2011.02: <九州>福岡県(小呂島)・長崎県(池島・五島列島)

day 81.5 長崎県 池島 海面下650mの炭鉱世界を“マンベルト”や“ドラムカッター”で… ~採炭掘進の給料は…~

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2011131日(月) – さて、少し炭鉱の具体的な話しだ…

採炭された石炭は、ベルトコンベアなど様々な運搬技術で島の集荷場所に運ばれる。

主に、全国の火力発電所製鉄所セメント工場などで使用されていた。ちなみに、石炭運搬の積込能力は毎時500トン、5,000トンで石炭運船に積込が完了するまでに10時間かかっていたそうだ。

定員81名・最大運転速度毎秒10mの炭鉱の“巻き上げ機”(地下へのエレベーター)は、地下721m海面下650mの距離を、100秒で運行していた。

長崎県 池島 マンベルト
長崎県 池島炭鉱 高速人車(じんしゃ)
その後、炭鉱坑道5.6km高速人車が運行。高速人車は定員98名、最高時速50kmで動く。採炭区域までは“マンベルト”(人を乗せるベルトコンベア)が設置されていて、毎分100mで運行するなど、坑内での人員輸送の技術も進化していった。まさに地下の迷路だ…

長崎県 池島炭鉱 ドラムカッターで採炭切羽…炭鉱を掘る…掘る…
長崎県 池島 掘る技術…ドラムカッターも進化する
採炭機はドラムカッターを使用する完全機械式採炭方となっている。1日最大4,0008,000トンの原炭を生産した。運搬用列車の石炭運搬量は約130トン、3列車が稼働していた。

ベルトコンベアなどを安全に運転するために、集中監視室で、テレビ監視、遠隔制御、ガス情報、人員輸送の運行情報をリアルタイムでモニター表示されるなど、安全にも万全を尽くしていた。1983年には、救護隊もつくった。
最盛期の1985(昭和60年)には、出炭量が過去最高の153万トンを記録。閉山までの49年間の出炭量は4453.7万トン、坑道延長は96kmだった。
ちなみに、1935年(昭和10年)三井松島は、松島の次に、松島の北部に位置する大島での開坑を始めたそうだ。1961年(昭和36年)大島坑内で発生するメタンガスを再利用した日本初の発電所大島ガス発電所)が完成。
こんな大昔にメタンガスの再利用による発電があったとは…
これも驚きだった。

長崎県 池島 大島のメタンガス発電所 日本初
で、こんな小さな池島だが、当時いくらぐらいもらっていたのだろうか?そんなことも聞いてみた。

当時、全盛期だったころ、採炭掘進担当が手取り6070万円の給料。特に、先端で炭鉱を掘る採炭・掘進担当の給料が高かったそうだ。今でもすごい給料のように思えるが!当時でこの高額はすごいなぁ…
まさか、小さな池島でこんな大きな産業があったとは…驚きである。続く

<次回のエピソード『day 81.6長崎県 池島 約40棟の“歩けない”アパートたち』>


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1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

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