田舎暮らし開始して約10年が経つ、田舎で古民家借りたら、大体、大きな庭や畑がついてくるため、そこの草刈りは絶対。草がぼうぼうとなれば、やぶ蚊も増える、農作物の収穫も大変だ。
「田舎暮らし=草刈り」は当たり前の方程式なのだ。
草刈ったあとのすっきり・さっぱり感があって、ぼくは草刈りは好きなほう。草が長くなり、ぼうぼうになった草刈りは大変なので、草は短いうちに刈りたいところ。だが、ついつい、「明日草刈るか・刈るか」と、草も時間ものびのびとなり、草の密度が大変なことになり、刈るのに一苦労。
春~秋にかけて、草は1週間ぐらいで、「えっ!?この前刈ったばかりなのに、もうこんなに長くなったの?!」と草の成長には驚かされる。
そんなこんなで、草刈り歴は、石川県穴水町に移住後からなんで約10年。アメリカ・オレゴン州にいた時は、押す・プッシュタイプの草刈り機を使って、ほんの少しだけ、草刈りを手伝っていたが、田舎移住後は肩からかけるタイプの草刈り機を使っている。
草刈り歴約10年だが、この日、草刈りをしているときに、初めて足の指を切ってしまった。
畑と畑の間にある傾斜の草を刈っているときに、草刈り機の跳ね返り“キックバック”があり、長靴と靴下を貫通、そのまま刃は指の肉をスライス。痛かったが、冷静に冷静に… なんとか家へと戻り、すぐに水で洗って消毒、なんとかなった範囲。
最高に美味い蕎麦屋「そばきり 仁」の店主・小林仁さんの軽トラックに乗せてもらい、穴水総合病院の夜間診療へ。
病院の先生によると、深さ2センチほど。
草刈り機で切ったにもかかわらず、血はほとんど出なかったが、穴水総合病院によると「少しは血が流れたほうが、草刈り機の刃についた土や歯、ばい菌が流れて良かった」そうだ。
縫わなくてもOKで、ほんの5分程度の応急処置的な治療で終了。
自分の体なので、なんとなくわかったのか「足指は痛いけど治るだろうなぁ」とそこそこ楽観的な自分。
初めての時間外の夜間診療なので、足よりも「一体、治療費はどのぐらいかかるのだろうか…」のほうがちょっと心配だったが、看護婦さんによると、「5,000円程度でお釣りがくると思いますよ」とのことだったので、その程度であれば少し安心。
まぁ相変わらずポジティブに対応したこの日だった。
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