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選択肢を“冒険” 1971年発売の二眼レフカメラ写真の質が…スゴイ

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ヤシカ 2眼 yashika twin-lens reflex

アナログの昔ながらのフィルムカメラよりもデジタルカメラのほうが綺麗と思い込んでいる人たちが多いのかもしれないが、実はそうでもなさそうだ。

二眼レフカメラ ヤシカ Mat-124G

田舎バックパッカーの『クリエイティブ“田舎”ワークスペース』で映画脚本の執筆をしていたカナダ人のコナー・ジェサップの撮影機材はクラシック。

コナージェサップ さよなら ぼくのモンスター

カナダ出身の映画俳優・脚本家・監督 コナー・ジェサップ 『クリエイティブ“田舎”ワークスペース』で脚本執筆中

コナーが能登にいる間、クラシックな二眼レフで撮影、カナダ・トロントでデジタル化し、送ってくれた何枚かの写真を紹介したい。

コナーは、デジタルカメラも一通り使用、これから使用していきたいと思ったカメラは、「昔ながら」のクラシックタイプだ。

ニ眼レフ ヤシカ Mat-124G

【参考までに、この写真のみ元データをリンク。クリックすると大きな画像(解像度6967×6967)が表示されます。Photo Credit: Connor Jessup】

「この選択肢しかない」と勝手に思い込まず、今あまり目にしない「昔ながら」から「今の時代」までの選択肢を体感して、自身に合ったものを決める。

そのスタイル、いいよねぇ。

ニ眼レフ ヤシカ Mat-124G

Photo Credit: Connor Jessup

“田舎バックパッカー”のライフスタイルや旅も同じ。選択肢が豊富な時代…あらゆるものをみてから、自分に合ったものを決めたい

コナーが能登に持ってきたカメラは、二眼レフ「ヤシカ Mat-124G(80mm F3.5)」、もう一つは「ミノルタCLE」だ。「ミノルタCLE」に装着していたレンズはノクトン・クラシック40ミリ。両方とも、フィルムカメラだ。

コナーの映画撮影用のカメラもクラシックで、フィルムを使っているそうだ。コナー製作・監督の短編映画「Boy」の一部では、最新作の「スター・ウォーズ」撮影で余ったフィルムを活用したとのことだった。

一眼レフ フィルム カメラ ミノルタCLE ミラーレス

【フィルム一眼レフカメラ「ミノルタCLE」と、ソニーのミラーレス一眼レフカメラ「α6000」】

センサーの大小によって違うかと思うが、ぼくの印象では、デジタルは、デジタル撮影ならではのモアレ、“シャープ”な荒さ、カクカクした画質があるような気がする。

フィルムには、“柔らかさ”があり、色に荒さがないように見える。「自然な雰囲気」という感じなのかな。

両カメラとも、撮影するときにピックアップできる光や色の数が違うからだろうか。

フィルムをまだまだ使っている人がいるんだなぁ~っと思い、調べてみると、どうやら、映画業界では、フィルムを活用している人が増えているようだ。

クラシックなフィルムカメラは画像の柔らかさ、表現力など、コナーのように画質を支持する人も多い。

inaka backpacker japan

また、そもそものフィルムの“柔軟性”ある解像度を支持する人もいる。米Wiredなどのインタビュー記事によると、今年2017年12月15日公開予定の「スター・ウォーズ – 最後のジェダイ」はフィルムで撮影されたとのことだ。

デジタルカメラで撮影した写真は、●×●と上限が決まった解像度となり、撮影した解像度以上に画質を無理にあげようとすると、画像が荒れてしまう。

たとえば、極端な話しだが、一昔前のデジタルカメラの写真サイズ640×480を、無理に“ひっぱり”大きくしてフルHDサイズ1980×1080にすると荒れる。

その点、デジタルと比較すると、フィルムカメラで撮影したものは、元が高画質なので、将来的にデジタルリマスターして、映像を投写する機器に合わせることができるそうだ。

35ミリフィルムの1フレーム(1コマ)はデジタルデータの解像度で換算すると6K(約6144×3072)、70ミリフィルムは8K(約7680×4320)に相当すると言われているそうだ。

コナーが使っていた二眼レフは、80ミリなので…8K以上に相当する解像度にあげても大丈夫なのだろう。

inaka backpacker japan

実際、コナーから送られてきたのは、ぼくが使っているソニーのミラーレス一眼α6000を超える解像度6967×6967のデータに変換されたものだった。拡大しても、かなり細かいところまで見える。

ただ、フィルムの場合、フィルムへのカビやキズがつかないようにするなどして、劣化に気をつけて保管する必要がある。

inaka backpacker japan

また、フィルムカメラは、現像、デジタル化するにも時間と費用がかかる。

コナーは専用の場所へ行き、現像しにいくそうだ。その現像作業も好きで、「落ち着く」んだとか。

ニ眼レフ ヤシカ Mat-124G

Photo Credit: Connor Jessup

そもそも、人間の目はどこまでの解像度を認識することができるのか… 人によって違うのだろうが、ぼくの目では、フルHD、3K、4Kあたりが限界だろう。

いや…おそらくフルHDで十分以上な画質。単に脳が高画質=「綺麗だぁ」って知覚、感覚的なところで思い込んでいるだけの部分があるんだろうね。

ニ眼レフ ヤシカ Mat-124G

Photo Credit: Connor Jessup

それにしても、昔の古いカメラで撮影したようには見えないクオリティだなぁ。

ニ眼レフ ヤシカ Mat-124G

Photo Credit: Connor Jessup

connor jessup camera slr film

コナーが愛用しているもう一台のカメラ「ミノルタCLE」

ソニー α6000

ソニー α6000

中川結花子 畑 大根とったどぉ

「Photo Credit: Connor Jessup」と下に書いていない写真は、ソニーのミラーレス一眼レフ「α6000」とスマートフォン「Huawei Mate9」で撮影した画像。

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1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

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