2011.02: <九州>福岡県(小呂島)・長崎県(池島・五島列島)

day 86.2 ぼくらと同じ湘南エリア出身の移住者との出会い 五島列島・小値賀(おぢか)で ~小値賀で就農した“ぶうさん”のパートナー 美保さん~

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201125日(土) – 1600ごろ、小値賀(おぢか)の柳港(やなぎこう)に到着。同じ船に乗っていた親切なおばさんが、ぼくらと酔っぱらっていたおじさんを乗せてくれ、小値賀の笛吹(ふえふき)の小値賀町役場周辺で、ぼくらを降ろしてくれた。


到着早々、ぼくはとりあえず、トイレに行きたかった。役場があったが、今日は土曜日。建物の雰囲気は閉まってそうだ。

近くまでに行くと、役場の入り口の自動ドアを掃除している人たちを見かけた。

「おっ!誰かいる。ちょっと行ってくるわ。トイレを使わせてくれるかもしれない」と結花に伝え、バックパックを担ぎなら走って、役場の建物へと向かった。自動ドアをノックすると、外を背に奥の自動ドアを拭いていた女の人が、「あ!びっくりした!!」と大声で叫び、ノックしたぼくを、口を開き、かなり驚いた表情で見る。

五島列島 小値賀(おぢか)(西海国立公園)に到着
明日から小値賀散策を開始する。とりあえず、テント泊ができる場所を探す
今晩のテント泊…これまでにない場所にテントを張ることになる…
(続きは次のエピソードで)


トイレを借りてもいいですか?」と尋ね、トイレに行く。

軽くノックした程度だったと思ったが驚かせてしまった女の人は、神奈川県平塚出身の美保さん。ぼくの地元である鎌倉のすぐ近くだ。「遠く離れた五島列島の小値賀で何をしているのだろう」と思い、トイレから出て話を聞いてみた。ぼくらの旅の理由、これからテントを張る場所を探していることを伝えた。「公園なら近くにあるわよ」と場所を教えてくれた。


美保さんは現在、美保さんのパートナーの“ぶうさん”こと、今田光弘(いまだみつひろ)さんと小値賀に住んでいる。 ぶうさんは8年前、小値賀町担い手公社(にないてこうしゃ)に申し込んだ。この担い手公社の下、2年間賃金をもらいながら農業のノウハウを教わり、小値賀で就農した(就農するには計5年かかるそうだ)。美保さんは、約3年前、小値賀に移住した。
美保さんは、パートナーのぶうさんさんと一緒に“自給自足的”な生活をしているとのことだった。

二人とも平塚出身。ぼくらは“自給自足”生活に興味心身。
ぶうさんは、自給自足や島暮らしに憧れ、小値賀で就農・移住を決めた。
その背景には、ボーイスカウトがあるらしい。ぼく自身もボーイスカウトだった。

ボーイスカウト”、“自給自足”、“島暮らし”と、これらキーワードは、ぼくの興味を更に沸かせた。今すぐにでも会ってみたい…

ちなみに、小値賀では、2,500円の漁業権を取得すると、個人が漁をすることができるそうで、“海の幸”自給自足生活スタイルもある。


この島では、食べることに困らない。海で鯵(アジ)が釣れたり、畑で野菜を採ったり、いろいろな食材がみんなにまわってくる。 しかし、光熱費や保険などを支払うための現金収入は必要不可欠なので、美保さんは市役所で働いている。現金は必要だが、「見方によっては、豊かな暮らし方」だ。

そんな生活スタイルに憧れている。
「おもしろそうですね。是非、お話を聞かせてください!可能でしたら、明日にでも伺わせて下さい」と、美保さんにお願いして、お互いの連絡先を交換した。

五島列島 小値賀の“名物・結花子おじさん”と遭遇・・・


しかし、この島では、ソフトバンクの携帯がつながらないので、念のため、地図でぶうさんと美保さんの家の場所を教えてもらった。(ちなみに、この島では、ドコモ、AU、ソフトバンクの携帯電話がつながるが、ソフトバンクは、笛吹のフェリーターミナル付近でしかつながらない)

別れ際…「あっ!ちょっと待って!お酒飲める?」と質問されるどうやらぶうさん宅では、お酒が飲めることが重要のようだ。ぼくらもお酒が大好きなので、これについては全く問題なしだ。

※ということで、ぶうさん、美保さんとの楽しい田舎生活スタイルのお話しは、数日後のエピソードで紹介します。

「近くにきたら、『浜津(場所名)のぶうさん、もしくは今田さんの家はどこですか?』と聞けば、その辺の人たちが場所を教えてくれるわよ」と美保さんから言われ、ぼくらは今夜、テントを張れる場所を探しに、歩き続けた。

この後、“警察官”との出会いがぼくらを待ちうけていた(続く



<次回のエピソード 『day 86.3 “交番でテント泊交渉… 五島列島の小値賀で 成立なるか…!?』>

IKU - INAKA Backpacker

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1979年1月生まれ、東京生まれ鎌倉と米オレゴン育ち。鎌倉の中学校卒業後、オレゴン州の高校と大学を卒業。現在、石川県鳳珠郡穴水町岩車在住。ソニーやPR会社で広報業務に約10年間携わり、2010年10月、ライフスタイルの選択肢を増やすべく、日本の田舎/地方を中心に、テント・寝袋・自炊道具などを担いだバックパッカー旅を開始。以後2年半にわたり旅を続ける。「テント」ベースから、2012年5月以降は「バン」ベースのバックパッカーになりバンライフ開始。2013年5月、人口約100人の限界集落 能登半島・石川県穴水町岩車に移住。現在は、「田舎への旅」と「田舎でのライフスタイル」の二つを軸に、田舎旅やライフスタイルの情報発信、都市部の人たちが能登の暮らしを体感できる「“ざっくばらん”な田舎ライフスタイル体験」の提供を行なうほか、東京のスタートアップ/ベンチャー企業、移住先・能登や静岡県の中小企業の広報サポート、地域活性プロジェクトサポートにもリモートワークで従事。また、ブログやウェブ制作、写真、執筆活動なども行なっている。移住先で自宅がある岩車の隣の地区 穴水町川尻では、シェアハウス・サテライトオフィスなど多目的・多機能の「田舎バックパッカーハウス」、そこに併設する“住める駐車場”であり長期滞在可能な車中泊スポット「バンライフ・ステーション」も運営。現在、東京の“バンライフ”のCarstay(カーステイ)で広報責任者として関わりつつも、静岡県島田市で幻のきのこ“はなびらたけ”「ホホホタケ」を生産する大井川電機製作所、石川県輪島市では国産漆だけでアート作品をつくる“芯漆(しんしつ)”の山崖松花堂などの広報を担当する。移住先・石川県穴水町岩車で育てられた牡蠣の販売もサポートする。

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