2010.12: 四国の島々と田舎町<沖の島・日振島・伊島><神山町・上勝町>

day 49 高知県 旅人に慣れている四国 ~道の駅「すくもサニーサイドパーク」へ~

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20101213日(月) – ぼくらは昨晩、奈半利駅(なはりえき)でテントを張って寝た。北海道の函館へ以前、旅をしたとき、テントを張った時も町中だったが、今回も…またもすごいところにテントを張って、一泊してしまった。今日は雨なので、移動日にする。向かう先は宿毛(すくも)。

駅にテントを張っているにもかかわらず、今朝はリラックスしすぎで、いつもより遅い時間までテントで寝てしまったぼくらだった。

「四国には、お遍路さんのシステムがあるので、リラックスしてテントを張れる」と、ぼくの旅の経験上、そう思っている。昨日は、一人のお遍路さん、自転車で四国を回っていた鳴嶋英雄さんと出会った。お遍路さんは至る所に、テント張って、四国八十八箇所巡りをしている人が多い。

「四国にはお遍路さんや旅人が多い」から「みんな旅人慣れ」している。マナーはもちろん大切だが、四国を旅していると、そんな考えが、ぼくの中にうまれてくる。

これは四国を歩いてバックパッカー旅をしていないとわからない感覚だろう。

しかし、今日はよく考えると月曜日で、おそらくサラリーマンや学生の通勤が多いはずだ。テントの上から「トコトコ」と通勤で走る人たちの足音が聞こえるにもかかわらず、ぼくらは9:00ごろまで寝てしまった。荷物をまとめ、奈半利駅を出発した。

今日は、天気予報どおり雨だ。こんな雨の日は、散策しにくいので、移動に時間を費やす。

奈半利駅の次 田野駅で途中下車。昨日食べたかんば餅が美味しかったので、田野駅にあったお店で、お土産として、かんば餅を購入した。ぼくらが、お土産を買うなんて珍しい…

そして、引き続き電車に乗って、高知、窪川、中村(四万十)を経由して、宿毛に入った。

中村駅には、グッドデザイン賞を受賞した駅の待合室があり、Wi-Fiのスポットが整備されている。そこで、しばらくインターネットを使って、宿毛行きの電車を待った。

高知県 中村駅で宿毛行きの電車を待つ
At Nakamura Station in Kochi Prefecture, we waited in a Good Design Award winning and Wi-Fi-installed waiting room until a next train to Sukumo Station. 

宿毛に到着しても、雨はまだ止んでいない。しかも結構な大雨である。以前も書いたが、雨の日にテントを張るのは厄介なのだ。前日と同じように、雨の日は、できるだけ屋根付きのスポットにテントを張りたい。

宿毛駅周辺にはお店が多く、結構な都会だ。公園や広場がなく、屋根付きのスポットはない。人に聞いてみると、ここから一番近いところでテントを張れそうな場所は、国道321号線沿いの道の駅「すくもサニーサイドパーク」。そこに、お遍路さん用の小屋が建てられている。

宿毛駅から車で約10分。ありがたいことに、駅で「道の駅」について聞いた夫婦が、「そこまで乗せてあげるよ」と言ってくれ、言葉に甘え、道の駅「すくもサニーサイドパーク」(高知県宿毛市坂ノ下1023-44(国道321号沿い)へと向かった。

どんなお遍路さん用の小屋なのだろうか。

高知県 宿毛 道の駅「すくもサニーサイドパーク」 (翌朝撮影)と
そこに建てられたお遍路さん用の小屋。
下に置いてあるのはぼくらのバックパック
There are lots of huts for Shikoku Henro* in Shikoku island. At a Road Station “Sukumo Sunny Side Park” in Sukumo City, Kochi** Prefecture Japan, there is a hut for Shikoku Henro (Photo taken on the next day).
People in Shikoku are very kind and very used to travelers, because there is “Shikoku Henro (Shikoku Pilgrimage)” system. “Shikoku Henro” is associated with Kukai or Kobo Daishi, the Buddhist monk master who propagated the Buddhist teaching in 800s. There are 88 Shikoku Henro pilgrimage temples where Kukai (said to be) visited as his Buddhist teaching training. Since Kukai visited the 88 temples, Shikoku Henro journey is very popular among travelers (tourists, campers, bicyclist, bikers, etc). Travelers who visit 88 temples are called “Ohenro san.”
Because there is “Shikoku Henro,” there are so many huts for “Ohenro san” travelers in Shikoku. “Sukumo Sunny Side Park” hut is just one of them.

海岸沿いなのだろうか、道の駅「すくもサニーサイドパーク」周辺は、いつもより暖かく、少し湿気がある。

小屋は、2階建てで屋根だけがついて、四方には壁がない。それでも、屋根はあったので、横風が激しくなければ、雨は何とか防げる。屋根があるだけで嬉しい条件の小屋だ。乗せてもらった夫婦にお礼を言って、とりあえず、小屋に荷物を置いて、道の駅「すくもサニーサイドパーク」を散策してみる。

高知県 宿毛 道の駅「すくもサニーサイドパーク」に
設置されている遍路案内図 (翌朝撮影)
A Sukumo map of “Shikoku Henro*” at a Road Station “Sukumo Sunny Side Park” in Sukumo City, Kochi Prefecture Japan (Photo taken on the next day).


まず、トイレの場所を確認。あたりには、いくつかのお店があった。ぼくらがここに到着したのは19:30頃で、営業していたのは、お好み焼き屋さん「もくもく屋」だけ。

この「もくもく屋」のオーナー夫婦が、旅人に優しい人たちなのである…(続きは


高知県 宿毛 道の駅「すくもサニーサイドパーク」から見える
太平洋と綺麗な青空(翌朝撮影)
The Pacific Ocean by a Road Station “Sukumo Sunny Side Park” in Sukumo City, Kochi Prefecture (Photo taken on the next day).


*In Shikoku, there is “Shikoku Henro (Shikoku Pilgrimage)” sytem which is associated with Kukai or Kobo Daishi, the Buddhist monk master who propagated the Buddhist teaching in 800s. There are 88 Shikoku Henro pilgrimage temples where Kukai (said to be) visited as his Buddhist teaching training. Since Kukai visited the 88 temples, Shikoku Henro journey is very popular among travelers (tourists, campers, bicyclist, bikers, etc). Travelers who visit 88 temples are called “Ohenro san.”
**Kochi Prefecture is located on the southwestern part of Shikoku*** island in Japan.
***Shikoku island (4 prefectures / provinces including Tokushima, Kochi, Ehime and Kagawa) is the smallest of the four main islands of Japan, located south of Honshu and east of the Kyushu island.


続きは

<前回のエピソード 『day 48.2 高知県甲浦から室戸岬を経由して、奈半利へ ~駅で初めてのテント泊~』>
<次回のエピソード 『day 49.1 高知県 宿毛 道の駅「すくもサニーサイドパーク」 “優しい旅人哲学”をもつお好み焼き屋『もくもく屋』の平田秀美さん』>

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1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

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