能登・穴水町岩車(あなみずまち いわぐるま)と関わりをもった人たちの移住が多くなりそうな予感がする2018年だ。
ぼくが知っている範囲で、時系列的に“ざっくり”紹介すると、まずは、木村聡(きむら さとし)さんファミリー・4人だ。
木村さんは長年、『特定非営利活動法人(NPO)田舎時間』と関わり、現在は「田舎時間」の副代表。ざっくり言えば、「田舎時間」とは、「都会のみんな!田舎でディープな作業体験を介して、田舎との交流や関係を深めよう!」という組織。年に4回、岩車にきて、農業や漁業体験の活動を行っている。
木村さんは2005年、穴水町岩車での「田舎時間」の活動に初めて参加。それ以来、能登との“交流”を深めている。
活動先・岩車の世話人は、穴水町議会議員の新田信明さん、半農半漁の河端さん一家。彼らと木村さんファミリーの交流は深い。木村さんたちにとって、彼らが能登の“家族”、「移住の“根本”は彼ら“家族”がいるから」と言っても過言ではないことだろう。ぼくら一家も大変お世話になっている。
「おぉ~木村さん、能登移住、やっとかぁ!」と、木村さんを知っている人は言いたくなるかと思うが、田舎移住含め、誰でも、将来に向けた新たな一歩を踏み出すときには“勇気”がいる。様々なことを考えてしまうわけだし、周囲であらゆることが起きたりもするため、“タイミング”というのもある。
大袈裟な言い方かもしれないが、この“一歩”は、本人たちにとって、人生を変えるような新たな動きで、踏み出した人にしかわからない感覚なのかもしれない。
木村さん一家の移住先は能登町宇出津(のとちょう うしつ)。
4月2日から、能登町の地域おこし協力隊の一員として、能登高校魅力化プロジェクト「鳳雛塾(ほうすじゅく)」にディレクター的な立場で携わる。地域おこし協力隊なので、今後関わる仕事は鳳雛塾だけではないそうだ。
ここまで話しておきながら、「えっ!?穴水町じゃないの?!」と思う人もいるかと思うが、小さな“能登”だ。『能登』を1つとして考えれば、みんな同じエリア。今後も岩車や、その他地域と関わりながらの暮らしとなることだろう。
木村さん一家は今現在(2018年3月29日)、能登町に向けて運転・移動中で、今日から能登町の新居に住み始める。
木村聡さんについては既に、田舎バックパッカーのホームページで紹介しているので、詳しくは以下記事を読んでほしい。写真含め、6ページの記事を載せている。
今回は「速報」とさせてもらうが、その当時、木村さんが宣言したとおり、2018年からの移住となった。
【都会と田舎 13年の交流】 東京のサラリーマン・グループ『田舎時間』、年4回の半農半漁 ボランティア作業で、奥能登の農山漁村と深い交流続けて13年間 – 継続の秘訣とは |
そして、もう1人は岩車への移住者・大堀悟(おおぼり さとる)さんだ。
彼の他に、元・パティシエ含め、数人の“仮住まい”的な人たちもやってくるだろう。彼についてはまた別途ブログ記事を載せる。
なんか、これから、能登の“田舎”は、面白いことになりそうな予感がする。
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