつくる。農家ではないので“専業”というわけにはいかないが...少しづつ少しつづ。

近所の新田信明さんの畑を手伝いながら“食”をつくる。農家ではないので“専業”というわけにはいかないが…少しづつ少しつづ。

その中には「除草剤に強い」遺伝子も組み込まれ、農作物に除草剤を蒔くことで、虫は死に、農作物の大量生産をおこない、稼ぐという農家も多い。

日本では厚生労働省と内閣府の食品安全委員会、アメリカの米食品医薬品局(FDA)などの機関により、人体への影響は科学的に証明されていないとされるが…自身の心で…人間ではないが虫を殺してしまうような農作物が食卓に並ぶことを考えてほしい。

 

虫が死んでしまうような食材を食べて、本当に健康的なのだろうか…?

 

今の食材には化学調味料、防腐剤、ホルモン剤や抗生物質が打たれた食用動物、遺伝子組み換えされた農作物などが、“自然”とぼくらの身近なスーパーから食卓へと出回っている。

そのせいではないという人もいるかと思うが、食生活が乱れ、アトピーなどの肌荒れ、積み重なって重い病気へとつながっているのではないだろうか。

そして“薬”を飲んで改善しよとするが、そもそもの根本の食材を見直せば…病気や薬へとはつながらないのでは…?どうなのだろうか?

2013年5月、移住したばかりのころ、神奈川県から、「これ食べられないかな」と思い、はるばる能登へと思ってきた里芋。食べずに苗となり、沢山の里芋ができた。

2013年5月、移住したばかりのころ、神奈川県から、「これ食べられないかな」と思い、はるばる能登へと持ってきた里芋。食べずに苗となり、沢山の里芋ができた。

「食用として安全」とされているが、一体全体どんな基準で安全と呼べるのか…微妙なところである。まだ長期的な影響はわかっていないのだ。

発展が必要“とされる”経済の中、売上・利益を上げるためなら、ある程度の水準をクリアしていれば「なんでも良い」としてしまう時代だ。

食品関連の組織など、世間は「食用として安全」と言う…

何度も言うが…農作物、魚・豚・牛などの食材は、ぼくら自分たちの体を形成するもの。体の中へと入っていくものだ。それらなくして体は形成されない。

世間を気にせず「自分の“心”の中で、本当にそれが体に良いものなのか」「子どもに食べさせて大丈夫なのか...」と自分を問い、行動することが重要だ。

これは自分をもち、自分が強くなければ、そう簡単にはできないこと。

なにはともあれ、あらゆる“毒素”が組み込まれたものよりも、“自然”に近いものが安全で、一番健康に良いということに間違いはない

別に技術や科学の進歩を否定しているわけではない。しかし、自分たちの体に影響する“食べ物”、体に入ってくる食材が不自然に乱されるならば...敏感になるべきだと思う。

2013年6月の大豆植え。だが、うまくいかず。まぁ何事もチャレンジチャレンジ。

2013年6月の大豆植え。だが、うまくいかず。まぁ何事もチャレンジチャレンジ。

また追加して言えば、この遺伝子組み換えにより、生態系への影響も考えられる。

虫が食べる農作物含む植物や有機物がなくなり、その虫をさらに食べる虫、その虫を食べる動物、それを食べる人間・・・この食物連鎖が不自然に操られた場合、生態系/エコシステム、自然の循環、ぼくらを取り巻く環境にどのような影響があるのか・・・

このバランスが壊れたとき、食べ物は存在するのだろうか?

2013年6月の大豆植え。かなりの量を植えたのだが、失敗に終わった。近所で移住のお世話になった新田信明さんは2年前からチャレンジしたが、残念ながら「豆は難しい」と失敗に終わった。

2013年6月の大豆植え。かなりの量を植えたのだが、失敗に終わった。近所で移住のお世話になった新田信明さんは2年前からチャレンジしたが、残念ながら「豆は難しい」と失敗に終わった。

植物を育てるために必要な土は存在するのだろうか。既に、大量の除草剤による、大量生産、畑の砂漠化は既に始まっている。

そして今や「遺伝子組み換え」は農作物から食用動物にも手が伸びはじめた。

 

2015年11月20日のニュース
食用動物の遺伝子組み換えが始まった

これまで動物と遺伝子組み換えに関する話しは、動物が遺伝子組み換えの農作物を飼料として食べることが問題視されてきた。

しかし、つい最近のニュースでは、今度は“動物”自体の遺伝子組み換えが始まったことが報じられた。

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以下は2015年11月20日に時事通信が配信した記事。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2015112000146

遺伝子操作サケが食卓に=成長速度2倍-米で認可

【ワシントン時事】米食品医薬品局(FDA)は19日、遺伝子を組み換えたサケを米国内で食用として認可した。

通常の2倍のスピードで成魚に育つ。FDAは審査の結果、「食用として安全」と判断した。

ただ、健康や生態系への影響を懸念する声は根強く、認可は議論を呼びそうだ。

米国は大豆やトウモロコシなどの農作物の遺伝子組み換えを認めているが、食用動物で認可したのは初めて。将来的に認可対象が畜産物などに広がる可能性もある

米消費者団体「食品安全センター」はサケの認可停止を求めて提訴する構えだ。

遺伝子組み換えサケは米企業「アクアバウンティ・テクノロジーズ」(マサチューセッツ州)が開発した。タイセイヨウサケに、ゲンゲというウナギに似た魚などの遺伝子を組み込み、成長を加速させる。

FDAは、2010年に諮問委員会が「安全」と答申した後、5年間審査を続け、最終決定した。

外界と隔離して養殖することで「米国の環境に重大な影響は及ぼさない」との見解も示した。

アクア社は認可を受けたサケについて「安全で栄養があり、画期的な食品だ」と強調。

ただ、遺伝子組み換え食品は健康や環境への影響を懸念する声が多いほか、倫理面からの批判も目立つ。消費者の不安を踏まえ、FDAは19日、農作物やサケについて「遺伝子組み換えの有無」を表示させる指針を検討すると表明した。

日本や欧州連合(EU)、中国などは一定の表示を義務付けている。
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サケで認可がおりると、今後、その他、動物にも手が伸びることが想定される。

翌年2014年、失敗と終わった大豆を植えていた畑はジャガイモ畑として生まれ変わる。

能登・穴水町岩車 – 翌年2014年、失敗と終わった大豆を植えていた畑はジャガイモ畑として生まれ変わる。

ジャガイモは大成功。美味しいジャガイモが沢山できた。雑草刈り、土おこし、苗植え...などけっこう大変な作業。

能登・穴水町岩車 – ジャガイモは大成功。美味しいジャガイモが沢山できた。雑草刈り、土おこし、苗植え…などけっこう大変な作業。

能登・穴水町岩車 - 大きなジャガイモが沢山。

能登・穴水町岩車 – 大きなジャガイモが沢山。

 

“飛んでいく”遺伝子組み換えの種...

『「遺伝子組み換えの有無」を表示させる指針を検討』したり『義務付けること』が解決策のようにも見える記事の終わり方だが…(続きはこちら)(翌日25日@7:00AMに公開予定)

 
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1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

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