能登・能登町(石川県) – 今日はぼくらバックパッカーファミリーが移住した穴水町の隣、能登半島の地図上 穴水町の東側に位置する能登町にある農家民宿ゆうか庵での“うちごはん食堂”に呼ばれた/招待いただいた。
【農家民宿 ゆうか庵での「うちごはん食堂」。県外含め約45名がゆうか庵とこうやさんによる能登の郷土料理を楽しむ】
能登半島のうちごはん 農家民宿ゆうか庵で
「能登半島のうちごはん」プロジェクトとは、昔ながらの「能登の里山里海」の郷土料理を発信し、能登の「食」を切り口に、能登を元気にしていこうというものだ。テレビ朝日の番組「ウチゴハン」に掛けているのだろうが、あの番組とは別物だ。
【“うちごはん食堂”の主催者 農家民宿 ゆうか庵の女将 中田幸子さんと、カフェギャラリー こうやの古谷英教さん】
【カフェギャラリー こうやの古谷英教さんと、農家民宿 ゆうか庵の主人 中田隆さん】
月に約一度、能登半島にある農家レストランや民宿で「うちごはん食堂」を開催し、参加者が集まる。主にフェイスブックでうちごはん開催を告知して、参加者を募っているようだ。
今回、山羊を育て山羊のミルクアイスクリーム『やぎミルク愛す』を開発・販売、料理人としても有名なこうやさんと、ゆうか庵の中田さん夫婦の協力による「うちごはん食堂」だった。
【能登の“そのへん”の里山里海で採れたものを化学調味料なしで料理】
輪島塗の漆器にのった食事は「能登の“そのへん”の里山里海で採れたものを化学調味料なしで料理」したもの。能登の“自然食”が、赤く濃く光る輪島塗の御膳に…それを箸でつかみ口に入れる…「美味い!」なんてもんじゃない。美味しくて…「もっと食べさせてくれ~!」と叫びたくなってしまう昼食だった。
2014年6月からこの「能登半島のうちごはん」プロジェクトは始まり、ゆうか庵で実施するのは2回目。
今回ゆうか庵に集まった参加者は約45名。いつもは県内からの参加者が多いかと思うが、東京から約10名ぐらいだろうか…“都会人”と“能登人”たちが“従姉妹のように交流する”グループ「ITOKO(いとこ)会」の人たちも参加した。
「能登半島のうちごはん」プロジェクトのコーディネーター役でもあり、「いとこ会」の世話役でもある星野正光さんと数年ぶりにここで再開。
能登でのあらゆる地域イベントで頻繁に“遭遇”する県庁の杉本拓哉さん、最近 金沢から能登町に移住し能登町定住促進協議会に勤務する森進之介さんとも会った。
森さんは以前デザイン会社でデザインの企画を担当していたそうだが、「釣りをしたいから!」とのことで能登町に家族揃って移住したそうだ。
まぁ、もちろんのこと、移住した理由は「釣りをしたいから!」以上にあるが…話しが逸れるので、その話しはまた今度。
【囲炉裏の回りに並ぶ能登の郷土料理がのった輪島塗の漆器。この雰囲気に漆器が似合うよね…】
うちごはん食堂のお品書き
【農家民宿 ゆうか庵での「うちごはん食堂」のお品書き。芋コロッケ銀餡(ぎんあん)かけ きざみ大根葉わさび】
【農家民宿 ゆうか庵での「うちごはん食堂」のお品書き。茄子オランダ煮 とろろかけ 小口葱(ねぎ)添え】
【農家民宿 ゆうか庵での「うちごはん食堂」のお品書き。鯵、さといも田楽 ししとうなど】
【農家民宿 ゆうか庵での「うちごはん食堂」のお品書き。大根の漬けもの、きざみ大根葉わさび】
【農家民宿 ゆうか庵での「うちごはん食堂」のお品書き。 白菜酢漬けサラダ。穴水町の能登イベリコ豚も入っている。右にあるのは、カボチャ羊羹(ようかん)、イチゴ、バナナ ブルーベリーソース】
【農家民宿 ゆうか庵での「うちごはん食堂」のお品書き。汁物。】
なぜバックパッカーが“ゆうか庵”へ…そして“ゆうか庵”とは…
この“うちごはん”ではぼく自身もゲストとして自己紹介させてもらった。
ぼくは農家民宿ゆうか庵(中田隆さんと幸子さん)のネットを介した情報発信関連の仕事をさせていただいている。そして友人として、家族ぐるみで仲良くさせてもらっているのだ。
ゆうか庵のホームページ兼ブログの構築や、じゃらん・楽天トラベル・ヤフートラベルなどの旅行サイトへの登録や更新、それら内容に掲載する写真撮影、文章作成などの制作、その他 パソコンやインターネット関連の細かい操作方法でサポートしている。
ゆうか庵のサービスは“本物”で、それがまず大きいことから、シンプルなブログ型のホームページをプラスして情報発信することで、その反響はかなりポジティブに転換している。
自主的にお休みを取らなければならないぐらいお客さんが入っていて、最近では「婦人画報」に載るなどメディア掲載も多くなっている。
広報の観点から言うと、「婦人画報」に載ることはかなりハードルが高い。
農家民宿ゆうか庵のホームページ兼ブログでも書かせてもらっているが…ゆうか庵の郷土料理はただの田舎料理…郷土料理ではない。
能登の郷土料理にさらなる工夫…創作を加えて、“創作”田舎郷土料理に進化している。
【農家民宿ゆうか庵。古民家の雰囲気に包まり、囲炉裏を囲み、家族で楽しめる創作田舎料理。器はすべて輪島塗の漆器だ。和食ランチは1500円から。和食ディナーは3500円から。一泊二食付き一人10,500円からでもちろん宿泊も可能だ。1日1組限定の宿泊なので、“田舎ならではの空間”を1人もしくは少人数で“独り占め”することができる。】
【農家民宿ゆうか庵には、朝採れ“奥能登”野菜の“ピザ”プランもある。4人以上で11,750円/人の宿泊料金。1人だと15,500円。このピザ釜はゆうか庵の亭主 中田隆さんと友人たちが独自でつくった。】
【農家民宿ゆうか庵。最近は外国人の宿泊客も多い。オランダからきた親子。】
【農家民宿ゆうか庵のお食事。季節に応じて特別なお料理も。塩、ご飯、麹、人参、ゆずなどを活用、蕪(かぶ)に鯖(さば)をはさみ2~2週間 発酵させた「かぶらずし」(手前)。「なれずし」は塩漬けしたアジを、ご飯、唐辛子、山椒(さんしょう)の葉、酢を活用して、約4か月間、樽の中で発酵させた能登の郷土料理だ。】
【農家民宿ゆうか庵の寝室。テレビもついている。またWi-Fi/無線LANも完備している。能登で過ごした一日、ゆうか庵での思い出をすぐさまブログ、フェイスブック、インスタグラムなどのソーシャルメディアを介して発信することもできる。一人落ち着いて、縁側に座って、仕事することもできるだろう。】
【 農家民宿ゆうか庵。囲炉裏を囲み濃く赤く光る輪島塗/漆器の上には「能登の“そのへん”の里山里海で採れたものを化学調味料なしで料理」がのっている。】
能登に来たら宿泊と料理を楽しみたくなる農家民宿の第一候補だろう。
詳細はぜひ、ゆうか庵のホームページをみてほしい。
※農家民宿ゆうか庵は2021年8月末に休業した。
そんな感じで、田舎での土曜日は過ぎ、夕方からは穴水町のファミレス「ココス」で“私事(しごと)”をするぼくだった。
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