キャンピングカー、車中泊仕様の車などでの旅で、“仮眠”のための車中泊スポットの場所情報を超簡単に調べる方法について載せておこう。
最近は、ただ単に車中泊したいだけなのに、ウェブサイトで車中泊スポットを検索すると、不要な情報量が多く、読むのが面倒で調べるのが大変。
そんな情報量を読む手間暇を避けて「車中泊スポット」を簡単に検索する方法とは?
<< 車中泊スポットを超簡単に探す方法 >>
一番簡単な方法は実にシンプル。
ナビ機能も搭載する「Google Map(グーグルマップ)」で、
◆ 「道の駅」
◆ 「サービスエリア」
◆ 「パーキングエリア」
◆ 「車中泊」
などを入力して調べるだけ。
ナビ機能もあるので、地図関連は、グーグルマップで全てが完結する。
週末、1週間など短期間や長期間の旅で、基本、それだけで全く問題なく、快適な車中泊スポットを見つけることができる。
あとは「そこで面白い体験ができるのか?」だが、車中泊スポットを探す方法としては、「グーグルマップ」で検索するのが、簡単でベストだ。
トイレはどこのスポットにもある。
キャンプと車中泊を同時に楽しめるスタイル「オートキャンプ場」も、「オートキャンプ場」と入力すれば、すぐに検索できる。
グーグルマップでは車中泊スポットの検索だけでなく、活用した人たちの評価やクチコミまで表示されるので、実に参考になる。
また、キャンピングカーなどの専用車中泊スポットとして、「Carstay(カーステイ)」や「RVパーク」などもある。
Carstayの場合は専用アプリをスマホに入れることで、マップ上で検索することが可能。
ちなみに、Carstayでは自身のキャンピングカーをカーシェアして、利用したい人に有料で貸せる仲介サイトも運営している。
RVパークは(2024年9月現在)、ホームページ上にRVパーク一覧がリスト化されているのみで、場所情報が地図にパッと表示されない。自分の位置情報とRVパークまでの距離がわからないので、率直に言うと、調べるのにひと手間かかる。
<< どこで車中泊できるの? >>
上でも述べたとおり、車中泊ができるスポットは主に以下がある。
◆ 道の駅: 1,221箇所(2024年8月末時点)
◆ サービスエリア(238箇所)とパーキングエリア(648箇所)(高速道路沿い): 886箇所(2024年6月末時点)
◆ Carstay(カーステイ): 約300箇所(2024年9月時点)
◆ RVパーク: 約470箇所(2024年9月時点)
サービスエリアには、駐車場、トイレに加え、売店、食堂、ガソリンスタンドなどが備わっている。嬉しいのは、多くのサービスエリア施設内は24時間オープン。
食堂/レストラン/フードコートはさすがに24時間オープンしているサービスエリアは少ないが、コンビニがある場合は大体24時間オープンしている。また、売店も24時間オープンの場合が多い。
パーキングエリアには基本、駐車場やトイレのみの場所が多いが、売店やコンビニがある場合も。
RVパークにはトイレの他に、キャンピングカー向けの有料の電源設備があることが大きな特長。
だが、Carstay、RVパーク、オートキャンプ場以外の車中泊スポットは基本、仮眠車中泊専用。
道の駅、サービスエリア、パーキングエリアは「飲んで食って、今夜はここで車中泊して楽しむぞ~!」というスポットではない。
あくまでも、運転の疲れをとるための仮眠車中泊スポット。その点、理解した上での仮眠車中泊を。
◆ その他:
その他、車中泊スポットとは呼べないが、長距離運転などで疲れた場合、コンビニで許可を取ると、車中泊させてくれることがある。
自身、たまにキャンピングカーで能登から静岡県への出張があるのだが、出張前日ぎりぎりまで、他の仕事で一杯一杯で、夜中出発になってしまい、長距離運転で疲れることがある。
近くで車中泊スポットを見つけることができない場合、コンビニに運転で疲れていることを説明し、丁重にお願いすると、心優しいスタッフの方は、車中泊を許可してくれる。
微々たるお礼ではあるが、朝食やコーヒーなどはそのコンビニで購入することで感謝をお返しするようにしている。
ただ、その場合、駐車スペースが沢山あるコンビニを選んだほうがいいだろう。
他にも、オートキャンプ場などもあるが、事前に予約も必要で、出入口のオープン時間も決められている場合も多いため、一晩の簡易的な車中泊スポットとは言えない。
<< これら車中泊スポットの大きな違いは? >>
基本、どこの車中泊スポットにも、綺麗なトイレが設置されている。
あとは売店、食堂、コンビニ、シャワー、電源設備の有無ぐらい。
Carstayの車中泊スポットの大きな違いは、多くのスポットに地元に根付いた“管理人”がいて、交流することができる点。
私事ではあるが、特にぼくが運営する「田舎バックパッカーハウス」は旅人たちの交流拠点となっている。
バックパッカーの場合、ゲストハウスやユースホステルなどがバックパッカーが集う交流拠点になりがちだが、そのキャンピングカー版という感じのスポットだ。
<< 車中泊スポットのトイレは綺麗?設備は? >>
“豊かな”日本だ。基本、どこの車中泊スポットのトイレも綺麗。道路関連の設備は綺麗に整っている。
トイレなどの清潔感/清潔さ/綺麗さをランク付すると、サービスエリア、パーキングエリア、そして道の駅と続く。
最近では、コインシャワーを完備するサービスエリアも。
グーグルマップで「サービスエリア シャワー」などと検索すると、シャワー設備があるサービスエリアが見つかることもある。
わかっていると思うが、サービスエリアとパーキングエリアは基本有料、有料道路の高速道路沿いにあり、高速道路を利用しなければ辿り着くことができないので、いわゆる有料施設だ。
そのため、トイレ含め施設全体に清掃スタッフの手がしっかり行き届いている。
道の駅は“まぁまぁ”という感じで、トイレ出入り口に扉がないところも多く、トイレの灯りに虫が寄ってきて、虫が多いケースがある。
だが、道の駅もほとんどが十分と言っていいほどの綺麗さ。綺麗ではないトイレを探すほうが難しい。
ちなみに、公衆トイレが、そもそも苦手な人たちは、旅向きではないとぼくは考えている。
<< ゴミ処理はどうしているの?ベストな方法は? >>
人によって意見が異なるかと思うが、ぼくは旅をしているとき、基本、旅先のその場その場でモノを購入し、食事も外食するなどして、その土地を“味わう”ようにしているので、その場で処理することが多い。
【サービスエリア内などで食べて、その場その場で出たゴミを処理】
こまめに、少量のゴミを購入先で廃棄することをおすすめする。
多くのゴミを廃棄したい場合は、Carstayなどの有料車中泊スポットを使用して、追加オプションで「ゴミ処理」を選択することで、遠慮することなくゴミ処理が可能だ。
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