2011.02: <九州>福岡県(小呂島)・長崎県(池島・五島列島)

day 83.2 田舎バックパッカー、五島列島・最北端の宇久島(長崎県)へ?! ~九十九島は?黒島はどう?“田舎度数”はどれくらいなのか…~

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201122日(水)今朝、ぼくらは炭鉱で栄えた長崎県 池島を出発し、さっき佐世保に到着したわけだが…ぼくらにとって佐世保は“都会っぽい”。ぼくらにとって、“田舎度数”が足らないのだ…。これではこれまでいた都内や鎌倉とそこまで変わらない、と感じたぼくらは次へと進む。


まぁ、そもそも次も島へと行くつもりではいた…

佐世保の観光案内所へ行くと、長崎には多くの島々があることを知る。九十九島(くじゅうくしま)など、特に佐世保の周りには島が多い。
島には、ん~…なんだろうか…ロマンがある…クール…自給自足…などのイメージがある。まだ、田舎の島巡りにこだわるぼくらだ。

パンフレットを手に入れたぼくらは、早速、次に行く島を選び始めた。

行き先を選ぶポイントは変わらず…1.聞いたことがない場所、2.“田舎度数”…である。
基本、帝国書院のをパッと見て、知らない場所を行き先として選ぶ。で、その行き先は大体、大衆に知られてない場所ばかりなので、“田舎”が多く、田舎度数が高い、というわけだ。

観光協会まで行って、パンフレットをもらい、行き先を決めようとするのは、今回が初めてだったかもしれない。(まぁ、協会へ行く前にまず地図を見ていたが…)

パンフレットを見ない…というのは、パンフレットがあるような場所は、パンフレットのような立派な資料がある=“都会的”というイメージがあったり、行き先のイメージが行く前に先行してしまい、自身の冒険心が若干弱くなってしまうわけだ。冒険心がないと旅はおもしろくなくなる

まぁ、それでも…長崎の島々へは行ってみたい。

取ったパンフレットから、まず気になったのは…“黒島(くろしま)”

長崎県 佐世保市 黒島のパンフレットから
「心の日曜日」、「みんなの居場所が、ここにある」のキャッチフレーズ

なにやら、黒島には、綺麗な天主堂「黒島天主堂」がある。ぼくらは、古風な教会の建物の雰囲気が好きで、そんな古~いレンガ作りっぽい建物がある島に惹かれる。長崎県佐世保市の黒島は、西海国立公園にも指定されている。209島から成る「九十九島(くじゅうくしま)」で一番大きな島。なぜ…99にしたのかは疑問である。周囲は、約12.5kmで、人口は650人(2005年)。

結構、広い島なのだが、バックパッカーなぼくらには、ほどよい大きさの島なのかもしれない。まぁ、公共交通機関がないところがつらそうだが…。スーパーは約5店ぐらいあるようで、食料の買い出しには困りそうにない。おそらくどこかの広場や公園で、火を使わなければ、テント泊もできるはずだ。

長崎県 佐世保市 黒島のパンフレットから
レンガ造りの教会…ぼくらはこんな古風な造りの建物が好きなのだ

そして、「リラックスしてるなぁ~」という印象を受ける生活スタイルの写真と、「みんなの居場所がここにある」というキャッチコピーから、温かみがある島に感じられ、黒島に惹かれるものがある。

まぁ、ともかく、ざっと、佐世保から行ける島々への交通費に目を通して見たが…

運賃は実に高く、所要時間は約1時間。これまでの経験から、約1時間かかる島は大抵1,000円を超える。1時間半から2時間かかるところは2,000円以上の運賃となるケースが多い。石川県の舳倉島も高かったが…長崎の島々も高額だ。船の燃料費も高額なので仕方がないか…。

まぁ、とにかく…ここまで黒島について語っていて…

ずっこける展開だが、結局…
五島列島へはいつか行きたい!」と思っていたことから、ぼくらは「ここまで来たらもう五島列島へ行こう!」となった。

五島列島の最北端の島から、南へと下り、五島の島々を巡ることにした。
長崎の西方に位置する“五島列島”は、名前から5つの島だけでなく、140の島々から成る。ここには、神社仏閣だけでなく、長崎ならではの隠れキリシタンにより建てられた古い天主堂(教会)も多い。佐世保港から沖合約70km、九州や日本海の最西端に位置する。

長崎県 宇久島のパンフレット(宇久町観光協会)から
こんな島らしい…


ということで、新たな行き先は、五島列島の最北端に位置する“宇久島(うくじま)”。五島の中でも、宇久島にまず最初に行く理由は、「五島にはいつか行ってみたい」という想いと五島列島の最北端にあるから順々に下れることからである。
“五島列島”と、よく良く耳にはしていたが、具体的に島の名前は知らなかった。宇久島が最北端にあり、その下に、小値賀(おぢか)上五島(かみごとう)福江(ふくえ)などの大きな島々がある。

まぁ、とにかく、宇久島が最も北にあるから、そこから下れば、一番効率が良いと思った。ただ、一つだけ、願うことは、“田舎度数”が強いことだけ。観光用のパンフレットを見ると、「立派なパンフレットがあるんだ…、都会過ぎてないかな…」という疑問がぼくの頭を過ぎってしまう。“田舎なのか”が心配になる。

長崎県 宇久島のパンフレット(宇久町観光協会)から
果たして、田舎な島なのだろうか…


さて、今回の九州旅だが、島から島への動きが大変スムーズだ。いつもだったら、最低1日はどこかの静かな駅や公園でテント泊をして、翌日、島への定期船の発着所がある港へと向かい、その日の午後 島に到着することが多かった。

ぼくらはこの日の午前中に、池島から本土(大瀬戸)へ戻り、その日中に佐世保へ行き、宇久島に到着することができる。

さて、これから宇久島へ向かう佐世保港のフェリーに乗り場へと向かう。佐世保駅から徒歩約5程度の場所だ。

宇久島へと向かう高速船/フェリーは、五島列島のいくつかの島々を経由する。最終が宇久島(港名は宇久平(うくたいら))。経由先に関しての船内の放送は、「港名」のみ。「島の名前」がアナウンスされない。島の名前が放送されると思い込んでいたぼくらは、港名を知らないので、どこの港で降りたらいいのか…わからない。まぁ、そもそも、ぼくらが島について事前に勉強していないことが問題なのかもしれないが、気軽に島へと足を運ぶ人たちもいるわけだ。

長崎県 宇久島のパンフレットから
「“スロー”というおもてなし」


そこまで多くの港を経由するわけでもないのだから、どんな人にとっても、わかりやすいように、例えば、「五島列島 最北端に位置する宇久島の宇久平港です」など、東西南北どこの島で、島に港が複数あれば、東西南北 島のどこに位置している港に到着するのかを、せめて、港名に枕詞(まくらことば)をつけてほしい。島に詳しい人たちにとっては問題ないかと思うが、ぼくらのように初めて五島列島に行く人たちにとっては、不親切な案内放送だと感じた。

そろそろ、宇久島に着くのだろうか。

さて、あと少しで1900になる…フェリーから見る外は既に暗い

テントを張る場所を見つけるのに苦労しないと良いが…

今夜到着する宇久島から…とんでもない出会いがぼくらを待ち受けていた…(続く




■宇久島や小値賀(おぢか)など、五島列島までの行き方は…こちら(バックパックや車での最適な行き方を近日アップします)

■黒島までの行き方は…こちら(近日アップします)

IKU - INAKA Backpacker

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1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

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