能登移住後、東京のベンチャー企業などの広報サポートが多かったのだが、2018年は移住先の穴水町で初めて、「広報」のサポートを行った。
今回のお客さんは、穴水町で隠れたスポット「新崎(にんざき)」にあるかき氷カフェ『ウミネコパーラー』。実に辺鄙な場所にあるが、そこにたどり着くと、「ここいいじゃん!」と必ず思うことだろう。
カフェオープンに向けて、オープン前からメディア向けの広報活動をサポート、『ウミネコパーラー』やオーナーの足立秀幸(あだち ひでゆき)さんが、地元紙だけでなく、全国紙、テレビ局、フリーペーパー、オンラインメディアなど、数多くの多くのメディアに取り上げられた。
奥能登・穴水に移住看護師がオープン かき氷カフェ『ウミネコパーラー』 |
今回、「ウミネコパーラー」の足立さんより、広報に関するレビュー(評価)メッセージ「中川生馬に“広報”を依頼してどうだったの?」を頂いたので紹介したい。
そもそも「広報ってなんぞや?」という点に関しては、レビューの後に“ざっくり”書いているので、そちらを参考にしていただきたい。
ウミネコパーラー 足立さんからの評価コメント 広報をお願いしてどうだった?!
①広報を依頼したことで、狙っていなかった客層も来るようになった。また副次的な効果で、メディア取材が、また別のメディア取材を呼ぶという感じになって、オープンから良い感じで取材が入ってくる。
僻地でお店をやる場合、新聞やテレビの取材効果がけっこう大きく、SNS/ソーシャルメディアとの併用をすることで、僻地問わず、どのような場所で事業をしても、可能性が拡がると感じた。
また新事業や新メニューなどの、新たな手を打つ時には依頼したいと考えている。
②結論から言うと、開店時に話題になるために、「広報」は非常に効果的な方法。
個人で事業を展開する場合、「広報」まで自分で行う余裕が無いので、メディアに送る説明や、段取りを代行して、全て行ってもらもらえるのは大変ありがたかった。
田舎で開業する場合、知ってもらうことが最初のハードルになるので、そこを委託できるメリットはかなり大きい。
SNSを使うことで、宣伝はできるが、過疎地の住民は高齢者が多く、地元の人にはSNSでは宣伝しにくい。
2〜3年の時間をかければ、口コミで有名になることもあるが、それなりに食べて行くため、事業を軌道に乗せて、客数を確保するとなると、必然的に高齢者もターゲットにしなければいけない。
そこを狙うとなると、新聞、テレビでの取材が必要だが、開店時、相手(お客さんやメディア)が来るのを待つだけという考えだったので、広報を利用して積極的にメディアにアプローチするのは効果的だった。
また、広報的な視点から、店の見せ方のアドバイスも貰えるので、それがインスタ映えなどにもつながっていると思う。
自身で「広報」に費やす時間や労力を考えると、コストパフォーマンスは高いと感じた。
「広報」とは?なぜ広報が重要なの?!
人口や事業が増加・集中し競争が激しい都会や、人口減少が進み事業が成り立つのか微妙なことを考えつつも起業する人々がいる田舎。
そのような環境下、どのようにして、自身の事業を大衆に知ってもらうのか、都会や田舎問わず、今や“情報発信”は欠かせない。
最重要の取り組みの1つと言っても過言ではない。
情報発信の方法は、誰でも自由かつ手軽に、いつでも・どこからでも発信できるSNS/ソーシャルメディアなど、幅広くなってきている。
「情報発信」分野で代表するソーシャルメディアは、みんなも知っているフェイスブック、インスタグラム、ツイッターなど。
それらを介して、友人や家族に発信する手段は、今や誰でもでき、すべき情報発信の手法だが、その発信先、情報が届く範囲は限られる。自身が“有名人”でない限り、リーチ力は限定的である。
その「情報発信」の中でも、最も幅広くあらゆる人の手元に届き、絶大なインパクトがある発信手法は、新聞・テレビ・雑誌・オンライン・ラジオなど、従来のメディアを介した一般への情報発信。
やはり、これら従来のメディアが報道すると、多くの人に情報はリーチする。
リーチ力は絶大だ。
また、メディアの報道内容は、(当たり前だが)一個人や一事業主がつくることができないため、主観性がない。第三者である報道機関が、取材・編集・発信するため、客観性や信頼性が強い。
自身の“つながり”へ発信することができるソーシャルメディアでは獲得できない潜在顧客に向けて、幅広く情報発信することができる。
では、それら従来のメディアに、「自身の事業や取り組みについて、どのようにして報道してもらうか?」
それを“裏”で考え、その一連の「広報」プロセスをサポート、実務活動を行うのが、「広報」担当のぼくの役割なのだ。
広報に関して興味ある方、ご連絡くださいね(こちら)
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