能登・穴水町(石川県) – 「星空のまち」「まいもん(うまいもの)の里」「健康長寿の町」などと穴水町は主張しつつも、「ボラ待やぐら」を町のシンボルに位置づけるなど、町はあらゆる“ブランド”を表に出そうとしている。
テクノロジーが発展し、あらゆる手法で、ブランドとそれに関するメッセージを打ち出せる時代、従来の市町村や会社組織が行っているように、どれか1つに絞り、それに集中してブランド化すべきなのか、なにが正しいのかは微妙なところだが…小さい町にしては、いろいろなブランドが散乱しすぎているような気もする。
まぁ、それはともかくとして…今回の記事の内容は『星』だ。本当に、穴水町は「星空のまち」なのかを、実際体感し、カメラに収めてきた。
夜な夜な一人旅する田舎バックパッカー…
昨晩、夜な夜な、一人“ひょっこり”家を飛び出し、旅立った…
穴水町は果たして本当に「星空のまち」なのかを、一人“検証”しにカメラと三脚を担ぎ、出かけた。
先日の記事では、穴水町岩車漁港で撮影した「天の川」の写真を載せた。
記事にも書いたとおり、すぐに曇り始めてしまったので、撮影できた時間はほんの5〜10分程度。(岩車漁港での星空撮影記事はこちら)
また、村の街灯や民家の灯りが意外にも明るいので、納得がいく写真をカメラに収めることが出来なかったように思う。
しかしながら、短時間で、ある程度の星空が撮れたことは、ある意味、「星空のまち」という位置づけは間違ってはいないと思った。
町内どこでも、多くの星を眺めることが可能なのだろう。「まぁ田舎であれば、どこでも星空は綺麗じゃない!?」という議論はともかく…
ぼくらが移住した岩車の漁港以外でも「天の川」や星空を撮影することは可能なのだろうか?と思いつつ、町内の“暗闇”スポットへ向かった。
今回、向かった先は「能登ワイン」の駐車場。ここにはぼく以外にも、カメラマンが一人いたことには正直驚いた。
昨晩撮影した「天の川」含めた星空写真を数枚公開したいと思う。
なにはともあれ…穴水町は「星空のまち」に間違いはない。
引き続き、町のその他のスポットでも撮影を進めていきたいと思う。
今回、活用したカメラは?
田舎バックパッカーの旅の最重要道具の一つは一眼レフカメラ。写真や動画の力は、記事を魅力的にし、文章内容を更にわかりやすくしてくれる。
最近、メインカメラとして活用し始めているのはソニーのミラーレス一眼「α(アルファ)6000」。
ミラーレスはとにかく軽く、従来の一眼レフと変わらない画質とシャッタースピードだ。変わらないというよりも..画素数とシャッタースピードは7Dを上回っている。
ソニーのカメラが高画質なことはもちろん、スマホとの連携機能が豊富で操作性にも優れている。
ワイヤレスでαをコントロールして撮影ができる他、撮影した写真をすぐにスマホに転送できる。ブログ、フェイスブック、インスタグラムなどのソーシャルメディアで、綺麗な写真を瞬時に共有することができる。その点に関して、旅人にとっては嬉しい機能。また、ほとんどのスマートフォン・メーカーはスマホのカメラのコア部分にソニーのCMOSセンサーを採用しているほど、画質に信頼性があるわけだ。
オレゴンへのバックパッカー旅でも、キャノンよりも、ソニーのαユーザーになったカメラマンを多く見かけた。
現在、いつも使用しているキャノン7Dは修理・メンテナンス中。ミラー部分がかなり摩耗していて、オートフォーカスが微妙な状態になっている。もう7年も使用しているカメラだ。無理もない。
7Dでのバックパッカー旅は正直“重い”… これからは、ミラーレスでの旅がメインになってくることだろう。
バックパッカー旅の軽量・高品質“撮影”アイテム |