2010年11月15日(月) – 2010年4月~10月の期間中、愛媛県で「まつやま島博覧会2010」が開催されていたことを知っているだろうか?
栄子さん家族は、この「まつやま島博覧会2010」でも貢献をした。
愛媛県は、島々の振興を目的に、島民が主体となり島民の「島を元気にしたい」との想いから、今年初めて興居島など怱那諸島の9つの島で「まつやま島博覧会2010」を開催。
【興居島の美しい海水浴場】
このイベントにより、4月から1万8千人以上が怱那諸島を訪問したそうだ。
興居島では、2010年10月23日・24日に、「しまはく秋フェスタin興居島」が開催され、県の伝統芸能、無形民俗文化財の「船踊り(ふなおどり)」を披露した。
2010年に行われた島博覧会
10月23日に披露された「船踊り」は、今から1,000年以上前、瀬戸内海で伊予水軍の勢力が強かったころ、凱旋(がいせん)した水軍の戦士らが島民の歓迎に応えて、戦いの様子を船上で、身振り手振りで伝えたのが始まりとされている。
ちなみに、「船踊り」は、国土交通省が認定する島の宝100景にも選ばれている。
通常、船で踊るが、この島博覧会では、舟越(ふなこし)というお宮で、火を焚いて、踊って披露したそうだ。
期間中、約700人もの参加者が集まった。
由良では5月に、「ちりめん祭り」が開催され、いりこの釜あげ、地引き網体験、特産品販売などをしたそうだ。
ちなみに、興居島では、イリコ漁も行っている。いりこ漁の初期費用は結構かかる。まず漁業権利金で、100~200万円もかかるそうだ。
【興居島の美しい海】
島博覧会の最中、栄子さんは、お弁当作りを担当し、たこの天ぷらや山田商店のメニューの一品でもある「ひじきの天ぷら」を作っていたそうだ。
「ひじきの天ぷら」は、聞いたことがなかったが、ひじきは揚げても黒いまま。
5枚で500円。このイベントで、島民の得意分野を披露するなど、いつもの島の様子を紹介した。
こんなイベントが継続して開催されると島も活気づくだろう。
しかし…、この「島博覧会」について、ぼくらは一度も聞いたことがなかった。
残念ながら、情報発信をあまり積極的に行ってなかったのだろうか。
ぼくの仕事柄、「あまり積極的に広報してなかったのかな~」「ぼくだったらこうして、こうするかな~」などと思ってしまった。<続きはこちら>
<前回のストーリー 『day 29.1 愛媛県 興居島ミカン ~農家の工夫。農家の後継者不足、日本の農作物は無くなるのか…~』>
<次回のストーリー 『day 29.3 愛媛県 興居島 相子ヶ浜海水浴場にある栄子さんの「山田商店」』>
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