去年の今頃、つまもの“葉っぱ”ビジネス最大手で地方創生の代表例として知られる株式会社いろどりの新サービスに関する広報をサポートさせてもらった。
いろどりと言えば、おばぁちゃん・おじぃちゃんがパソコンやタブレットを使いこなし、料亭・食堂・居酒屋などが料理を彩るための“つまもの”を出荷している地域が徳島県上勝町(かみかつちょう)にある企業だ。今や、葉っぱの出荷で年収1千万円の“スーパー”おばぁちゃんがいるほど。
その全体的なシステムを構築し、“葉っぱ”で町を活性化、地元に「稼ぐ力」をつけたのが いろどりであり、諦めることを知らない代表の横石知二さん。
いろどりとぼくは2012年、バックパッカー旅の最中に出会ったので、もう6年の付き合いとなる。ぼくのブログでも頻繁に徳島県に関するストーリーが載っているが、その大半で、“葉っぱ”ビジネスのいろどりが登場している。
その地方創生/地域活性の代表例であるいろどりが、全国の他地域に対して、地方/田舎の現場でのノウハウと、システム導入・構築を包括的にサポートするサービスの提供を開始。
全国の農作物の生産者グループと仲卸向けの受発注システム『IRODORI(いろどり)』を共同開発、地方の現場を包括的にサポートする地方活性化サービス『生涯現役ネットワーク』の提供を2018年1月から開始したのだ。
いろどりが主体となり、顧客に「生涯現役ネットワーク」を提供し、沖縄のシステム開発 レキサス社が、サイボウズ社のプラットフォームを利活用して、「IRODORI」のカスタマイズや導入を行うというもの。
この一連のメディアに対する情報発信「広報」で、いろどり、サイボウズ、レキサスの広報をサポート。このサービスに関する情報を、いかに全国へとリーチさせ、営業へと結びつけるか、そこが今回の広報の役割だった。
サービスの詳細内容に関しては、作成した以下プレスリリースの内容を読んでほしい。
● そのときに作成したプレスリリースがこちら。「いろどり、サイボウズ、レキサス、全国の地方を包括的に支援する地方活性化サービス『生涯現役ネットワーク』を提供開始 |
広報アプローチに関する細かい手法に関しては、ここに載せないが、メディアとの駆け引き、取材設定、3社間の情報調整など、メディアの特性、メディアへのアプローチ方法を知らないと、広報が困難だったかと思う。
結果、1つの取材をベースに、今回のサービス内容について、数十紙の地方紙が大きな記事で取り上げてくれた。
そのときに広報サポートしたレビュー/評価をいろどりからいただいたので、以下に載せたい。
株式会社いろどりからの評価コメント広報をお願いしてどうでしたか?!
1. 広報を依頼してどうでしたか?また今後も依頼したいですか?
ぜひまたお願いしたい。プレスリリースからメディアへの営業、取材当日まで、全ての精度が高かった。
プレスリリースに関して、メディアの方がリリースだけ読めば経緯や事業内容が分かる内容にまで精度を高めてくれ、非常に助かった。
リリースの精度が高いと、その文章をメディアへ送るだけで、社内の稟議も通してくれるので、進行が非常にスムーズになった。
リリースを作る過程で、中川氏が何度もウェブ会議や電話会議を重ねてくれたので、私自身も思考の整理ができた。
メディアへの営業に関しても、リリースを送り付けるだけでは記事にしてもらえる可能性が低いことを教えてもらい、中川氏の人脈を活用し、メディアの方と直接会ってリリース内容を説明したことにより、全国各地の紙面で、大きな記事で取り上げてもらうことができた。
メディアへの情報公開方法に関しても、中川氏から記者会見・個別取材・メディアキャラバンなど数種類の提案をいただき、今回は個別取材の方法をとったことが功を奏し、全国の紙面で取り上げてもらうことに成功した。
メディアへの一連のアプローチが非常に素晴らしかったために、掲載メディアの方から「活動を追い、今後も記事にしていきたい」と言ってもらうことができ、継続してメディア露出ができる可能性ができた。
2. 田舎/地方の事業主/ビジネスが「広報」を依頼すべき理由
広報は最強の営業ツールであると考えている。
地方に拠点を置く中小零細企業にとって、都心部や全国各地へ自費で営業に行くことは、経営的に大きな負担になる。
広報を効果的に打つことによって、幅広く活動を告知することができ、弊社の活動に興味があるお客様から連絡をくれることは、非常に効率が良い営業になる。
実際に今回も5地域からお問い合わせをいただき、2地域と実際に連携が開始している。
3. 既に多くのメディア露出がある いろどりが、なぜ広報を依頼したのでしょうか?田舎の事業主/ビジネスが「広報」を依頼すべき理由とは?
地方の活動は、継続的に広報をしないと、世間から忘れ去られてしまう。
弊社の活動は、地方の小さな活動事例なので、なにもしなければ世間から忘れ去られる。
世間からの知名度や注目度は、活動の推進力や営業力に大きく影響してくるので、継続的にメディア露出が図れるように意識している。
● 株式会社いろどりからの広報に関するレビュー/評価の投稿
ちなみに、株式会社いろどりの元取締役 大畑悠喜さんは2018年11月、長年のいろどりでの経験や実績をベースに、個人事業主として独立。
日本全国の農産物及び農産地と、東京の購買者をつなぎ、農業に従事する高齢者を、上勝のおじぃちゃんやおばぁちゃんのように元気になってもらうことを目標に、あらゆる面での“つなぎ役”/“ハブ”となれるよう、千葉県をベース拠点にして、事業を開始した。
ぼくは今後も、あらゆる手法で、世の中に田舎/地方に関する情報を発信していく。
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