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獨協大学の女子大生5人 穴水町岩車へ – 今後の“観光”を探り

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穴水町 岩車 獨協大学女子 地域観光

能登・穴水町岩車 – 穴水町には「観光スポット」があるのだろうか?

「今後の観光スタイルは一体、どうなっていくのか?」「もはや『観光』という言葉は古いのか?」「地方/田舎に人の興味を惹くにはどうしたらよいのか?」

穴水町 岩車 獨協大学女子 地域観光

【なぜか…ISO/感度が高めに設定され、写真が荒くなっていた】

そんな疑問を抱え、能登へリサーチをしに獨協大学(どっきょう だいがく)の女子大生たちが能登へやってきた。

2015年の年末、能登へ来てくれたソニーの友人・吉村司さんからの紹介だ。吉村さんは、獨協大学含め、あらゆる大学で講演をしている。

JTB主催で地域別対抗で、地方へ人を惹き付けるための新たな地域観光をテーマにプレゼンをする前に、リサーチをしているとのことだった。

ゲストハウスや地元で体験を提供しているスポットを中心に、いろいろと話しを聞きにきたそうだ。

穴水町 岩車 獨協大学女子 地域観光

 

穴水に観光スポットはあるの?

ぼくが穴水で好きな観光スポットは穏やかな湾沿いを歩ける散歩道。

従来の“観光”と呼べるほどのスポットではないのかもしれないが、想いは人それぞれ。

町にある「潮騒の道」、中居や岩車の里海を感じられる海岸沿いの散歩コースなどだ。

あとは、これも、“観光”と呼ぶほどでもないのかもしれないが、地元の公園「あすなろ広場」もお薦め。

これらスポットには、正直、「なにもない」のだが、それを思う存分楽しめるスポットだと思っている。

特に深い歴史やオブジェがあるコースではないので、これらスポットを「観光」と呼ぶには、なにかが足らない気がするが、そんな「なにもない」「ただ自然を感じながら散歩できるコース」が良いんだと思う。

今、東京などの都会には、なにもかも「ありふれている」ことから、逆に「なにもない自然の静けさ」を体験することが、目玉になるんだと思っている。

能登半島トータルで考えても、能登には観光スポットが少ないという印象。

だが、穴水は暮らしやすい田舎。「観光」がない田舎は、良い意味で盛り上がりがなく、住みやすいと思うなぁ。

京都、奈良、鎌倉などと「観光」で比較してしまうと、「ない」となってしまうのかもしれないが、それら「ない」をどうやって魅力的にするのか...それが重要なんだろうね。

獨協大学の女子大生のみなさんには、ざっくり、自宅で、今後の「観光」の変化について、ぼくが思ったことを語らせてもらい、なんらか更に体感できることがあるのではないかと思い、“動く拠点”ハイエース「ファミリーワゴンC」で、みんなを引き連れて、中谷家の「そばきり 仁」(能登町)へ向かった。

中谷家 そばきり 仁

東京からわずか約1時間30分!美味な約10割蕎麦『そばきり 仁』今年も築400年の能登天領庄屋でオープン – 展示会も5月から

そばきり仁 中谷家 蕎麦 小林仁

結局のところ、「なにを観光にすべきか?」従来の「観光」って固定概念を捨てて、町独自、オリジナルの「これでいいよ!」って観光スタイルをつくりだす必要があるんだろうね。

 

日本のカントリーサイド“田舎”の魅力

日本の田舎/地方は、人口減少や過疎=ネガティブにとらわれがちだが、ポジティブに考えれば、昔ながらの日本、“日本らしさ”が残っているスポットだと思うので、比較優位は沢山あると思っている。

そばきり仁 中谷家 蕎麦

都会では今や体験することが難しいことが田舎にあるのだ。ある意味、田舎では、なんでも体験できる。

田舎での良さを実体験“旅”することで、ライフスタイルや今後の生き方の選択肢も拡がってくるかと思う。

見方次第で、“体感できること”が盛り沢山。それが“田舎”地方の良さだと感じる。

先月、2人組の女性自転車旅人、ここ2日間は、1人の女性自転車旅人が、うちへやってきた。

今は、スマートフォン、飛行機・自転車のような乗り物、ポータブルな自炊道具やテントなど、あらゆるジャンルのテクノロジーを活用すれば、自身で簡単に旅行ができる時代。

「女の子が独自でバックパッカー旅?!」

昔では、「女の子だけでは危ない!」って思われていただろうが、今や誰もが旅できるほど、豊かな時代なのだ。

そんな時代、大手旅行代理店はどうするのか...きっと、それを追っかけるために、発案したこのJTBの大学生向け“コンペ”プロジェクトなんだろう。

獨協大学女子 地域観光

従来の旅行スタイルは、ぼくらの世代には、もはや通用しない。

これまで貯めてきた情報が溢れているので、旅行会社を通すことなく、スマートフォンを片手に、誰でも“旅”ができる時代だ。

獨協大学女子 地域観光

田舎/地方に住む人たちと交流して実体験すること、人との触れ合い、自然と生活を交えた深い体験、これらをどのようにして、自身ならではの手法で、うまく事業化するかが、今後の旅スタイルのキーになることだろう。

大手旅行会社が、田舎ならではの体験を提供することができる“田舎人”と手を組むことも一つのスタイルになってきてもおかしくない。

大手にはこれまでのノウハウや、顧客との信頼関係がある。田舎が“面倒”と思うことを抱える力や余力もある。

そばきり仁 中谷家 蕎麦

ただ、田舎の個人“田舎人”が、大手と組むには、大手が心配しそうな課題も出てくることだろう。

個人は“エアビー”や“ウーバー”のような、社会を破壊する“ディスラプト(Disrupt)”なビジネススタイルと組んでも構わないと考える。

企業は、社会に反するビジネスや個人を好まない。そういった人たちとの連携は、難しいとすぐに考えてしまう。

本格的な「起業」というのは本来、社会を破壊するようなビジネスなのだろうが、それは、大手にとって、危険な存在となる。

そのあたりを大目に見ることができ、大きなリスクをとれる大手と、個人の連携や協力体制をバランスよく組んだチームが今後、先駆者として、新たな道を開拓していくこととなると思う。

いずれにしろ、エアビーやウーバーのような事業/“旅”スタイルは、遅かれ早かれやってくる。

従来の旅行スタイルはもうすぐに崩壊する。

社会を破壊し、旅行代理店を大々的に動かす新たな“旅行スタイル”の発案に期待をしたい。

まさに“イナ旅”がベースになっているといいなぁ。

穴水町 岩車 獨協大学女子 地域観光

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1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)にフルタイム広報として関わりつつも、モノのレンタルや借り放題事業を行う「flarii(フラリー)」、“遊び”を取り入れ人間関係“つながり”をリモートで構築する「バヅクリ」、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てらた牡蠣の販売もサポートする。

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